プログラマーSEが『言い訳』をやめるメリットと方法
「とはいえ、自分もつい言い訳してしまったりも…」
「言い訳ってやめられるもんなのかな?」
「言い訳」って意識してみると、無意識にたくさん言っていたことに気がつきます。
他人に対して、言い訳しているだけでなく、頭の中でつぶやく心の声で自分に言い訳してることもとても多いんです。
言い訳すると、
「まぁ、しょうがないか」
と自分を正当化することができてしまいます。
それによって、やるべきことから逃げてしまえます。
逃げることにより成長の機会を失うので、同じことからずっと逃げ続けることになってしまいます。これだと悪循環です。
そんなわけで、今回は「言い訳をやめる方法」を紹介します。
やめるメリットが分かればやめられる
メリット1. (言い訳をやめると)人から好かれる
言い訳されるとムカつきますよね。
言い訳って「間違いを認めずに自分を正当化する行為」ですから、その間違いによって迷惑をこうむった人からすればムカつくわけです。
「素直に間違いを認めればいいのに、なんで言い訳すんだよ!?」と。
逆に素直に間違いを認めて反省すれば、「まぁ、反省してるし、まいっか。素直で誠実な人だな!」とむしろ評価が上がります。
メリット2. (言い訳をやめると)能力が上がる
難しい仕事を振られそうになると「こんなの無理だよ、日数が全然足りないし、仕様もまだまだ全然詰め切れてないし、作った後に仕様変更とかになりそうだし…」と怒涛の言い訳をしてしまいがちです。
自分を守ること自体は悪くないですし、無理して仕事を引き受ける必要はありません。
とはいえ、自分を守りながらも言い訳をせずに積極的に仕事に向き合うと能力を大きく伸ばせます。
「この納期では難しいと思いますが、1週間延ばせば、なんとか間に合うかもしれません。納期を延ばせないのであれば、この部分の機能を削れば、間に合いそうです。」
このように「できない理由」ではなく、「できる条件を考える」ようになると、今までできなかったことができるようになります。
「できない理由ばかり言うな!がんばる気持ちが足りないんじゃないか!」とほざくダメ上司がよくいますが、これと「出来る条件を考える」ことは意味が全然違います。
- ダメ上司が言ってるのは、ただの精神論
- 出来る条件を考えるのは、トレードオフ
ダメ上司に先ほどの納期を延ばす案や機能を削る案を言っても、「機能を削らずに納期に間に合わせる方法を考えろ!」と言います。全くの無策です。
無策を拒否することは言い訳ではないので、堂々と断ればいいでしょう。
っと、このような理不尽な上司の場合、別部署への異動や転職するのが一番ですが、
- そこそこの年齢の人だと「でも俺もういい歳だし、転職とか無理だよな」
- 若い人なら「まだ自分は経験が足りないから、もうしばらく我慢して今の仕事で経験を積んだ方がいいだろう」
と「転職しない言い訳」をしてしまいがちです。
メリット3. (言い訳をやめると)やりたいことができる
「転職しない言い訳」をやめると、転職活動を始められます。
最終的に今の会社をやめて、新しい会社に移るかどうかは内定をもらってから決めればいいことです。
歳が若くなくても、転職活動をしっかりやれば、いい会社はちゃんと見つかるはずですし、経験の少ない若者を雇いたい会社もたくさんあります。
このように、転職活動を始めてみると今まで見えなかった可能性が見えてくるので、やったことない人には、まず転職活動だけしてみることをおすすめします。