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IT企業やSIerはほとんどがブラック企業なのか?実体験を踏まえた考察

2015年3月8日に投稿 → に更新 企業研究 アフィリエイトリンクを含みます

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「プログラマーにならなければよかった、仕事辛すぎ…」
「ITでブラックじゃない会社なんてないのかなぁ、転職したい…」

2ちゃんねる等のネット掲示板では、プログラマーの仕事はブラックだという評判でいっぱいですが、実際どうなのでしょうか?

私はプログラマー・SEとして10年以上仕事をしています。

転職も3回していますし、参加したプロジェクトも金融系、製造業系、Webサービス、スマホゲームと多種多様です。間違えてブラック企業に入ってしまって2ヶ月半で辞めたこともあります。

そこで、今回は「IT企業やSIerはブラック企業なのか?」について実体験を踏まえた考察を紹介します。

残業時間は自分次第?

SIerの社員だった頃、炎上してるプロジェクトの応援に休日出勤したことがあります。

そこで、

「鈴木くんがいるプロジェクトはいつもトラブっている、そういうプロジェクトに入っちゃうんだよね、かわいそうだけど…」

という話を聞きました。

  • 鈴木くんの仕事の仕方がまずくていつもトラブルプロジェクトになってしまうのか?
  • 「あいつならトラブルプロジェクトでも大丈夫だから投入しよう」という流れなのか?

原因がどちらかは分かりませんが、残業をたくさんする人はいつでもどこでもそうなる傾向があると考えられます。

ちなみに私は残業しないことを心がけてるので、どのプロジェクトに行ってもそんなに残業しないで済んでいます。

「運がいいだけなんじゃないの?」

と思われたかもしれませんが、私以外のメンバーはたくさん残業しているプロジェクトもあったので、いつも運良く余裕のあるプロジェクトに入れたわけではないんです。

「周りの人が残ってるから、自分ももう少し残業していこう…」という付き合い残業をしてることって多いですからね。それをやめるだけでもかなりの残業時間を減らすことができるはずです。

ですから、自分次第な面が大きいと思います。

暇なプロジェクトもある?

「2ちゃんねるでは、ITはブラックだとよく言われてるが、暇なプロジェクトもある」

という声もよく聞きます。2ちゃんねるは忙しい自慢を大げさに書きすぎてる感がありますよね。

実際、私は暇なプロジェクトをいくつも経験しています。一か月に一度も残業がないプロジェクトもけっこうありました。

残業が多くても月40時間を超えることはほとんどありませんでした。

が、しかし・・・、

ブラック企業は存在する

私が2度目の転職で入社した会社は、大手流通業グループのIT子会社だったのですが、超絶ブラック企業だったんです。

出社すると社員全員で社訓を暗唱させられます。社訓の内容は「死に物狂いで猛烈に働こう!」みたいな内容です。

このほかにも、週に一回社員全員が集められて社長から

「おまえらは全然ダメだ!会社への想いが足りないやつは首にしてやる!!!!!!」

という脅迫まがいな講話を2時間くらい聞かされました。社長は血管が切れそうなほど赤い顔をして檄を飛ばしていました。

ある日社長から23時前に帰った社員に「そんなに早く帰って仕事できてるの?」というメールが来たこともありました。

このままこの会社にいたらやばいとおもって2か月半で辞めました。私と同時期に入社した別部署の人は一か月で辞めてました。私よりさらに見切るのが早くて感心しました(笑)

大抵は、まともでふつうの会社

ブラック企業は確かに存在しますが、大抵はまともでふつうの会社です。

ふつうの会社であれば、自分次第で残業時間はかなり抑えられます。

そもそも、会社全体の残業時間が少なければ、特に意識しなくても残業時間は少なくなります。

今いる会社が残業続きでブラックすぎるいう場合は、転職して残業の少ない会社に移ったほうがいいと思います。

転職活動するといろいろな会社や仕事があることを知れます。無理してしんどい会社にいる必要なんて全くないんです!