中卒でITエンジニアになるのは可能?

2017年11月18日に投稿 → に更新

読者の方から「高卒でITエンジニアになれますか?」という相談がちょくちょく来ます。

ということは、

  • 中卒でITエンジニアってなれるのかな?
  • できるなら、やってみたい!

って方もいるんじゃないかなと思います。

そこで今回は「中卒でITエンジニアになれる可能性」について書いてみます。

2つのハードル

中卒の人がITエンジニアになるには、2つの壁があります。

  1. 中卒の学歴で採用してもらえるか?
  2. 中卒の知識でプログラミングをマスターできるか?

1については、「学歴不問」と書かれているITエンジニア求人に応募すればOKです。ちょっと探しただけでも、たくさん見つかります。

問題は2です。

中卒の人は、「大卒や高卒の人に比べて教育を受けた期間が短く、学んだ知識が少ない」というハンディキャップがあります。

中学までの知識でプログラミングを習得できる?

よく言われていることして、

「プログラミングには、数学の知識が必要」

というのがあります。

私自身、専門学校卒なので決して高学歴ではありません。

しかも高校二年生で文系コースを選んだので、数学の授業は少な目でした。

トップ企業の研究職であれば、高度な数学知識を使ったプログラミングが必要になるかもしれません。人工知能や機械学習などの分野では高度な数学を使うことでしょう。

しかし、私達ふつうのプログラマーが開発するWebアプリケーションやスマホアプリの開発で、高度な数学を使うことはありません。

もちろん、四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)くらいは使いますが、難しい数式はいりません。

プログラミングは数学よりも『文章』に近い

これはRubyというプログラミング言語のプログラムです。文法を知らなくてもなんとなくわかりますよね?英語の簡易版みたいなものですからね。

  • ユーザーがログインしていたら、コンテンツを表示する
  • ログインしていなかったら、ログイン画面を表示する

というコードです。

書き方のルールが決まってる文章を書く感じなんです。

「文章を書くのが苦手だ」という方もいるかもしれませんが、書き方のルールが決まっているので、やっていくうちにできるようになります。

日本語を話すのが苦手という人はいませんよね。生まれたばかりの赤ちゃんは全く言葉がわかりませんが、お父さんお母さんが話しているのを聞いてマネしているうちに身につきます。

プログラミングも同じで、はじめはお手本をマネして書き写していきます。それをやってるうちにだんだんと知識が増えていって、次第に自分がイメージしたものを作れるようになります。

ですから、大学などで教育を受けている必要はないんです。私も大学を出ていませんが、ちゃんとプログラミングできています。

逆に「学歴は高いのにプログラミングできない」って人がけっこういます。というのも、

プログラミングって地味な作業なんです

プログラマーって、

  • 最先端でかっこいい!
  • 華麗なる仕事!

というイメージがありますが、仕事の大部分はとても地味な作業です。

コンピュータに向かって、「これをこうして、あれをして、こうしてください」という命令を一つ一つコツコツ書いていきます。

コンピュータは命令したとおりに動くので、コンピュータを自由自在に操れる全能感を味わえます。

「おれスゲー!!おれコンピュータの神!!」って気分になりますが、逆に言えば、命令したとおりにしか動きません。

これ重要なポイントなんです。

プログラミングのおもしろさ

人間同士の会話であれば、「あれをいい感じにうまい具合にやっといてよ」とあいまいに頼んでもいい感じにやってくれます。

コンピュータの場合そうはいきません。すべて具体的な手順を命令しなければなりません。

  • あれをこうして、もし~だったら、こうする
  • そうではなく、~という場合はこうする

この中で一つでもロジックが間違っていたら、思った通りに動いてくれません。

その場合、どこが間違っているかを一つ一つチェックして、「ここかな?それともこれが原因かな?」と根気よく検証していきます。

地味な作業ですよね?全然華麗なる仕事ではなりません。

ですが、うまくプログラムを書けた時には

  • パズルを解くようなおもしろさ
  • ゲームをクリアするような達成感

があるんです。バグの原因が分かって、うまく動くようにコードを書けたときの喜びは格別です。

なので、学歴が高いかよりも「プログラミングが好きか」が重要なんです。

面接で学歴を問われることはめったにない

私はこれまでに転職を3回していて、かなりの回数面接を受けていますが、学歴について聞かれたのは一度だけです。

面接の回数をきちんと数えていませんが、少なめに考えても50回以上面接を受けています。

50回中1回しか聞かれていないのですから、IT企業のほとんどは学歴を意識していないと考えられます。

とはいえ、聞かれた場合の準備をしておけばより安心です。

「なんで高校に行かなかったんですか?」への回答

たとえば、

「寿司職人になりたいと思い、高校で勉強しても寿司職人としてプラスにはならないと思って行きませんでした。」

のようなポジティブな内容ならばいいですが、

「勉強が嫌いなのでいきませんでした。」

だとよくありません。

勉強が嫌いな人を企業は採用したいと思わないはずだからです。

実際勉強が嫌いであっても、そのまま言わなければいいんです。

  • 早く働きたかった
  • 受験勉強が無意味に思えた
  • 家の経済状況が良くなくて、高校に行けなかった

などマイナスな印象にならない理由であればOKです。

高校入学後、中退した場合にも、

「先生と喧嘩して辞めました」

だと、印象が悪いので、

「高校の勉強は、実生活や仕事の役に立つとは思えなかったのでやめました。高校をやめてから自分がやりたいことを真剣に考えてプログラマーになりたいと思うようになりました。」

このような表現ができれば、ばっちりです。まぁ、聞かれること自体めったにないでしょうけどね。

無料でプログラミング教育 & 就職支援を受けられる学校がある

プログラマカレッジというプログラミングスクールは20代なら、

  • 無料で受講可能
  • 修了後、就職先を紹介してくれる

という、すばらしい取り組みをしています。企業からの協賛金によって運営されいているため無料で受講できるんだそうです。

  1. 受講者は無料で教育と就職先を紹介してもらえる
  2. 企業は教育を受けた人員を採用できる
  3. スクールは企業からの報奨金で利益を得られる

と三者がそれぞれ得するすばらしいシステムなんです。こういうスクールがもっと増えるといいですよね。

通学するのはめんどいので、自宅で講師から学びたいという方にはTechAcademyの無料コースがおすすめです。20代なら無料で利用できます。

プログラミングは独学でも学べますが、講師から教わったほうが速く楽に学べるのでぜひ選択肢の一つとして考えてみてください。

知識ゼロで入社して社内研修で学ぶのもあり

あなたの年齢が30代前半以下であれば、プログラミング知識ゼロの人を採用する会社がたくさんあります。プログラミングスキルは入社後、会社の研修で学べます。

私が以前所属していた会社でも29歳・知識ゼロで入社した人がいました。仕事をしながらプログラミングを覚えて、ちゃんと仕事ができるようになっていました。

ワークポートはプログラマー未経験の人向けの求人を紹介してくれます。自分で求人を探すよりも効率よく就職活動ができると思います。

そんなわけで、二通りのアプローチからしっくりくる方を選ばれれば良いと思います。

  1. プログラミングを学んでから就職したいなら → プログラマカレッジ(通学)、TechAcademyの無料コース(在宅でリモート学習)
  2. 就職してから社内研修でプログラミングを学びたいなら → ワークポート

ぜひトライしてみてください!

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