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SE・プログラマーが転職してユーザー系IT子会社に入る方法

2015年9月29日に投稿 → に更新 キャリア アフィリエイトリンクを含みます

OL

「独立系はブラックすぎる、ユーザー系行きたい…」
「独立系は客先常駐ばかりで息が詰まる、転職したい…」
「独立系は経営が不安定で将来不安…」

私は独立系SIerで10年仕事してきたので、上記のようなことを思ったことが何度もあります。

私はこれまでに三度転職し、

→ 零細システムベンダー

→ 東証一部上場の独立系SIer

→ 大手流通業グループIT子会社

→ フリーランス

で仕事をしてきました。

この中で3番目の大手流通業グループIT子会社がユーザー系子会社です。

親会社のグループの社員数は50000人を超える超大手企業でした。

そんな経験を踏まえて「転職してユーザー系IT子会社に入る方法」を紹介します。

ユーザー系子会社の良い点

派遣されない

独立系SIerの仕事って、2チャンネルなどでよく「人身売買、ひと売り」って言われてますよね。

クライアント企業に月80万円とかで派遣される仕事です。

私の場合、独立系SIer時代は一度も自社で仕事をしたことはありませんでした。

常に客先企業のオフィスでの仕事だったんです。

それがユーザー系子会社に入ってからは、自社のオフィスで働くことができました。もちろん、打ち合わせで親会社やグループ企業へ行くことはありましたが、基本的には自社オフィスでの仕事でした。やっぱり、自社のオフィスの方が、「くつろげる」というか「落ち着く」気がします。

客先常駐してた頃は自分でも気づいてない緊張感やストレスがあったんだろうなと思います。

福利厚生が充実

会社にもよりますが、私が入った会社の場合、親会社と同じ福利厚生を受けられました。

  • 社員食堂を使える
  • 高級レストランのコースが2000円で食べられる

等の特典がありました。こういうのも地味にうれしいです!

最上流から仕事に参加できる

独立系SIerだと、発注元の企業である程度企画をまとめていて、「こんな課題があって、それを解決するこんなシステムが欲しいんです」という所から話が始まることが多いですよね。元請けじゃない場合は、設計も決まっていてコーディングだけやるってパターンもあります。

ユーザー系だと、企画段階から参加して、「こんなシステムを導入したら、この業務をより効率的にできるんじゃないですか?」みたいな提案もできます。

こちらの方が断然やりがいやおもしろさがありますよね!

どうしたらユーザー系子会社に入れるか?

よく「ユーザー系子会社に入るには深い業務知識が必要」などと言われていますが、これは会社によります。

私は独立系SIer時代、金融と製造業のシステム開発を担当していましたが、転職して入社したのは流通業のIT子会社でした。

当然ながら、流通業の業務知識なんて全くありませんでした。でも入社できたのです。

私が入った会社の場合、事業の成長・拡大に対して、エンジニアの数が足りていなく作りたいものを早く作れない状態だったため、エンジニア数を急増しているとのことでした。こういう会社であれば、そこまで業務知識が求められることもないと思います。

ですから、「自分は業務知識がないから無理かな…」などと臆することなく、いいなと思った会社にどんどん応募していけば自分を必要としてくれる会社が必ず見つかると思います!