プログラマー・SEになるための専門学校の選び方(IT・情報処理・プログラミング系)

      2017/09/22

「専門学校で勉強してプログラマーになりたい!」
「でも、学校の選び方が分からない…」

私は情報処理の専門学校を卒業後プログラマーとして就職し、3回ほど転職して現在はフリーランスのプログラマー・SEをやっています。

私がプログラミングを始めたのは専門学校に入学してからでした。全くの初心者だった私も専門学校で教わることでプログラマーになれたのです。

「専門学校なんて行っても意味がない」とか「専門学校に行かなくてもプログラマーになることは可能」と言う人がいますが、ちゃんとした学校を選び、ちゃんと勉強すれば、とても役に立つことを学べます。

私は専門学校で学んだ基礎的な知識が今も活きていることを日々実感しています。

ということで、今回は「プログラマーになるための専門学校の選び方」を紹介します。

どんな学校があるか調べる

専門学校の情報サイトを見て、直感的にピンときた学校に資料請求をすると、詳しい学校案内などが送られてくるので、それらを眺めてみます。

はじめのうちは専門学校で学べるものや学校間の違いなどは分からないので、まずはパンフレットをぼんやり眺めれば十分です。

そうやってしばらく見ていると段々と学べる内容や学校毎の特色などが分かってきます。

高校の先生におすすめを聞く

いいなと思う学校・学科が見つかったら、進路指導の先生に自分が気に入った学校のことや先生からのおすすめ校を聞いてみましょう。

私が聞いた時には、評判のいい学校を3つ紹介してくれて、

「この学校はカリキュラムはいいけど、ひとクラスの人数が多いので、さぼろうと思えばさぼれてしまうから、積極的に授業に参加する意気込みがあるならおすすめ」

のように、ただ良い部分を言うだけでなく、現実的なアドバイスをもらえました。

私の場合、パンフレットを見ただけではイマイチ決め手がなかったのですが、先生からのおすすめ校を聞いて、

  • 授業内容がちゃんとしていて
  • ひとクラスの人数が多すぎず
  • 家から通いやすくて
  • 授業料も安め

の学校を見つけることができました。

その学校はパンフレットを見ただけでは特別惹かれるところのない地味な学校でした。ぱっと見では地味な学校が案外いい学校だったりするんですよね。

実習が多い学校が良い

専門学校に入学して初めに教わったのは、

コンピュータは習うより慣れよの世界だ」

ということです。

「コンピュータは使うことで覚えられるものであり、授業を聞いているだけではなかなか身に付かないので実習時間を多くとっている」

とのことでした。

私の場合、専門学校に入るまではプログラミングどころかPCもほとんど使ったことがない状態でしたが、入学して数週間もすればPCの操作に慣れて、数か月したらブラインドタッチもできるようになりました。ブラインドタッチの習得方法も専門学校で教えてもらえました。

ブラインドタッチのコツはどの指がどのキーを押すかの分担を決めておくことです。Fキーは左手の人差指で押すと決めて、決めた指で押し続けているとFを打とうと思った瞬間に、無意識に左手の人差指が動くようになります。

ブラインドタッチこそ本当に慣れの問題なので、やればいいだけです。気づいたらできるようになってました。

プログラミングもたくさんやってるうちに自然と身につくものです。

プログラマーとしての「三つ子の魂百まで」が培われる

専門学校で習ったことは今思えば初歩的なことばかりで高度なものではありませんでしたが、基礎的なことをしっかり学べました。

例えば、

「同じコードをコピペして何度も書かず、関数に切り出して共通化しましょう」

ということも授業で教わりました。

これまた、基本的で当たり前のことですが、こういった基礎的で大事な習慣をプログラミングを始める段階で学べたのはとても良かったと思います。

「三つ子の魂百まで」という言葉がありますが、プログラミングを始めるということはプログラマーとしての自分が誕生するということです。

ですから、初めの3年間が後々のプログラミング観に大きく影響を与えるんじゃないかと思うんです。

最初の1年間PCを使わない学校もあるので注意

簿記系の学校に行けば、プログラミングと簿記両方を学べて一石二鳥だと思って大原簿記専門学校に入学しようか考えていたのですが、説明会に参加したら

「1年生の時にはPCを使わないで座学だけの授業になる」

とのことだったのでやめました。

「1年生時には簿記の資格試験の勉強を中心に行う」とのことなんです。プログラミングと簿記両方を学べると言っても、プログラミングの授業が少なくなっては意味がないと思います。私たちはプログラマーになりたいわけですからね。

