プログラマーSEが『メンタルを強くする』方法

   

プログラマーSEがメンタルを強くする方法メンタルを強くしたいということは、精神的にきつい仕事をしているってことですよね?

・納期に追われるプレッシャー
・上司・顧客とのやりとりで心理的に攻められるプレッシャー

いろいろあります。

メンタルが強い人って2種類います。

・耐えるのが強い人 = プレッシャーがかかっても耐えられる人
・プレッシャーをプレッシャーと感じない人

スポーツ選手で言えば、前者は、すごく大切な試合ワールドカップやオリンピックに出た時に、すごく緊張しプレッシャーも感じるけど耐えられるというタイプです。

後者はワールドカップやオリンピックでも普段の試合のように感じる、あるいは大きな大会だからこそワクワクするタイプです。

どっちがいいかというと、後者のプレッシャーをプレッシャーと感じない人でしょう。

ITエンジニアなら仕事にプレッシャーを感じない人になれるといいですよね。
プレッシャーを感じたから良い仕事が出来るわけではないわけですから。
適度に緊張感はあった方がいいですけど、プレッシャーと感じる必要はありません。

どうすればそうなるかというと、
1. 仕事への考え方を変える
2. 自分の能力を上げる
の2つがあります。

そんなわけで今回は「プログラマーSEがメンタルを強くする方法」を紹介します。

1. 仕事への考え方を変える

人間って自分がいる世界が全てになりがちです。例えば、学校でいじめられちゃった子が自殺してしまうことってありますよね。よく言われているのは、学校だけがその子にとっての「社会」になってしまい、学校=社会で認められなかったら自分は生きていけないと考えてしまっているんじゃないかということです。

もちろん、そんなことは第三者が勝手に言ってるだけで、どうにもできないくらいひどいことをされたのかもしれません。しかし、それでも、自分が通っている学校以外にも学校はある、学校以外にも社会はある、自分が生きていける世界はきっとあると考えられたら、その学校に行くのをやめるという選択肢が見えてきます。

評論家などがよく言っているのは「子供たちに学校と家以外の場に参加させることが重要だ」ということです。塾でも習い事でもいいので、別の場があると、「学校ではいじめられているけど、習い事の場では自分は認められている、学校が自分に合わないだけだ」あるいは「学校でもうまくやれる方法があるんじゃないか?」と柔軟に考えることが出来ます。たくさんの場でいろいろな「自分」を持つことで相対的に学校での「自分」を小さくすることが出来るんです。

いろいろな「場」のいろいろな「自分」を持つ

社会人も同じです。仕事以外の場をいくつも持つことで、仕事の場というものを相対的に小さくすることが出来ます。自分の中で占める割合が小さくなれば、その分そこで感じるプレッシャーも小さくなります。

考え方を変える方法として、自己啓発書などでは、頭の中で「仕事なんて大したことない、おれなら簡単にやれる!おれは出来る男なんだ!」と暗示をかけるという方法が紹介されています。ずっとやり続ければ効果はあるのかもしれませんが、「仕事なんて大したことない」って頭の中で言ってても、実際はプレッシャーを感じているわけで、この暗示が嘘だということが心の中では分かっています。

なので、暗示をかけるのではなく、実際にたくさんの場の自分を作る方法の方がずっとうまくいくと思います。たくさんの場を持つことで人生も豊かになりますから、一石二鳥です。

どんな「場」に参加すべきか

趣味でもいいですし、英会話を習うとかいくらでもあります。私たちはITエンジニアなので、オープンソースの開発に参加するというのもあります。個人でWebサービスやスマホアプリ等のソフトウェアプロダクトを開発するというのもあります。

オープンソース開発やプロダクトの開発をしていると、「仕事よりこっちの方が技術的難易度高いよな」ってことが簡単に起き得ます。「それに比べて今やってる仕事は単純で簡単だな」と思えてきます。案外仕事で作ってるソフトウェアって同じことの繰り返しだったりしますからね。

外に出て内の良さが分かる

人間関係のきつさも趣味のサークルとかって上下関係がなかったりするので、違う意味のむずかしさがあると思います。みんな好き勝手なこと言いだして話がまとまらないとかになりがちです。すると、「会社って上下関係があって統制が取れててなんて楽なんだ。」って思うかもしれません。

