プログラマーSEが転職しないリスク・デメリットがやばい?
「転職した先輩と久々に会ったら楽しそうだった…」
「転職しないと損なのかなぁ?」
「やった後悔より、やらない後悔の方が大きい」って話はよく聞きますよね。
だから、後悔することがないように
- 好きな人には気持ちを伝えろ
- やりたいことは全部やれ
みないたことがよく言われていますが、失敗するのは怖いですし、躊躇もします。
そうこうしてるうちに月日は経って、
「もういい年齢だから、新しいチャレンジはできないよな…」
なんて言ってる人はよくいます。
結果的にどうなるかは、やってみないとわかりませんが、経験的にはやって後悔したことってほとんどありません。
仕事で言えば、私は三度転職したのですが、うまくいった転職もそうでなかった転職もありましたが、トータルとしては転職してよかったと思っています。
「一度も転職せずに最初の会社にずっといたらやばかったな…」
と思うほどです。
そんな経験を踏まえて、「転職しないリスク・デメリット」を紹介します。
同じ仕事でも会社によって年収が100万円以上も違う?
私が新卒で入った会社は業務システム開発の2次請け・3次請けをしてる会社でした。社員数は80名程度の零細システムベンダーです。
この会社に4年半勤めたのですが、年収は税込みで320万円でした。会社の先輩に「うちの会社って給料安すぎませんか?」って聞いたら「どこもそんなもんだよ」と言われました。「んなわけないだろ!?確かめたるわ!」と転職活動を開始しました。
会社を辞めて、ハローワークに行きました。失業保険をもらうには一か月に一回転職活動した実績が必要なので、ハローワーク経由で一社応募してみました。
応募先企業は従業員2000人くらいのそこそこの規模の会社でした。面接が終わり、その場で「400万円でどう?採用するよ」と言われました。
「そうだよね!やっぱ400はいくよね!」と思いました。
その後、数10社の面接を受けましたが、一次面接を受けてその場で内定と年収を提示されたのはこれが初めてでした。ハローワークの求人だからなんですかね。
結局この会社の内定は辞退して、新たに転職活動して東証一部上場の大手SIerから内定をもらえました。
提示された年収額は440万円でした。120万円アップです!「先輩の嘘つきぃ―!!」ですね(笑)
仕事内容は前職と同じで、二次請けの客先常駐の仕事です。使ってる技術も
- Java
- JavaScript
- HTML, CSS
なので全く一緒です。全く同じ仕事をしてるのに年収が100万円違うわけですから、どの会社で働くかがいかに大事かが分かります。
それに、東証一部上場企業でも、そんなに入社ハードルは高くないということも分かりました。当時の私のスペックは、
- 専門学校卒
- 零細システムベンダーで4年半の職歴
という状況で受かったわけですからね。意外といけるようです。
保守的な職場にいると技術の変化についていけなくなる?
先ほど話した大手SIerは給料がそこそこ良かったので、6年半勤めました。その間にWeb2.0ブームなどがあり、Webサービスの分野ではAjaxを使った新しいサービスがいっぱい出ていました。Webエンジニアの間ではWebAPIを使ったマッシュアップサイトを個人で作ることが流行っていました。
そんな中、私は相変わらずJavaで業務システム開発をしていました。
「プログラマーより、SEやPM等、上流工程をやる仕事の方が付加価値の高い仕事なんです!!」
みたいなうるさい話を盲目的に信じていたので、
「Ajax?WebAPI?そんなのは付加価値の低いプログラマーの仕事でしょ、私はSE様なのだよ!!!」
と今思えば馬鹿げた発想をしていました。ホントに愚かでした。
こうなってしまったのも、技術に対して保守的な会社に居続けていたことが原因です。
仕事していて新しい技術を学ぶ機会がないと感じたら、転職すべきタイミングなのでしょう。
エンジニアの能力の源泉は「技術」です。これを忘れてはいけません。
技術や業界を飛びこえる転職も案外いけます
その後の私は、
業務システム → Webサービス → スマホゲーム
と技術・業界を転身していきました。
Webサービス開発のサーバーサイドはJavaだったので業務システムと同じだったこともありスムーズに転身できました。ただ、開発の半分以上はクライアントサイドのJavaScriptでした。AjaxやJQueryをバリバリ使うコードでしたが、意外とすぐできるようになりました。プログラミングの基本って一緒ですからね。
スマホゲーム開発でもクライアントサイドを担当しました。Unityというゲームエンジンを使っているプロジェクトで言語はC#でした。UnityとC#を独学していくつかかんたんなミニゲームを作って、それを実績としてアピールした所、採用してもらえたんです。
「ゲームとWebではアルゴリズムや使われる技術が違うから難しいかなぁ…」
と思っていたのですが、ちゃんと仕事できてます!
ですから、「やればできる!」は本当なんです。
ぜひ、やりたいことにチャレンジしてください!