社会人になってから大原簿記専門学校の卒業生と知り合ったのですが、その人に聞いたら、やはり最初の一年はPCを全く使わなかったそうです。

コンピュータやプログラミングは習うより慣れろの世界です。実習が少ない学校はやめたほうがいいと思います。

※ 大原が最初の一年PCを使わないという話は私が専門学校に通っていた頃(1999/4~2001/3)なので今はどうかわかりません。大原を勧めないという意味ではなく実習の少ない学校は勧めないと捉えてください。

仕事で簿記が必要となったことは一度もない

「簿記 + プログラミング」の学校は、業務システムの開発に簿記の知識が役立つと言っていますが、私は10年程、業務システム開発の仕事をしましたが、一度も簿記の知識が必要になったことはありませんでした。

簿記を学ぶことは会社のお金の流れが分かるので勉強しても損はありませんが、簿記を学ばなきゃシステム開発の仕事ができないってことは断じてありません。

専門学校の生徒の学力レベルはバラバラ

私が卒業した高校は県内の偏差値が57でした。高校3年生の時に大学の模試を受けたら全国偏差値48でした。その程度の学力の私でも専門学校では成績がずば抜けていました。2年生の後期の成績はオールAAでした。全ての科目が最高レベルの成績だったんです。

別に急に賢くなったわけではありません。ふつうに授業を受けていただけです。当時自宅にPCもなかったのでPCを使うのは学校だけでした。それでも成績がオールAAだったんです。

「専門学校には入学試験がないので、生徒の下限レベルがとてつもなく低い

からなんです。

"This is a pen."が分からない?

週一回英語の授業があったのですが、内容は高校英語の復習レベルでした。前の席にいたクラスメイトが「全くわかんねぇ、おれ英語中一でやめたからさぁ」と言いました。

This is a pen.レベルの英語が分からないそうなんです。英語みたいな基礎の積み上げで次の授業が成り立つ科目だと途中で学習をやめると挽回することが難しいので、中一で脱落するとその後の授業を受けていないのと同じになってしまうようです。

専門学校は入学試験がないので、こういう学力の生徒も入学してきます。

別に悪いことではありません。このクラスメイトも英語はできないけど、プログラミングはふつうにできていました。単に当時英語をやる気がしなかっただけなのでしょう。

上の下より、下の上の方が自信がつく!

自分よりレベルの高い集団の中でなんとか食らいついていくのもいいですが、自分より下の集団でトップに立つのも悪くありません。特に精神的な意味で良いと思います。

「おれってけっこうイケてるのかも?」

そう思えると物事に積極的になれます。私の中でプログラミングに得意意識があるのは、専門学校での体験が大きいかもしれません。そういう意味でも専門学校は良い選択だと思います。

受験勉強しない代わりに一生勉強し続けよう!

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前述したとおり私が高三の時に受けた模試の結果は偏差値48でした。

そこから一年間一生懸命受験勉強を頑張ったとしても、たいした大学には入れないと思いました。しかもその勉強で身につけた知識の多くは一時的な暗記で数年経てば忘れてしまうようなものだろうと。

であれば、専門学校に入ってプログラミングを学ぼう、受験勉強しない代わりに一生勉強を続けていこうと決意したんです!

その方が絶対に人生にプラスになると思いました。そして、その決意通り今も勉強を続けています。

プログラマーの仕事は一生勉強が続きます。常に新しい技術が生まれ続けてますからね。そして、その勉強は大学受験の勉強のように試験に受かるための一時的な暗記ではありません。勉強したことを仕事に使って理解が深まるという繰り返しです。それこそが本当の意味での勉強なんだと思います。

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