ニコ生でプログラミング系コミュの参加人数を増やすために私がやった4つの施策
私がニコ生でプログラミング系の生放送を始めてもうすぐ一年になります。
それなりにコミュ人数も増えて放送内容も充実してきました。
生放送は見てくれる人がたくさんいるほど、やりがいがあります。
そこで、私がコミュ参加人数を増やすためにやったことを紹介します。
Contents
1. 初めの内はコメントがなくてもひたすら作業配信
生放送を始めた内はコミュ人数も視聴者数も少ないのでコメントもあまりもらえません。ですから初めの内は雑談放送よりも作業配信をした方が良いと思います。雑談放送はコミュ人数が少ない内はコメントが少ないので難しいです。
しばらくの間は放送してもコメントが0の時もよくありました。それでもプログラミングの作業自体は進むのでやる意味があります。逆に言うとコミュ人数が増えてコメントが増えてくると作業がなかなか進まなくなるので、そこはトレードオフになります。
2. プログラミング生放送で枠を借りて自コミュに誘導
作業配信で作っていたゲームが完成したので、宣伝のためにプログラミング生放送で枠を借りて放送をしました。
プログラミング生放送はオーナー以外の人に放送権を解放しているのでニコニコのプレミアム会員なら誰でも枠を借りて放送することが出来ます。プログラミング生放送はレベル80代の巨大コミュなのでたくさんの人に見てもらえます。大抵視聴者数70人以上行きます。夜なら100人以上来る場合が多いです。そういう枠で放送をすることで自分のコミュを認知してもらうことができます。
プログラミング生放送の枠を何枠も自分が占有するのは良くないので、1枠放送したら、次枠は自分のコミュで放送するようにしています。放送の最後で「次枠は自分のコミュで放送するのでぜひ見に来てください」と告知することで自分のコミュに誘導することが出来ます。視聴者からは「誘導おじさん」と揶揄されますが、誘導おじさんすると、自コミュの参加人数が大幅に増えます。
3. 見る人の幅を広げるために、はてブを読む放送開始
プログラミング生放送の枠を借りて放送し次枠で自コミュに誘導するとコミュ参加人数は一気に伸びていったのですが、段々と伸びが鈍化していきました。私は主にUnityを使ったゲーム開発の放送をしていたのですが、Unityやゲーム開発に興味のない人には見てもらえません。
そこで、新たな視聴者層を開拓するために、はてなブックマークの人気記事を読む放送をしました。はてなブックマークのテクノロジーやプログラミングカテゴリーの記事を読む放送です。こちらをプログラミング生放送の枠と自コミュ枠でやった所、再びコミュ参加人数が増え始めました。
コミュ人数を増やすには幅広い層の視聴者に見てもらえる放送をすると良いのでしょう。
4. 生放送のアーカイブをニコ動とYoutubeに投稿
はてブを読む放送をしてコミュ人数は増加して言ったのですが、それでも頭打ちは来ます。レベル18くらいからなかなかレベルが上がらなくなりました。
そこで、生放送のアーカイブをニコ動とYoutubeに投稿してみました。投稿するのは作業配信ではなくはてぶを読むなどの喋りが多くてテンポ良く展開していった回の放送です。
作業配信は生放送だとコメントを打って反応が返ってくるから見てもらえますが、動画だと見てもおもしろくありません。なので、喋りが多くてテンポのいい回を動画投稿すると良いでしょう。
再生数はYoutubeよりニコ動の方が多い傾向があります。ニコ動だと少なくとも2桁は再生されます。Youtubeだと1桁のものも少なくありません。ただ、時間が経つと逆転します。Youtubeはじわじわと再生数が伸びて4桁再生まで行く動画がありましたが、ニコニコは投稿してしばらくすると再生数はほとんど伸びなくなる傾向家があります。
動画を投稿したら、ニコ動で私をお気に入りユーザーに登録してくれる人が増えました。お気に入り登録されると私が生放送を開始時にマイページに生放送開始の通知が表示されるので、見てくれる人が増えます。
また動画説明に自コミュのアドレスを書いているので、動画を見て気に入ってもらえたらコミュに参加してくれます。
