プログラマー・SEになるための専門学校の選び方(IT・情報処理・プログラミング系)

      2017/01/03

「専門学校で勉強してプログラマーになりたい!」
「でも、学校の選び方が分からない…」

私は情報処理の専門学校を卒業後プログラマーとして就職し、3回ほど転職して現在はフリーランスのプログラマーをやっています。私がプログラミングを始めたのは専門学校に入学してからでした。

全くの初心者だった私も専門学校で教わることでプログラマーになれたのです。

「専門学校なんて行っても意味がない」とか「専門学校に行かなくてもプログラマーになることは可能」と言う人がいますが、ちゃんとした学校を選び、ちゃんと勉強すれば、とても役に立つことを学べます。

私は専門学校で学んだ基礎的なことが今も活きていることを日々実感しています。

ということで、今回は「プログラマーになるための専門学校の選び方」ついて考えてみたいと思います。

どんな学校があるか調べる

まずは分厚い専門学校ガイドブックを手に入れましょう。
高校の進路相談で専門学校に進学すると言ったら辞書くらい分厚い専門学校ガイドブックをもらえるはずです、もしくは資料請求のハガキを貰えるのでハガキを出すと貰えます。

そのガイドブックをパラパラと眺めながら、どんな学校があるのかをおおまかに把握しましょう。

ネットでもマイナビ進学とか専門学校オフィシャルサイトで調べられますが一気にたくさんのページをざっと読むのは本の方が向いてると思います。

ネットは個別の学校を細かく調べる時に使うと良いと思います。ガイドブックを見て、この学校良さそうだなというのが見つかったらネットでその学校のホームページを見たり、評判などの口コミ情報を調べてみましょう。検索エンジンで「専門学校名 評判」とかで検索してみると良いでしょう。

高校の先生にお勧めを聞く

良いなと思う学校だったり学科が見つかったら、進路指導の先生に自分が気に入った学校のことやお勧めの学校を聞いてみましょう。

私の場合、評判のいい学校を3つくらい紹介してくれて

「この学校はカリキュラムはいいけど、ひとクラスの人数が多くてマイクで授業しているから、さぼろうとすればさぼれてしまうから、積極的に授業についていけるならお勧め」

のように、ただ良い部分を言うだけでなく、現実的なアドバイスを貰えました。

私の場合、パンフレットを見ただけでは、どこもあまり変わらないように感じて決め手がなかったのですが、先生からのおすすめ校を聞いて、「授業内容がちゃんとしていて、ひとクラスの人数が多すぎず、家から通いやすくて、授業料も安めの学校」を見つけることが出来ました。その学校はパンフレットを見ただけでは特に惹かれる部分はない地味な学校でした。

コンピュータを使った実習が多い学校が良い

専門学校に入学して初めに言われたことは、「コンピュータは習うより慣れよの世界だ」ということでした。コンピュータは使うことで覚えられるものであり、授業を聞いているだけではなかなか身に付かないので実習時間を多くとっているとのことでした。

私の場合、専門学校に入るまではプログラミングどころかPCもほとんど使ったことがない状態でしたが、入学して数週間もすればPCの操作に慣れて、数か月したらブラインドタッチもできるようになりました。ブラインドタッチの習得方法も専門学校で教えてくれました。

ブラインドタッチのコツはどの指がどのキーを押すかの分担を決めておくことです。Fキーは左手の人差指で押すと決めてずっとその指で押しているとFを打とうとした時に無意識に左手の人差指が動くようになります。これを全キ―に対して指を割り当てていきます。これも本当に慣れの問題なので、やってけばいいだけです。気づいたら出来るようになってたってことになると思います。

プログラマーとしての三つ子の魂百までが培われる

専門学校で習ったことは今思えば初歩的なことばかりで高度なものではありませんでしたが、基礎的なことをしっかりと学べたことが良かったと思います。

例えば、「同じコードをコピペして何度も書かず、関数に切り出して共通化しましょう」ということも授業で教わりました。これまた、当たり前のことですが、こういった基礎的で大事な習慣をプログラミングを始める段階で学べたのはとても良かったと思います。

「三つ子の魂百まで」という言葉がありますが、プログラミングを始めるということはプログラマーとしての自分が誕生するのです。初めの3年間が後々のプログラマー人生に大きく影響を与えるかもしれません。

