高卒がプログラマー・SEに転職する方法を考えてみた!
「プログラマーって頭良さそうだけど…」
「IT系って学歴そんなに重視されないって聞いたけど…」
私は大学に行っていません。受験勉強するくらいだったら、その分を仕事の勉強に充てた方がいいと思って専門学校を選びました。そこでプログラミングを勉強してプログラマーになりました。
実際、プログラマー・SEの仕事に学歴はいりませんでした。
転職の面接で学歴について聞かれたことは一度もありません。まぁ、会社にもよるでしょうから100%とは言えませんが、大部分の会社は学歴なんて気にしないと思います。
っというのも学歴が高くてもプログラムを書けない人ってたくさんいるんです。
プログラミングって実学なので勉強だけで身につくものではなく、たくさんコードを書いた人ほど身につくんです。
ですから高学歴で勉強が得意なタイプでも実践が足りなくて出来ない人がよくいるんです。だから企業側も学歴だけで採用しないのでしょう。
私は低学歴でありながら、これまでに三度転職し、社員数5000人以上の東証一部上場企業で正社員採用もされました。
開発してきたシステムも、
- 業務システム
- Webサービス
- スマホゲーム
と多彩で、働き方も
- 正社員
- フリーランス
- クラウドソーシング
と幅広くやっています。
いろいろとやってみて言えることがあります。
高卒でもプログラマー・SEになれる!
ってことです。「海賊王に俺はなる」よりずっとかんたんです!
そんなわけで、今回は「高卒からSE・プログラマーに転職する方法」を紹介します。
Contents
プログラミングに数学などの理系知識は不要
プログラミングには数学などの理系知識が必要だと言う俗説がありますが、実際は全く不要でした。
足し算、引き算などの算数レベルの知識は必要ですけど、数学っていうほどの知識を必要としたことはありません。
というのも、ふつうの人が入社するふつうの会社が開発するシステムって、
- 企業の業務手順の一部をIT化するシステム
- なんらかの情報を閲覧・編集するWebサービス、スマホアプリ
のようなものなので、難しい数学知識なんて要りません。
「あれをやってこれをやって、こういう場合こうして」みたいな手順を書くだけなので、数学より国語に近いんです。
GoogleとかMicrosoftでAI(人工知能)の研究開発をする仕事とかなら高度な数学を必要とするでしょうけどね。でも、そんな仕事はふつうの会社にはないので大丈夫です。
ですから、高卒はおろか中卒でもできる仕事なんです。
もちろん、プログラミングの勉強は必要ですけどね。
「勉強?やだなぁ…」と思われたかもしれませんが、プログラミングの勉強は学校で教わるような勉強とは違って、実践しながら学ぶものなのでおもしろいんです。
どうやってプログラミングを学ぶか?
独学するなら、「写経」がおすすめ
「学ぶ」とは「真似ぶ」からきているそうです。ですから、最初のステップはプログラムのお手本を真似することなんです。
初心者向けの本やWebサイトを見つけて、そこに書いているコードを書き写して実行します。
正しく書き写せていないとエラーが出るので、どこを間違えたか修正していくことで知識が身につきます。
お手本を書き写すことで字がうまくなるのと同じで、お手本となるコードを書き写していくことでプログラミングがうまくなっていきます。
「こう書けば、こう動くのかぁ!」というプログラミングのパターンが自然と覚えられるんです。
これIT業界では、写経と言われているれっきとした学習法なんです。
書き写して、そのプログラムを実行する、これを繰り返していくと、「こんなプログラム作りたいなぁ」と思った際に、「あのお手本と、このお手本のロジックを組み合わせて少し変えたらできるんじゃないか?」みたいな発想が浮かぶようになります。
プログラミングって「お手本を覚えて、それを組み合わせて新たなるプログラムを作る」作業なんです。これはどんなすご腕プログラマーでも同じです。
スクールで学ぶなら、この学校
プログラミングスクールは大きく分けて2タイプあります。
- オンラインで学ぶタイプ → Techacademyなど
- 学校に通うタイプ → WebCamp Proなど
どちらのタイプが優れているというものでもなく、
- オンライン型 → 自宅で空いた時間に学べる、通学不要
- 学校型 → 講師がそばにいるので、操作方法などを教わりやすい
といった特徴があるので、ご自身のお好みで選べばいいと思います。
と思っていたら、さらにすごいスクールを見つけました!
無料で教育 & 就職支援してくれるプログラミングスクール
プログラマカレッジは20代なら無料で受講できて、修了後、就職支援もしてくれるんです。いたれりつくせりですよ!
企業の協賛金で運営されいているから無料で受講できるんだそうです。
- 利用者は無料で教育と就職支援が受けられる!
- 採用企業は教育を受けたエンジニアを採用できる!
- スクールは企業から紹介料をもらえる!
三者がそれぞれ得するすばらしいシステムですよね。
プログラマー・SEはそこそこ給料高い
投資銀行のファンドマネージャーほど高給ってわけではありませんが、そこそこもらえます。
私の場合、20代後半で年収500万円を超えました。そんなに入社難易度の高い会社でもなく、2ちゃんねるの企業偏差値でFランクの会社です。
ですから、ランクの高い会社じゃなくても、まともな会社なら入社して数年で年収400万円は超せると思います。ITエンジニアになるのって学歴が高くない人にとって逆転のチャンスです。
興味のある方は、ぜひトライしてみてください!