個人開発のソフトウェアで稼ぐにはマネタイズを先に考えよ!
「起業したいと思いつつも、労働でお金を稼ぐ以外の方法が思いつかない…」
「自分が作ったソフトウェアでお金を稼げたら」とプログラマーなら誰しも一度は思いますよね?
Facebookの誕生秘話を元にした映画ソーシャル・ネットワークを見た後なんかには特にそんな思いが強くなります。
そこで今回は個人でソフトウェア・サービスを開発してお金を稼ぐ方法について考えてみます。
ユーザー数を増やせばお金を稼げる?
GoogleやFacebook、Twitter等の成功した企業は、初めは全くマネタイズのことを考えていなかったと言われています。
マネタイズのことを考えなくてもユーザー数さえ増やすことができれば、後でいくらでも稼ぐことができると言いますが、本当でしょうか?
個人開発で莫大なユーザー数を得るのは難しい
「そうか、ユーザー数を増やせばいいんだな!マネタイズはその後でいいんだ」と考えてソフトウェア・サービスを作っても、実際ユーザー数はそうかんたんに増やせません。
私もこれまでに、
といくつものゲームを個人で開発してリリースてきましたが、リリース後数日は数千のアクセスがありましたが、その後が続かず尻すぼみになってしまいました。
ですから、個人でソフトウェアを開発してもユーザー数はたいして増えない → ユーザー数が増えないとお金を稼げない → やっぱ無理だわとなってしまいます。
1円でもいいから稼ぐ方法を盛り込むべし!
- マネタイズの手段が思いつかないなら、とりあえずAdsenseやアフィリエイトの広告を入れる
- 誰も買わないかもしれないけど、課金アイテムや課金オプションを作る
そうやって、1円でもいいからお金を稼ぐ・稼ごうとすることが重要です。
1円でも稼げたら、その結果を踏まえて改善していけば1円が10円に100円にと増やしていくことができます。
「ユーザー数が増えてからでいいや」とマネタイズの仕組みを入れないと、改善するための結果が得られないので、そこで止まってしまいます。
なので、改善のための結果を測定するためにもマネタイズの仕組みを初めから入れたほうがいいと思うんです。
それと同時に現実を考えると、自分のソフトウェア・サービスで稼げるようになるまでは会社で働く必要があります。
そのときにも、個人で開発するソフトウェア・サービスに関係のある仕事をすれば、より良いプロダクトを作るための力が身に付きます。
私の場合、個人でゲーム開発して一発当てたいと考えてゲーム技術(Unity, C#)を独学して、ゲームをいくつか作った後、ゲーム技術を向上させるために、仕事でもゲームエンジニアに転身しました。
実際に稼げているゲームのプロジェクトに入ることで学べることがたくさんありました。こうやって、仕事を一歩ずつ自分の夢に寄せていけたらいいんだと思います。