プログラミング始めた年齢が遅い場合、学ぶ領域をしぼるべき?
やまろうさんのサイトを拝見し、Javaの勉強を始めました。
現在は家業の一経理であり、エンジニアとしてのキャリアはゼロです。今後について相談したい事があり、メールをさせて頂きました。
- プログラミングを始めた年齢が遅い場合、初期段階で専門領域を絞るべきか?
Javaが使われるシーンは多様ですが、モバイル又はWebに絞るかで迷っています。
年齢が27歳(今年度28歳)という事もありますので、あまり手広くやる余裕もないのかなと考えてしまいます。
例えば3年モバイル(Android、ios)に没頭後、Webもやる…といったキャリア選択は可能なのでしょうか?
また、Java入門文法書を終えて大体理解は出来たのですが、実際のWebアプリケーションやモバイルアプリケーションの作り方がつかめません。
体系的にまとめられている参考書があれば教えて頂けないでしょうか。
長くなりましたが、宜しくお願い致します。
読者の方から相談メールをいただきました。
同じような悩みを持っている方向けに回答内容を一部紹介します。
最適なキャリア選択は?
例えば3年モバイル(Android、ios)に没頭後、Webもやる…といったキャリア選択は可能なのでしょうか?
可能です。そうやってキャリアを広げた方が、希少な人材になれるのでいいと思います。
それに20代後半でプログラミングを始めるのは全然遅くありません。
30代後半や50代からでもソフトウェア開発者になるのには遅くないという10人の実例を読んでみて下さい。
アプリケーションの作り方を学ぶには?
フレームワークを学べばいいと思います。
フレームワークとは、アプリケーションの骨組みとなるソフトウェア部品の集まりです。
開発のベストプラクティスをソフトウェア部品として実装したのがフレームワークです。
企業では多くの場合、開発にフレームワークを使用します。
フレームワークを使うことで、
- 既存の部品を使って省力化できる
- 開発の作法を統制できる
といったメリットが得られます。
Javaの場合、Struts1というフレームワークが以前はよく使われていました。
最近はSpringやJava EE, Play等が使われる案件が増えています。
ですから、これらのどれかを学んでみるといいと思います。
20代は就職チャンスいっぱい
20代でらっしゃるので、今のスキルでも就職できる企業はたくさんあると思います。就職活動をして入社して社内研修やOJTで仕事をしながら学んでいくというのもいいと思います。
私が以前勤めていた会社では29歳で他業種からプログラマーとして採用された方がいます。
20代ならプログラミングスキルゼロでも採用する会社があるくらいなので、基礎知識があるあなたであれば尚更採用されるチャンスがあるはずです!