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プログラマーSEが『社長になる』方法

2016年10月6日に投稿 → に更新 お金 アフィリエイトリンクを含みます

「会社辞めて社長になりたい!」
「でも無理っぽいよな…」
「社長の器じゃないのかなぁ…」

「社長になる」というとすごく難しい現実離れした話のように感じますが、ITエンジニアが社長になるのは他の業種に比べてかんたんです。

今回は「プログラマーSEが社長になる方法」を紹介します。

ITビジネスの内、起業しやすいものはこれ!

プログラマーSEが所属している会社は大きく分けて2つです。

  1. 自社製品・サービスを開発して、その製品・サービスの販売、運営による、課金・広告収入でお金を稼いでいる企業
  2. 受託開発や、SES(システムエンジニアリングサービス)=エンジニアを企業に派遣してソフトウェア技術スキルの労働力を提供することで報酬を得ている企業

2のビジネスモデルは、個人(フリーランス)でもかんたんにできます。

フリーランスエンジニアに案件を紹介するエージェントがあるからです。会社員を辞めてそのようなエージェントに登録するだけですぐにフリーランスエンジニアになれます。ギークスジョブみたいなサイトです。

フリーランスは厳密に言えば社長ではなく個人事業主ですけどね。

個人事業主から法人へステップアップすれば社長になれる

個人事業主で売り上げが多くなれば、法人成りすることができます。法人成りした時点で自分しか社員のいない会社でも社長は社長です。

資金的に余裕ができたら、社員を雇えばいいんです。社員を雇ってSESで案件に送り込めれば、売り上げが増えます。

その社員が稼いだ売り上げから、諸経費(社員に支払う給料、健康保険、年金、所得税、交通費)などを引いて余った分は会社の利益となります。

利益を貯めていって、余裕ができたらまた一人社員を雇います。これを繰り返していけば、会社は大きくなります。

多くのシステムベンダーはこのような経緯を経て大きくなっていったと考えれます。もちろん、初めから潤沢な資金があって、一気に社員を大量採用した会社もあるかもしれませんが、基本は余裕ができたら少しずつ社員を増やしてくというやり方が安全です。

このビジネスのいいところは仕入れが不要なところです。

たとえば、ラーメン屋を始める場合は食材を仕入れます。仕入れた食材を作ってラーメンを作りますが、お客さんの入りが悪くて食材が余ってしまったら損金が増えます。

仕入れがないビジネスにはこのようなリスクがないんです。

一方1の自社製品サービスで起業する方はずっと難しくなります。稼げる製品サービスを作るのって思っている以上に難しいからです。

自社製品サービスで食っていく方法

SESであれば、社員を雇って案件に参画させられれば必ず売り上げがあがりますが、製品サービスを作ったからと言って必ずしも売り上げがあがるとは限りません。

製品が売れない間はずっと赤字が続きます。資金が尽きれば倒産してしまう状況です。

ですから、自社製品・サービスで稼げるようになるまでの間はSESもやりながら両輪をまわしていくというようなやり方をしている会社がたくさんあります。

はてなブックマークやはてなブログで有名な株式会社はてなも初めのうちは受託開発もやっていたそうです。

そんなわけで、プログラマーSEが社長になること自体はかんたんなので、興味のある方はぜひやってみてください。

その一歩目は会社員を辞めてフリーランスになることです。ギークスジョブとか見てみるといいと思います。