プログラマーSEが転職で迷った時の判断基準
「とはいえ、今の会社はもう嫌だし…」
転職って大きな決断なので迷いますよね。
迷うこと自体は悪いことではありません。迷ったまま決断できないのが良くないんです。
決断しないことには、何も進みません。永遠に迷い続けることになります。
そうこうしてるうちに、「やっぱりやらなくていいや…」ってことになってしまいます。これでは何も変わりません。
私はこれまでに三度転職を経験しました。その中で何度も迷いましたが、自分なりの方法で決断してきました。
その結果、年収が上がったり、仕事の幅が広がったりと良いことがたくさんありました。
そんな経験を元にして考えた「転職で迷った時の判断基準」を紹介します。
Contents
迷い1. 転職に失敗したらどうしよう?
転職を考えているということは、今いる会社に不満を感じているということです。不満を感じる会社に居続けるって、既に失敗ですよね?
つまり「今いる会社に居続けること自体が失敗」なんです。
今が失敗状態なのですから、転職していまいちな会社に入ってしまっても、「失敗 → 失敗」なので、何も失いません。
きちんと考えて転職をすれば、失敗 → 成功になる可能性が高いのですから、やらなきゃ損です。
迷い2. 自分なんかが転職できるだろうか?
今の会社であなたは仕事をしています。就職できています。会社から必要とされています。
今の会社で必要とされているあなたは、他の会社でも必要とされるのが自然です。
中途採用で募集しているのは、「ふつうのエンジニア」です。特別な天才を募集しているわけではありません。ですから、今の職場でふつうに仕事ができているあなたは転職できて当然なんです。
私も「ふつうのエンジニア」ですけど、ふつうに余裕で3回転職できましたからね。
迷い3. 転職して年収下がったらどうしよう?
内定が出たら、年収額が提示されます。提示された年収額が今の会社よりも低かったら、断ればいいだけです。内定が出たからといって必ず入社しなきゃいけないわけではないですからね。
内定を辞退することに罪悪感を感じる必要はありません。どのみち複数の会社から内定をもらった場合、どちらかの会社に入社するにせよ、入社しない方の会社には内定を辞退することになりますからね。
迷い4. 転職して激務になったらどうしよう?
面接で「みなさんいつも何時くらいに帰られてるんですか?」とさりげなく聞いてみれば、だいたいの残業時間は分かります。
加えて、面接官や通路ですれ違う社員の顔もよく見ましょう。会社によってけっこう違います。
- 疲れた顔してる人が多いなぁ…
- 明るい表情の人が多いなぁ!
と様々です。
これに加えて、キャリコネってサイトに企業の従業員による口コミ情報が集まっています。食べログの企業版みたいなサイトです。このサイトを見れば、残業時間とか社風とかも大体わかります。
転職先の人間関係になじめなかったらどうしよう?
考え方を変えるだけで解決します。
「会社は仕事をする場であり、プライベートとは違う」
これを意識するだけでうまくいきます。
会社は仕事をする場なので、友達を作ろうとして、おもしろいことを言おうとしたり、ノリを良くする必要はありません。却って不自然なコミュニケーションになってしまいます。変に意識して仲良くなろうとしなくていいんです。
仕事に集中すればいいんです。打ち合わせなどで自然とコミュニケーションは生まれます。仕事をきちんとこなせば信頼が育まれます。これが会社における人間関係です。これさえわかっていれば、どんな職場でも自然となじめるはずです!
転職すると、働く場が変わり、仕事をする相手が変わり、仕事の内容・身につくスキルも変わります。つまり、人生が変わります!
今の職場に不満があるのであれば、勇気を出して一歩踏み出してみてください!