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業務システムからコンシューマ系へ転職する一番簡単な方法

2016年9月3日に投稿 → に更新 キャリア アフィリエイトリンクを含みます

コンシューマ系Webサービスを開発する男性

「業務システムつまらなすぎ、コンシューマ系行きたい!」
「コンシューマ系の方が新しい技術使ってて技術レベル高そう…」
「コンシューマ系の方がエンジニアの地位が高そうだし、待遇も良さそうだよな…」

業務システム開発の仕事ってつまらないものが多いですよね。業務をモデリングしてうまくシステム化する面白さはありますが、単にお客さんの御用聞きみたいな仕事が多いのも事実です。

それに保守的な職場も多くて、新しい技術を使おうとしたら、「何かあったらどうするんだ?実績はあるのか?」などと言われて、昔ながらの非効率な技術を使い続けなければならない場合もよくあります。

私は10数年業務システム開発の仕事を経験後、コンシューマ系サービス開発へと転職することが出来ました。

そんな経験を踏まえて、今回は「業務システム開発からコンシューマ系へ転職する一番簡単な方法」を紹介します。

コンシューマ系の壁?

私は今までに3度転職しているのですが、結構キャリアの早めの段階からコンシューマ系への転職にトライしていました。

私のキャリアはIT系の専門学校を卒業後、学校にあった求人票から適当に選んだ零細SIerに入社しました。
給料が安かったので経験4年半ほど勤めて転職しました。

当時の年齢は25歳で、サイバーエージェントとかWebサービス系の会社を何社か受けましたが、いずれも落選でした。

その時は大手SIerに受かり入社しました。

その後、年収も順調に伸びたのですが、リーマンショックの時に70万円年収がダウンしたので再び転職活動をしました。

この時もサイバーエージェントとかWebサービス系の会社も受けたのですが、いずれも落選でした(´;ω;`)ウゥゥ

・・・つうかサイバーエージェント俺のこと落とし過ぎだろ!!!?

というのは置いておいて、この時は流通業系のIT子会社に入社しました。流通業なのでコンシューマ向けもありましたが、いわゆるWebサービスとかゲームみたいなエンターテインメント要素のあるものではありませんでした。

業務システム開発から、いけてるコンシューマ向け開発への転身はなかなか壁があるようです。

しかし、続きがあります。

フリーランスになったら楽勝で入れた

以前別の記事でも書きましたが、3社目に入った流通系IT子会社が洗脳ブラック企業だったので2か月半で退職して、その後2年間のニート期間を経て、フリーランスのITエンジニアになりました。

家電系のECサイト開発に参加後、UnityとC#を独学してスマホゲーム開発のプロジェクトに参画しました!
完全にコンシューマ系だし、ゲームなので100%エンターテインメントなソフトウェアです!

しかも、中途採用面接で散々落とされまくったサイバーエージェントの案件だったのです!!

これ、すごくないですか?正社員の求人では2度落とされた会社にフリーランスでなら、簡単に入れたんです。

まぁ、「簡単に」っていうのは多少語弊があって、受かるために個人で作ったゲームを見せたりして、スキルをアピールしたりはしましたけど、面接は一回ですし、正社員で入るよりはずっと簡単なことは間違いないでしょう。

とはいえ、「おれはフリーランスではなく、正社員になりたいんだ」という方もいるかもしれません。
それならば…、

フリーランスで仕事して信頼を得てから正社員採用してもらおう!

企業からすると、正社員採用というのはとてもリスクがあります。
雇ったはいいけど、その人が期待した仕事をしてくれるかは分からないですし、期待外れだったからと言って、すぐ解雇することも出来ません。

それに比べてフリーランスならば、期待外れだった場合、契約期間を過ぎたら、契約更新しなければ、その人員を切ることが出来ます。

ですから、フリーランスの方が採用しやすいわけです。

これを逆手にとって、まず入りやすいフリーランスでプロジェクトに参加して、そこで実績を上げ、信頼を得た段階で、仲良くなったチームのメンバーなどに、

「社員になりたいんだけど、推薦してくれないかなぁ?」

って頼んだら、喜んで推薦してくれると思います!

この方法の方が、普通に正社員募集の求人に応募するよりもずっと簡単に入社できると思います。

とはいえ、フリーランスになるのって難しそうって不安があるかもしれません。でも実際は全然簡単なんです。

エージェントに登録するだけで案件を紹介してもらえる

「フリーランスって人脈がないと仕事がもらえないんじゃないか?」って思われがちですが、全然そんなことありませんでした。

ギークスジョブみたいなWebサイトに登録して、自分のスキルとやりたい仕事を伝えるだけで、希望に合ったプロジェクトを紹介してくれます。
言ってみれば、転職エージェントのフリーランス版みたいなものです。これらのエージェントは紹介料として企業から手数料を取っているので我々エンジニアは無料で仕事を紹介してもらえます。

確定申告とか大変そうって思わる方がいるかもしれませんが、

確定申告は思ってたよりずっと簡単

確定申告って、収入とそれにかかった経費を申告するものです。

収入はエージェントから銀行に振り込まれた金額を合計すればOKです。
経費は交通費とかPCを買ったり、仕事用の衣服などを買うのにかかったお金を経費として計上するわけですが、確定申告用のExcelテンプレートがあるので、そこに入力すれば自動的に合計金額を出してくれます。あるいは、MFクラウド確定申告とか使えばさらに簡単です。

それを2月になったら、国税庁の確定申告書等作成コーナーっていうホームページで入力すると、

  1. 所得税金額が表示されるので、銀行や郵便局で支払う
  2. 確定申告の書類がPDF出力されるので、印刷して税務署に郵送する。

全然簡単ですよね!フレームワークの仕様を調べる方がずっと難しいくらいです。ITエンジニアって手順を調べるリテラシー高いですから、一般人にとって難しいとされてる確定申告も私達エンジニアの手にかかれば容易い作業なんです。

そんなわけで、フリーランスに興味がわいた方はギークスジョブを見てみてください。サイト上で案件の検索もできるので、どんな仕事があるのかとかイメージしやすくていいと思います。

試しに登録してみて、会社員を続けながら、案件の面接を受けて、受かったら会社を辞めてフリーランスデビューって手もあるので、それならノーリスクですしね。

そんなわけで、「フリーランスを経由して、入りたい人気企業に入る」という裏技をぜひ使ってみてください!

それでも、「やっぱりフリーランスは不安だなぁ」という方は派遣社員になるという手もあります。

派遣社員というと低賃金、派遣切りなどのネガティブなイメージを持たれがちですが、ITエンジニアの派遣社員は給料も高いですし、仕事はフリーランスと同じように選べるので、実はとても良い選択なんです。

かつ、確定申告や健康保険、年金などの税務処理を所属会社がやってくれるので、正社員とフリーランスのいいとこ取りなんです。

なので、フリーランスもいいけど、ちょっと不安だなぁという方は、まず派遣社員になってみるのもいいと思います。

パーソルテクノロジースタッフに登録すれば、かんたんに派遣社員になれるので、ぜひトライしてみて下さい!