プログラマーSEの『頭痛』を解消する方法
システム開発の職場では、頭痛持ちの方が多いですよね。
「おれ頭痛持ちでさあ、来週の水曜日病院行くから早退するね」
みたいな話をよく聞きます。
私も以前、頭痛になったことがあります。誰でもちょっとした頭痛はなったことがあるかと思いますが、私の場合、けっこうきつい頭痛になったことがあるんです。
新入社員時代のことなんですが、当時仕事に不慣れだったことによる精神的なものが原因だったのか、頭が痛くなってしまって一週間仕事を休みました。
大きい病院の脳神経外科に行ってMRIで検査したのですが、異常は見つかりませんでした。
「特に異常はないですよ」と言われて安心し、処方された薬を飲んだら治ったのですが、おそらくは、安心感と休息による効果で回復したのだと思います。
その後も、時々頭痛になることがあって、いろいろと試してみた所、ある時、頭痛の原因と対処法がわかったんです。
その方法を紹介します。
肩がこると頭痛もする?
いきなり結論ですが、これです。
私の頭痛の原因は「肩こり」でした。これは意外でした。
病院で特に異常がないと言われた場合は、体の血行不良による頭痛を疑ってみるといいと思います。
体のこりは頭痛だけでなく、様々な症状を生み出します。
以前、腱鞘炎になったことがあるんですが、それも原因は肩こりでした。正確に言うと、キーボードを打つ時に、手の甲のあたりが痛むので、腱鞘炎だと思っていたら、実際は肩こりによって神経の通りが悪くなったことによる痛みだったんです。
腱鞘炎だと思っていたので、湿布を貼っていたのですが、一向に良くならず、マッサージを受けたら、痛みがなくなったんです。その後少ししたらまた痛みだしたので、
「これって、肩こりのせいなんじゃ?」
と気がついたんです。
神経はつながっている
肩と手の神経はつながっているので、肩がこることで、肩こりの痛みが神経を伝って手の甲まで来ていたのだと思われます。
自分で肩を回したり、ストレッチをするだけでもかなり改善が見られました。
頭痛も同じで、肩がこることで、神経が詰まってしまって、その痛みが頭のあたりの神経に伝わったことが原因のようでした。
肩をほぐすと手の甲の痛みと同じように頭痛もなくなったんです。
体のこりが全ての元凶?
目の疲れも同じで、肩がこってる時の方が目も疲れやすくなる気がしませんか?
体がこってると全身の血流が悪くなるので疲労が解消されにくくなるんだと思うんです。
そうして疲労が溜まっていった結果、頭痛や手の甲の痛み、目の疲れなどの神経的な痛みになるんではないでしょうか。
ですから、体をこらせないようマッサージを受けたり、適度に体を動かすといいと思います。
この他に、「姿勢を良くする」のもいいと思います!
良い姿勢を心がけよう!
良い姿勢というと、背筋をピンと伸ばしたものを想像しがちですが、運動科学者の高岡英夫さんによると、学校で習った「気をつけ」の姿勢は腰をそらしすぎていて良くないそうなんです。
力を抜いて自然とまっすぐになった姿勢が本当の良い姿勢です。こういう姿勢で仕事をすると頭がよく働いて生産性も上がるし、疲労もたまりにくいのでいいことづくめです。
そんなわけで頭痛にならないために、体のこりをなくす、そのためにマッサージや適度な運動、良い姿勢を心がけてみてください。