技術力がなくても仕事が出来るプログラマー・SEの特徴
「技術力がなくても仕事できる人いるけど、なんでなんだろう?」
仕事のできるプログラマーというと、技術力の高い人が思い浮かびますが、必ずしもそうとは限りませんよね。
技術力があっても仕事できない人もいるし、技術力が低くても仕事ができる人はいます。
本当に難解なソフトウェアを開発するには高い技術力が必要とされますが、ソフトウェア開発の仕事の多くはそこまで高い技術力は必要とされません。
なので、仕事ができるかのポイントは技術力ではなく、求められた仕事を的確にできるかです。
そんなわけで「技術力がなくても仕事ができるSE・プログラマーの特徴」を紹介します。
謙虚で適応的である
仕事ができるプログラマーは皆適応的です。その仕事に必要な知識をその場その場で獲得していきます。
既存コードを参考にする
腕に自信のあるプログラマーの中には、他の人が書いたコードを読まず、いつでも自分流のコードを書く人がいます。これだと、コードのメンテナンス性が下がります。
ですから、既存コードを参考にして、そのプロジェクトに求められるコードレベルを理解する必要があります。
仕事ができるプログラマーは、既存コードを見てどのようなコードが求められているかを理解することで、求められた仕事ができます。
分からない部分は聞く
腕に自信のあるプログラマーの中には、仕様があいまいで厳密な仕様が分からない場合に自分で勝手に解釈して実装してしまう人がいます。自信があるだけに自分の解釈が正しいと確信してしまいやすいからです。これが後になって問題になります。
仕事ができるプログラマーは、仕様や実装方法が不明な場合、その都度確認します。
勝手な解釈をして早く作るよりも、仕様の確認に時間を取って求められているソフトウェアを作ることが重要ですからね。
できるところまではやる・調べる
「分からないことは聞く」と言っても、一から十まで聞くわけではありません。それだと相手の負担が大きくなりすぎてしまいます。相手に大きな負担を負わせる人は仕事ができるとは言えません。
仕事ができるプログラマーは、できる所まで調べたり、コードを書いて動作検証をした上で分からない点をたずねます。
こうすれば相手の負担を最小限にして仕事を進めることができます。
へたくそでも求められているものを形にする
腕に自信のあるプログラマーは、技術的に優れたやり方や実装の美しさにこだわってしまいがちですが、仕事で重要なのは求められているものを作ることです。
技術力が低くても仕事ができるプログラマーは求められているものを作るために必要なことをします。
技術的に優れていなくても、がむしゃらで泥臭いやり方であっても、形にすることが大切です。
仕事ができる人は謙虚で柔軟で目的指向
技術力があろうとなかろうと、謙虚で柔軟で目的指向な人は仕事ができます。
- 謙虚だから、他の人の意見を聞くことができる!
- 謙虚だから、他の人の時間を大切にするために自分でできることをやった上でたずねる!
- 柔軟だから、そのプロジェクトの実装に合った書き方のコードを書ける!
- 目的指向だから、コードの美しさに拘らず、泥臭くても必要な機能を満たすソフトウェアを作れる!
ですから技術力に自信がなくても優れたプログラマー・SEになれるんです!