プログラマーSEに『転職が多い理由』を転職経験者が考えてみた
2015年9月19日に投稿 →
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「うちの会社って毎月誰かしら辞めてってるよなぁ…」
「おれまだ入社3年目だけどけっこう古株の部類になってきた、人辞めすぎじゃね?」
私も大手SIer(社員数5000人くらい)に勤めていた頃は毎月のように誰かが辞めていくのを目にしました。
私は13年間で3回転職してます。多いってほどではありませんが、異業種の人からすると多いと感じるレベルかもしれません。
では、「なぜITエンジニアは転職が多いのか?」その理由について考えてみましょう。
理由1 仕事がきつくて長続きしない
毎日残業が当たり前で、納期に追われて忙しい日々を過ごしている人も多いかと思います。
私の場合、一番多い月でも残業時間は60時間程度なので、ITエンジニアの中では労働時間がかなり短めな方かとは思います。それでも他の業界に比べれば残業は多い方ですよね。
忙しいと心に余裕がなくなって、きつい言い方をする人がいたりで、人間関係がぎくしゃくする場合もあります。
ですから、
2つの意味で仕事がきつくて辞める人は多いと思います。
とはいえ、この問題はいい会社に移れば解決します。
こちらの記事転職して残業なしで定時帰りできる会社に入る方法に詳しく書いたのでぜひ読んでみてください。
理由2 転職しやすい
システム開発のスキルは、会社が変わってもそのまま流用できるため転職がとてもかんたんです。
私自身の経験でも、転職前後でやってる仕事がほとんど変わらない場合もありました。使ってるプログラミング言語や環境が同じだったので、特別な準備や対応はまったくいりませんでした。
そういう意味で、転職しやすいし、企業側からしても採用しやすいわけです。
理由3 会社によって同じ仕事でも給料が全然違う
私の場合、新卒で入った会社(社員数80名程度の零細システムベンダー)の3年目の年収は320万円でした。
次の年、転職したら年収が100万円以上アップしたんです。やってる仕事はほとんど同じで客先常駐の業務システム開発(言語はJava)でした。
同じ仕事してても給料違うんだったら、そりゃ、給料が高い方の会社へと転職するのが自然です。
私自身、転職することで年収が上がったり、仕事の幅が広がったりと良いことがたくさんありました。
あまりに転職回数が多いのは考えものですが、
- 年収を上げる
- スキルアップしたい
- やりたい仕事をする
などの目的があって転職するのはいいことだと思います。