プログラマSEの働き方『正社員、フリーランス、派遣社員』ベストは?

      2017/01/23

プログラマーSE 正社員 フリーランス派遣社員 ベストな働き方は?

現在、ITエンジニアの多くは会社員として働いているケースが多いかと思います。

私のキャリアのスタートは会社員でした。11年会社員で仕事して、その後フリーランスになりました。

私の場合、会社員時代は正社員だったので、派遣社員(契約社員)はやったことがないんですが、最初に入った会社の先輩に派遣社員をやってる人がいるので、その先輩から聞いた話も交えて、正社員、フリーランス、派遣社員それぞれのメリットデメリットを含めて、どれを選ぶべきかの判断材料を紹介します。

フリーランスだって安定感あるよ

正社員の良いところは、「安定していること」と言われていますよね。

「フリーランスなんかになって、仕事なくなったらどうするんだ?」

こんな心配している方も多いかもしれませんが、実際なってみると、それらが杞憂であったことがわかりました。

フリーランスになるのって、難しいイメージがあったんですけど、まず仕事内容は会社員の頃とほとんど変わりません。

特に受託開発や客先常駐で仕事をしている人にとっては、会社員もフリーランスも全く同じ仕事内容になります。

客先常駐の仕事って普段の通勤は、自社のオフィスではなく、顧客企業のオフィスになりますよね。

フリーランスも同じです。フリーランスにとって自社はないので、参画するプロジェクトをやっている企業のオフィスに通勤することになります。

感覚的には会社員時代の客先常駐の仕事と同じです。

仕事の安定度の話ですが、フリーランスに仕事を紹介してくれるエージェントに登録して、

「私はこういうスキルを持っていて、こういう仕事をしたいので、そういう案件を紹介してください」

と伝えると、該当する案件を紹介してくれます。案件は常にたくさんあるので、仕事に困ることはありません。

よほど、特殊な滅多にない案件とかでない限り、案件はいくらでもあります。業務システム、Webサービス、スマホアプリの開発のようなメジャーなジャンルであれば、いつだって仕事があります。

ですから、仕事の安定という意味では十分です。

やりたい仕事をしたいよね

会社員のデメリットは仕事を選べないことです。

会社によっては社員の希望を聞いて、それに沿った仕事が出来るように配慮してくれる会社もあるとは思いますが、多くの場合そうではありませんよね。

私がいた会社も基本的に、担当してたプロジェクトが終わると、上司から「次はこの案件に入ってくれ」と言われて、二つ返事で次のプロジェクトへ入るだけでした。

すると、「次こんな仕事をしてみたい」っていう発想自体がなくなってしまいます。私自身そうでした。「こんな仕事をしてみたいな!」という能動的な気持ちはなく、「炎上しそうなプロジェクトは嫌だな」とか「楽な案件だといいな」というふうに仕事に対して消極的な姿勢になっていたんです。

それがフリーランスになったら180度変わりました。「今まで業務システム開発やってきたけど、今はゲーム開発に興味があるので、ゲーム系の案件紹介してください」と言えば、紹介してもらえるんです。

独学から仕事に繋げる方法

実務経験のない分野でも「独学でこういう技術を身につけたので、これらを使える案件ないですかね?」とエージェントに相談すれば、そういう案件を探してくれて「実務経験がない分を補うために、面接では独学でここまで学んだという点をアピールしていきましょう」などとアドバイスをしてくれます。

私の場合、会社員時代は業務システムをJavaで開発する仕事がほとんどでしたが、フリーランスになってからはWebサービスやスマホゲームの案件に参加しました。

業務システム開発とWebサービスはWebアプリケーションという意味で同じ技術を使っているのものですが、スマホゲームは明らかに異なるスキルを必要とします。言語もアルゴリズムも全く異なります。それでも、やれば出来るものです。

私が独学したのはUnityというゲームエンジンの技術です。Unityはスマホゲームの開発でよく使われています。ゲーム開発というと、すごく難しいイメージがありますが、Unityを使うと、IDE上で3Dモデルのを配置や、様々な設定が出来て、コードなしでもかなりの部分まで作れます。コードも言語がC#なので、覚えるのも簡単ですし、ミニゲームであれば、少しのコードでゲームを実装できるんです。