上下関係や力関係があって窮屈だなと思っていた会社が逆に全くそういうのがない趣味の集団に入ることで違った見方、相対的な見方が出来るわけです。

海外旅行とかすると、日本の治安の良さやサービス業のレベルの高さが分かるってことはあります。外に出て初めて内の良さが分かるんです。

習い事やサークル、友達、恋人、家族など、少し心がけるだけで簡単に場を持つことは出来ます。

続いて、もう一つの方法、自分の能力を上げるという方法を紹介します。

2. 自分の能力を上げる

仕事でプレッシャーを感じる場合って、相手の能力が自分より上の場合です。
立場が自分より上での人手も自分より大幅に頭が悪い人だったらプレッシャーを感じませんよね?
ですから、職場で一番頭がよくなっちゃえばいいんです。

本当の意味での頭が良くなる = IQを上げて物事の本質を見抜き、問題解決や新しい発想をするというのは一朝一夕ではいきませんが、思考のスピード、いわゆる頭の回転の速さはすぐに上げることが出来ます。

速聴をやると他人の会話がとろく感じるようになる

私がやって一番よかったのは、「速聴」です。スマホアプリやICレコーダーには音声を倍速再生する機能を持っているものがあります。それらを使ってポッドキャストの番組などを2倍速くらいで聞いてるだけで普段の会話がめっちゃ遅く感じます。

「あの顧客/上司、いつも厳しいこと言うんだよな」と思ってた相手に、「速聴」をやった後会うと、

「こいつ、しゃべるのくそおせーな、もっと早くしゃべれよ」という感覚になります。(注 こんな性格悪くないですよ、あくまで表現ですからね笑)

常にこちらは相手を上回るスピードで思考ししゃべる状態になります。相手が喋ってる途中から先が予想できるような状態になります。めちゃめちゃ余裕になります。

「こんなとろいやつらを相手にしてたのかぁ」

という感覚になります。(注 こんな性格悪くないですよagain)

認知科学者の苫米地英人博士によると、これは脳のクロックサイクルが上がるという現象だそうです。

脳のクロックサイクルは簡単に上がる

クロックサイクルってCPUの言葉ですが、脳にも処理のリズムみたいなものがあって、歩くスピードも急ぐとこれくらい、普通はこれくらい、ゆっくり歩くとこれくらいというのが自分の中で決まっていると思います。これを意識的に速くして、それを続けていると、そのスピードが当たり前になります。すると、普通に歩いてるつもりが以前よりも速く歩いている状態になります。

さっきの速聴の例は人が話すスピード(ポッドキャストの再生速度)を上げたら、その速さが当たり前になったんです。それを脳のクロックサイクルが上がると言います。

ですから、聞く以外にも、自分で意識的に歩くスピードを上げる、話すスピードを上げるという方法も同様に効果があります。

これらは相乗効果があるので、聞くスピードが上がれば話すスピードが上がり、話すスピードが上がると歩くスピードも上がるという風に全ての行動が速くなり、その行動同士がお互いに作用してますます速くなっていきます。

速聴が良いのは、機器がそれを強制的にやってくれることです。歩くスピードを上げようとしても、意識してないと遅くなってしまい、気づいたころには元のスピードで歩いていたりして、なかなかクロックサイクルが上がりません。

しかし、速聴ならば、スマホアプリやICレコーダーの再生速度を一度上げたら、自分で設定を変えない限り下がることはありません。ですから、速聴が一番オススメなんです。

重要な仕事に集中できるようになる

クロックサイクルが上がると対人のコミュニケーション能力がぐんと上がります。常に相手を先回りして、余裕を持って会話が出来るからです。

スピードで余裕が持てても、仕事の本質的なむずかしさは変わりません。複雑なデータ構造を持ったアプリケーションの実装は大変です。しかし、このような本質的な難しさへプレッシャーを感じることはいいことです。

人から受けるプレッシャー(この人には口ではかなわないなみたいな)という余計な部分がクロックサイクルを上げることでゼロになり、重要な仕事へ集中出来るようになるので、ぜひやってみてください。

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