なので、派手さはなくても基礎的なことをしっかりと教えてくれる学校が良いと思います。

最初の1年間PCを使わない学校もあるので注意

プログラミングと簿記両方を学べる学校に行けば一石二鳥だと思って大原簿記専門学校に入学しようかと考えていたのですが、説明会に参加したら「1年生の時にはPCを使わないで座学だけの授業になる」と言われてやめました。

簿記の資格試験の勉強とかを中心に行うということでしたが、結局プログラミングと簿記両方を学べると言っても、プログラミングの授業が少なくなっては意味がないなと思いました。

社会人になってから大原簿記専門学校の卒業生と知り合ったのですが、その人に聞いたら、やはり最初の一年はPCを全く使わなかったそうです。

コンピュータやプログラミングは習うより慣れろの世界です。実習が少ない学校はやめておくことをお勧めします。

大原が最初の一年PCを使わないって話は私が専門学校に通っていた頃(1999/4~2001/3)なので今はどうかわかりません。大原をお勧めしないという意味ではなく実習の少ない学校は勧めないという意味です。

仕事で簿記が必要となったことはない

簿記 + プログラミングの学校は、業務システムの開発に簿記の知識が役立つと言っていますが、私は10年程、業務システム開発の仕事をしましたが、一度も簿記の知識が必要になったことはありませんでした。

まぁ、簿記を学ぶことは会社のお金の流れが分かるので勉強しても損はありませんが、簿記を学ばなきゃシステム開発の仕事は出来ないってことはありません。それでも簿記も学びたいと思うならありだと思います。

専門学校の生徒の学力レベルはバラバラ

私が卒業した高校は県内で偏差値57くらいで高校3年生の時に大学の模試を受けたら全国偏差値は48でした。というくらいの学力の私でも専門学校では成績が図抜けていました。2年生の後期の成績はオールAAでした。全ての科目が最高レベルの成績だったというわけです。

別に急に賢くなったわけではありません。普通に授業を受けていただけです。当時自宅にPCもなかったのでPCを使うのは学校だけでした。それでも成績がオールAAだったわけです。

その理由は

「専門学校には入学試験がないので、生徒の下限レベルがとてつもなく低い」

ということです。

"This is a pen."が分からない?

週一回英語の授業があったのですが、その授業は高校英語の復習的レベルだったのですが、前の席にいたクラスメイトが「全くわかんねぇ、おれ英語中一で辞めたからさぁ」と言いました。

This is a pen.レベルの英語が分からないそうなんです。英語みたいな基礎の積み上げで次の授業が成り立つ科目だと途中で学習をやめると挽回することが難しいので、中一で脱落するとその後の授業を受けていないのと同じになってしまうようです。

専門学校は入学試験がないので、こういう学力の生徒も入学してくるということです。

が、別にこれは悪いことだとは思いません。このクラスメイトも英語は出来ないけど、プログラミングは普通に出来ていました。単にやる気がしなかっただけなのでしょう。

上の下より、下の上の方が自信が付く

自分よりレベルの高い集団の中でなんとか食いついていくのもいいですが、自分より下の集団でトップに立つのも悪くありません。特に精神的な意味で良いと思います。

「おれって結構イケてるのかも!?」

って思えると物事に積極的になれます。そういう意味でも専門学校は良い選択かもしれません。

受験勉強しない代わりに一生勉強し続けよう!

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前述したとおり私が高三の時に受けた模試の結果は偏差値48でした。

そこから一年間一生懸命受験勉強を頑張ったとしても、たいした大学には入れないと思いました。しかもその勉強で身に付いた知識の多くは一時的な暗記で数年経てば忘れてしまうようなものだろう。

であれば、専門学校に入ってプログラミングを学ぼう、受験勉強しない代わりに一生勉強を続けていこうと決意したんです!

その方が絶対に人生にプラスになると思いました。そして、その決意通り今も勉強を続けています。

プログラマーの仕事は一生勉強が必要です。そして、その勉強は大学受験の勉強のように試験に受かるための一時的知識の暗記ではありません。勉強したことを仕事に使って理解が深まるという繰り返しです。それこそが本当の意味での勉強であり、人生なのではないかと思います。

この記事を参考に本当の勉強をスタートして頂けたら嬉しく思います!

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