ひどい親でも大切にすべき理由を青島大明先生に聞いた

      2017/05/06

親子
私の親は自分のストレスをヒステリックに私にぶつけて解消するようなひどい人間なので、私は親を大切にする気持ちがないのですが、大明気功院の青島大明先生にそれを話した所、

「それは絶対に間違ってる。子どもはどんなにひどい親でも大切にすべきだ

とおっしゃいました。いろいろと考えるきっかけとなる話だったので紹介します。

生命の流れは親から子へである

青島先生の考えは親が子を産んだから、子は生まれることが出来た。

生命の流れは、親 → 子なので、子は無条件に親を大切にするべきなんだそうです。

確かに物理的な意味では、親が子を産むことによって、子が生まれます。

しかし、情報的にはそうではありません。

子供が生まれたから、親になれる

私は独身で、子供もいません。ですから、私は誰の「親」でもありません。

今後、結婚して子供が生まれたら、その瞬間、私は「親」になります。

つまり、子供の誕生と親の誕生は同時に起きるんです。

これは私オリジナルの考えではありません。仏教の「縁起」です。

お釈迦さまは菩提樹の下で瞑想をしている最中にこの「縁起」を悟ったと言われています。

人と人との関係は一方向ではなく『双方向』

親と子の関係は一方向ではありません。

  • 親 → 子 「親が子を産んだ」
  • 親 ← 子 「子が生まれたから親になった」

という双方向の関係があります。

これは教師と生徒の間でも同じです。

  • 教師 → 生徒 「教師がいるから生徒は学べる。教師がいるから生徒になれる。」
  • 教師 ← 生徒 「生徒がいるから教師は教えられる。生徒がいるから教師になれる。」

教師がなければ教わることが出来ませんが、反対に、教える相手がいなければ教えることが出来ないということです。

ですから、「親がいなければ子が生まれないのだから、どんなにひどい親でも子供は親を大切にしなければならない」という一方向の考えは成立しません。子どもがいなければ親になれません。子供はその人を親にしてあげたとも言えるのです。

無条件に親を大切にするのは『差別』である

親だから、無条件に大切にするというのは、一種の差別です。

  • 「黒人だから同じトイレを使うな」
  • 「女だから出世はさせない」
  • 「親だから大切にする」

これらはどれも差別です。本来は、

  • 「マナーが悪い人はトイレを使うな」
  • 「仕事のできない人は出世させない」
  • 「善い人は大切にする」

というのがフェアで公正です。

ですから、私は親であるかは関係なく、善い人を大切にします。

と青島先生に伝えた所、

親と子供はフェアな関係じゃない。親がいないと生命が生まれなかったんだから。そんな考えをするのは自己中心的すぎる。自分のことしか考えてないんじゃないか?」

と言われました。

自分のことばかり考えている?

「あなたは一度でも家族のために何かできないか考えたことがあるか?自分のことばかりじゃないか?親がストレスをぶつけてくるならば、親が問題を抱えているということなんだから、なぜ、親の問題を解決しようと考えないんだ?自分のことしか考えてないからだよ」

と仰いました。

青島先生の

「親がいるから子は生まれたのだから、フェアな関係じゃない。だから、どんな親でも大切にすべきだ」

という主張には全く同意できませんが、「なぜ、親の問題を解決しようと考えないんだ?」という話は一理あります。

そして、「複利」のことが頭に思い浮かびました。

知識や幸せは複利で増えていく

投資の話でよく出てくる複利の話ですが、複利とは、例えば、今年の初めに100万円持っていて、それを投資で一年間10%増えて、来年も10%を増やしたら、来年終わりには100万円 × 1.1 × 1.1で121になります。120じゃないところがポイントです。今年増やした10%に来年さらに10%なので、足し算ではなく、掛け算で増えていきます。これを10年くらい続けると加速度的にお金が増えていきます。

知識も複利で増えると言われています。

今年10%知識が増えたら、来年はその10%知識が増えた頭で学習をするので今年よりも知識の増え方が加速します。そうやって、年々学習を続けるほど、学習しない人との差は加速度的に開いていきます。

同じように幸せも複利で増えるものなんじゃないかと思います。

どんな環境からも人は幸せになれる

私が親からストレスをぶつけられた時に、親の問題を解決することが出来れば、その次の年には親のストレスがない状態で迎えられます。

そこで、さらに幸せを増やす努力をしたら、前の年よりも幸せは増やしやすいはずです。

そうやって、毎年、問題に取り組み、幸せを増やし続けていたら、10年もすれば、ひどい環境で生まれたとしても、幸せになれるのではないかと思います。

といっても、子供の頃の自分にそれを求めるのは難しいですが、大切なことは今、何パーセントでもいいから、問題を解決し、幸せを増やすことだと思います。

そして、それを毎年続けていけば、元々幸せな環境に生まれなかった人でも、幸せは複利で増えていって、必ず幸せになることが出来るはずです。

だれでも、くさらず努力し続ければ幸せになれるのだとすれば、「この世に産んでくれた親に無条件に感謝し親を大切にすべきだ」という主張にもうなずける気もしませんか?…しませんね、なんか違いますね。

正確に言うと「親に感謝すべき」というよりも、「生まれてきたことに感謝し、自分の人生を大切にすべき」ということでしょう。

感謝って多様な解釈ができる言葉ですが、「嬉しく思う」という意味なら頷けるんじゃないでしょうか?

頑張って幸せになれたら「生まれてきたことを嬉しく思える(感謝できる)」、そんな気がしますよね?

生んでくれた親に感謝するのではなく、この世に生まれて、努力することで幸せになれたことに感謝するんです。これが答えなんでしょう。

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タイトルは病気は「妄想」で作られる

「プラス思考をすると、物事を正しく認識できなくなってしまうため、天地人・陰陽五行の哲学に従った中庸の思考をしましょう!」という内容の本です。

以前から青しア先生が著書の中で言っていた「プラス行動」について掘り下げて書かれています。青島先生の人生の哲学が学べる本です!

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大明気功的おすすめ食材

緑豆

緑豆茶にして飲むとおいしいし、体の中の悪いものが排出される感じがしました。

溜まっている毒素が排出されて腎臓が良くなるそうです。

緑豆茶を5分で作る方法もぜひ参考にしてください。

生ピーナッツ

胃に良いそうです。胃に良いってことは胃の親である脾臓にも良いってことです。

私は余計なことを考え過ぎで脾臓が疲れてるそうなので、毎日この生ピーナッツを3つ食べています。

クコの実

沸騰したお湯にレモンのスライス2, 3枚とクコの実を入れて飲むのがおすすめです。

 

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