SE・プログラマが転職時にTOEICの高得点は必要か?
2015年8月19日に投稿 →
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能力開発
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「TOEIC高得点だと転職に有利かなぁ?」
「これからは英語が必要になると言われて久しいけど、実際どうなんだろう?」
私の場合、一人で海外旅行によく行っていたので英語の勉強は長いことやっているのですが、TOEICの点数は485点でした。我ながらたいしたことない点数です(笑)
転職活動で英語力が一度だけ影響したことがあります。
その時のエピソードを踏まえて、TOEICとITエンジニアのキャリアについて考えてみます。
TOEICの点数が原因で落とされた会社
あるECサイトで有名な企業の求人に応募した時の話です。
書類選考をパスし、1次、2次面接を突破し、次は3次面接という段階でした。
「さぁいよいよ大詰めだ」と思っていたら、転職エージェントから連絡が来ました。
「会社の方針が変わって、TOEIC600点以下の人は全て落選させることになったそうです。」
勘のいい方ならお分かりかと思います。そうです。私が応募した会社は楽天でした。
当時ちょうど楽天の社内英語公用語化が発表された時期だったんです。
私は英語に抵抗がなく、むしろ社内英語公用語化のニュースは嬉しいくらいだったのですが、点数で足切りになってしまったわけです。
面接で話した方たちも、とても感じが良かったのでTOEICの点数で落とされたのはとても残念でした。
ほとんどの会社は英語力関係ない
私がこれまでにした転職活動で、英語力・TOEICの点数が原因で落選となったのは楽天だけです。
私は3回ほど転職したことがあり、応募した企業はおそらく100社近くありますが、それらの企業で英語力を重視されたことはありませんでした。
面接時に英語力を聞かれることもほとんどありませんでしたし、聞かれたとしても「英語のマニュアルは読めますか?」くらいでした。
自分的には、海外旅行で英語しゃべるのは楽しかったので「英語を使う仕事も良いなぁ」と思っていましたが、そういう会社は皆無でした。
ブリッジSEや海外赴任みたいな仕事でない限り、英語力で合否が分かれるような求人はほとんどないと思います。
「仕事で英語を使いたい」という方はそういう求人に応募すればいいですし、「英語はあんまり得意じゃないな」という方は通常の求人に応募すればOKでしょう。
なので、TOEICの点数を気にせず、入りたい会社に応募すればいいと思います。