こんな風にさまざまな手段で自分の放送を認知してもらう活動をして、コミュレベル25まで到達することができました。
レベル25になると、放送内でアンケートをとる機能が使えるようになるので、レベル25を最初の目標にするといいと思います。そっから先は今のところ伸び率が鈍化してレベル27で止まっています。
また新たな施策を考えなきゃですね。
コミュ参加人数が多いメリット
「コミュ参加人数なんて増えなくてもいいじゃん?」って思った方もいるかもしれませんが、人数が増えるとメリットがたくさんあります。
コメントをたくさんもらえて勉強になる
コミュ参加人数が増えると当然ながらコメント数も増えます。
すると、自分が知らない情報がたくさん入ってきます。その都度知らないことを検索して調べることで知識が増していきます。
例えば、中学生のリスナーに「今中学生の間で人気の有名人は誰?」って聞いてHIKAKINだと言われて初めてHIKAKINを知りました。今となってはHIKAKINは有名人ですが、当時は知ってる人は知っているというレベルでした。
ふつうに生活していて中学生と話すことはほぼないので、通常関り合わないような人の話を聞けるというのは生放送の醍醐味の一つだと思います。
もちろんソフトウェア技術についてもさまざまな方面の最新情報が入ってきます。見ている人によって興味関心は異なるので視聴者層が広ければ広いほど、幅広い知識を学ぶことができます。
「情報は発信してる人に集まる」という話をよく聞きますが、ブログやホームページを作っていても、そうはならなかったのですが、生放送は本当に情報を発信(放送)すると、情報(コメント)が集まってくることを実感しています。
プログラムのアイデア・知識をもらえる
私は放送をしながらゲームを開発していたのですが、視聴者からコメントでゲームのアイデアをもらえたりします。自分ひとりで考えていたのではアイデアに限界がありますが、視聴者からアイデアをもらうことによって、一人では成し得なかったゲームを作ることができました。
プログラミングをしてて、バグがあったり、新しく使用したAPIがうまく動作しなかった場合などに、放送を見てる人からのコメントで解決することもよくあります。コーディングのミスを生放送のコメントで指摘された時には、究極のペアプログラミングだと思いました。ペアプログラミングは通常2人が同じ場所で作業しますが、生放送ならば、場所はどこでもよく、人数に限りがありません。これぞ究極のペアプログラミングですよね。
自分が作ったプログラムを宣伝できる
私は個人でゲーム開発をしています。完成したら多くの人にプレイしてもらいたいものです。私が作っていたのはオンラインゲームなので、参加者が多いほど面白くなります。放送を見てくれる人が多ければ多いほど、自分が作ったプログラムを多くの人に認知してもらえます。
オフ会を開ける
これまでに自分のコミュで2度オフ会を開きました。一度目はITエンジニア座談会で参加者は自分含めて9名、二度目は投資家座談会で参加者は自分含めて4名でした。とても貴重な話が聞けて充実した内容でした。これも生放送をしていなかったら有り得なかったことなので、やってて良かったなと思いました。
あなたもプログラミング生主になろう!
この他にも生放送をすることでプログラミングをする強制力が働いて作業に入れるというメリットがあります。
生放送で作業スイッチが入る
趣味のプログラミングでもつい面倒くさくなってなかなか作業に着手できないときってありますよね。そんな時、生放送を開始してしまえば作業をせざるを得なくなります。作業スイッチを入れるために生放送をするというのもいいでしょう。
説明が上手くなる
生放送すると何かを説明する機会が増えるので、説明が上手くなります。説明が上手くなると仕事もうまくいくようになるし、転職やプロジェクトアサインの面接の受け答えも上手くなります。
生放送で自己表現!
誰しも何かを表現したいと思っているものです。表現する場として生放送はとても面白いと思います。
通常出会えないような人に向かって視覚と聴覚を使ったコンテンツを配信できて、インタラクティブに視聴者とコミュニケーションできます。
そんな素晴らしいツールがある時代に生まれたらやるしかないでしょう!