30代未経験でSE・プログラマーになる方法

私は10数年ITエンジニアをやってます。ITエンジニアの仕事は大変なことも多いですが、ものを作る面白さ、喜びもたくさんあります。

求人も多いので、30代から未経験でSE・プログラマーになることも十分可能です。

このブログの読者の方で、30代未経験からITエンジニアに転身された方はたくさんいます。

それでは、その具体的方法をを紹介します。

20代と30代の微妙な違い

20代ならば、

• 未経験
• プログラミング知識なし

の人を採用する会社はたくさんあります。

「20代ならば」と書きましたが、30代でも未経験・知識なしの人を採用する会社はけっこうあります。このブログの読者の方で37歳で未経験からITエンジニアに転職した方がいます。

なので、30代でも未経験・知識ゼロから就職することは可能ですが、知識があったほうが採用される可能性を高められるはずです。

では、どうやってプログラミングを学ぶかです。

あなたはどんなアプリを作りたい？

作るソフトウェアによって、使うプログラミング言語・技術が異なります。

こうやって見ると、Javaが多分野で使われていることが分かります。

Javaを選ぶと就職先は広がりそうですが、Javaといっても、

• 業務システム・Webサービス
• スマホアプリ

とでは、使用するAPI、アルゴリズムが異なります。

JavaでWebサービスを開発できる人でもJavaでスマホアプリ開発をできないエンジニアはたくさんいます（逆もまた然り）。

それに対して、業務システムとWebサービスを開発する際の基礎的な技術はほとんど同じです。

ですから、まずはどの分野の仕事をしたいかを考えてみてください。

初心者向けの本、Webサイトで学ぶ

開発したいソフトウェアの種類が決まったら、そのシステムを作る技術の初心者向け情報を探します。

業務システム開発の仕事をしたいのであれば、

• Java 入門
• Java 初心者

Webサービス開発なら

• JavaScript 入門
• PHP 初心者
• Ruby はじめて

スマホアプリ開発なら、

• Andoroidアプリ開発 入門
• iOSアプリ開発 入門

などで検索すれば、初心者向けサイトや書籍が見つかります。本屋さんや図書館で上記のようなタイトルの本を探してみるのもいいと思います。

学校で学ぶなら

最近プログラミングスクールってすごく増えましたよね。大きく分けて２つのタイプがあります。

1. オンラインで学ぶタイプ … Techacademy
2. 学校に通うタイプ … WebCamp Pro、 ゼロスク

「こちらのタイプのほうが絶対いい」ということはないので、ご自身の好みで選べばいいと思います。

ちなみにゼロスクは35歳以下なら無料で受講できるのでとてもお得です。

転職活動をどうやるか？

自作ソフトウェアを作って能力をアピール

独学で勉強してある程度学べたら自作のWebサービスやスマホアプリを作ってみましょう。そんなに凝ったものでなくても十分です。勉強したことの総仕上げとして何か作ってみるのは知識の復習にもなります。

求人に応募をする際に自作ソフトウエアを提示できれば、企業から「この人は未経験だけど、独学で勉強してて基礎知識があるな」と評価してもらえます。

プログラミングの知識が全くない人でも、社内研修で教えるからOKという会社もあるので、プログラミングの勉強と転職活動は並行して行うのが良いでしょうね。

転職エージェントを使って効率的に転職活動を

転職エージェントという転職をサポートしてくれる会社があります。

転職エージェントに転職先の希望条件を伝えると、条件に合った求人を紹介してくれます。民間のハローワークみたいなものです。無料で使えます。

模擬面接などもしてくれるので、未経験の人が転職活動するのにぴったりです。

未経験だとIT企業の面接でどんなこと聞かれるかとか想像つかないでしょうから、エージェントから指南を受けるのはとても有効です。

ところが、多くの転職エージェントはエンジニア経験者のみを対象にしています。

そんな中、ワークポートは未経験の人も利用可能なんです。
知り合いのエンジニア未経験の人にワークポートを教えてあげたら、ちゃんと登録できて転職支援してもらえました。

そんなわけでやり方はいろいろあるので、ぜひチャレンジしてみてください！