ひと目見た瞬間から、「これなら自分でもゲーム作れそうだな!」と思って趣味で始めて、ある程度出来るようになったので仕事でもやってみたという感じです。

趣味で作ったゲームをネット上に公開して、職務経歴書にも「プライベートでこんなゲームを作りました。URLはこちらです。」と書いてアピールしました。

「ゲーム開発の実務経験はないけれども、これくらいのゲームを作れますので、ぜひ雇って下さい」

というアプローチです。やる気だけをアピールするよりも実際に作ったものを見てもらったほうが断然評価されますから、この方法はとてもおすすめです。

これが会社員だったらはこうは行きませんよね。

会社で業務システム開発の仕事をやってて、担当プロジェクトが終わった時に

「実は私、独学でUnityを学んでいるので次はゲーム開発の案件に入りたいんですけど」

と上司に言ったところで、「そんな仕事ないから」と言われて終わりです(笑)

そんなわけでフリーランスになると、仕事を選べるという大きなメリットがあるということです。

続いて、派遣社員ですけど、世間一般的にはあまりいいイメージがないですよね。

ITエンジニアの派遣社員はおいしい?

「派遣切り」みたいな言葉とかもそうですが、なんていうか、派遣社員の一般的イメージって、「給料が安くてこき使われて、いつクビになるかわからない」みたいなイメージですよね。

ところが、ITエンジニアの派遣は、時給も高いですし、仕事を切られることもほとんどありません。

むしろ、そろそろこの仕事飽きたから辞めよっかなと思って、契約終了にしようとしても「もう少し働いていただけないですか?」と引き止められることの方がほとんどです。引き止められても、やめることは出来るので心配はいりません。

この背景には、「ITエンジニアが足りない」、正確に言えば、「ふつうにちゃんと仕事ができるITエンジニアが足りない」という状況があります。

エンジニアの仕事って、ソフトウェアの専門知識が入りますし、何より根気がいりますよね。ですから、案外ふつうに仕事が出来るエンジニアって少ないものです。

仕事が進んでないのに誰にも相談しないで抱え込んで、ある日急に会社に来なくなる人とかたまにいますよね。

ですから、「ふつうに仕事ができる」だけで引く手あまたなんです。

そのため、工場や事務職の派遣社員などとは全く状況が異なります。

フリーランスと派遣、儲かるのはどっち?

フリーランスと派遣でどちらが時給だったり単価的なものが高いかというとフリーランスの方が高いです。

フリーランスで例えば、ひと月に60万円の単価で契約した場合、企業から60万円の報酬を受取り、そこから所得税、住民税、健康保険、年金などの税金を払います。

派遣社員の場合はこれらを差し引いた金額なので、その分安くなるわけです。これらの税務処理を所属会社がやってくれます。フリーランスだと自分でやらなくてはならないので、そういう意味でも派遣社員はメリットがあります。

確定申告とか年金、健康保険の支払いなどって、実際やってみるとそれほど難しくもないんですけど、やらないで済むならそれに越したことはないので、そういう意味で派遣社員はいい選択だと思います。

まぁ、年金と健康保険は一度手続きするだけですし、確定申告はMFクラウド確定申告とか使えば簡単なんで気にすることないですけどね。
あと、派遣社員の場合、年金が国民年金ではなく、会社員と同じ厚生年金に加入できることもメリットです。

フリーランスだと年金は国民年金になります。国民年金だとフルに払っても、老後ひと月6万円くらいしかもらえませんが、厚生年金なら倍の12万円位もらえると言われています。

もちろん、私達が年金をもらう頃にはどうなっているかはわからないですけどね。

派遣社員もフリーランス同様、やりたい仕事を選べます。

「次こういう仕事をやりたいです。」と伝えれば、派遣会社が希望にあった案件を探してくれます。

派遣会社は、派遣する先をたくさん持っておいたほうが、たくさんのエンジニアを派遣できるので、手広く派遣先を持っています。

業務システム開発の派遣先しかない企業よりも、Webサービスやスマホ案件も持っている会社のほうがエンジニアを派遣するチャンスがたくさんありますからね。

なので、派遣会社に入って最初は業務システム開発をやってたけど、途中で気が変わってゲーム開発やりたいなとなったら、そのような希望を伝えれば、そちらに移ることが出来ます。

そういう意味では、派遣社員は正社員とフリーランスのいいとこ取りのような存在です。

仕事を選べる、かつ、税務処理は会社がやってくれるし、厚生年金に入れるわけです。

私は今のところ、フリーランスで仕事をしていて派遣社員はやったことがないんですが、将来的には派遣社員もいいかなと思っています。

そんなわけで、様々な働き方を考えてみると、将来の可能性が広がっていいと思います。

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