最初に学ぶべきプログラミング言語を仕事の需要も含めて考えてみた
「出来るだけつまずきにくくて学びやすい言語がいいな…」
「どうせ学ぶなら就職や転職に繋がるものが良いな…」
プログラミング言語って言語によって
- 難易度
- 学びやすさ
- 就職しやすさ
も全然違います。
趣味でプログラミングをするのも楽しいですが、仕事にした方が、他人のコードを読んだり、先輩プログラマーから教えてもらえるので断然早く上達できます!
そんなわけで今回は、最初に学ぶべきおすすめのプログラミング言語を紹介します。
Contents
候補1. Java
仕事の需要が一番多い
Javaはサーバーサイドとクライアントサイドの2種類の使われ方があります。
サーバーサイドでは
- 業務系Webアプリケーション
- コンシューマ向けWebサービス
- スマホアプリ/ゲームのサーバーサイド
でよく使われています。
クライアントサイドでは
- Androidアプリ
で使われています。
どの分野も求人が多くJavaを採用している企業は多いので就職のしやすさは抜群です。
中でも一番就職しやすいのが業務系Webアプリケーション開発です。求人がいっぱいありますし、求められる技術レベルも比較的やさしいので独学でプログラミングを学んだ方でも十分採用されるチャンスがあります。
Javaの難易度・学びやすさは?
Javaの言語仕様は大きいので覚えることはたくさんあります。ただし、全てを覚える必要はないので、必要な部分だけ覚えるだけならばそれほど難しくありません。
ただ、一つ問題点としてはJavaの開発環境をセットアップするのは結構めんどくさいので、初心者がつまずきやすい面があります。セットアップの手順が詳しく載っている本やWebサイトを見つけられるといいでしょうね。
講師から教わりたいならTechAcademyのJavaコースみたいなオンラインスクールがいいと思います。通学する手間がないし、通学型スクールよりも費用も低めです。
Javaのライバル言語C#もいい!
C#は文法がJavaととてもよく似た言語です。
C#はマイクロソフトが開発した言語で2000年代前半にJavaが大ブレイクしたのを見てJavaをまねした言語だと言われていました。
ところが、Javaに比べてC#の方が新しい言語仕様を取り入れるのが早く、今となってはC#の方が先進的な言語になっています。
C#の利用分野で伸びてるのはスマホゲーム開発です。Unityというゲームエンジンの開発言語がC#なので、ソーシャルゲームのクライアントサイドの開発にC#を使っている企業はたくさんあります。Unityを使うと3Dゲームも簡単に作れるので、そのような分野に興味がある人にはおすすめです。
候補2. PHP
Javaに次いで仕事の需要が多い
PHPはサーバーサイドでの使用がほとんどです。
- コンシューマ向けWebサービスのサーバーサイド
- スマホアプリ/ゲームのサーバーサイド
- 業務系Webアプリケーションのサーバーサイド
でよく使われています。
求人数は多いので就職しやすいです。
PHPの難易度・学びやすさは?
PHPは学びやすい言語だと言われています。言語仕様もJavaに比べて小さくて覚えることが少ないですし、開発環境のセットアップも簡単です。
ほとんどのレンタルサーバはPHPの実行をサポートしているので、趣味で作ったWebアプリケーションをインターネット上に公開するのも簡単です。初心者にとって「始める簡単さ」ってすごく大事なのでそういう意味でもPHPは良いと思います。
PHPのライバル言語Rubyもおすすめ!
RubyはPHPと似た分野でよく使われています。
求人数はPHPに比べて少ないのですが、その分Rubyエンジニアの数も少ないので就職チャンスは十分あります。
また、Rubyは言語仕様がとても美しくて、プログラミングしていて楽しい言語だと言われています。構文に無駄がなくて、気持ちよくコードが書けます。個人的にとても好きな言語です。
特に作りたいものが浮かばない場合は、Ruby on Railsのオンラインレッスンを受けてみるのもいいと思います。