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プログラミングで煮詰まった時には潜在意識を活用すべし!

2014年12月20日に投稿 → に更新 能力開発 アフィリエイトリンクを含みます

プログラムを書いていて煮詰まることってよくありますよね。

  • 「どう実装すればいいか浮かばない」
  • 「バグの原因が分からない」

そんな時は潜在意識に解決を任せてみるとうまくいくことがよくあります。
「一日中考えても分からなかったバグの原因が帰りの電車の中でふと答えが浮かんだ」なんていう経験ありませんか?

これも潜在意識が活用された結果です。

そんなプログラミングに潜在意識を活用する方法を紹介します。

潜在意識とは

潜在意識は意識できない意識

人間の意識は2種類あります。

  1. 顕在意識
  2. 潜在意識

顕在意識は、普段私たちが認識している意識です。例えば人と会話していて、次何しゃべろうかなと考えるのも顕在意識です。

それに対して潜在意識は意識できない意識なので、自分で認識することは出来ません。しかし、潜在意識が存在することは確かです。

例えば、この文章を読むことにあなたの意識は向いています。しかし、それと同時に意識していなくても心臓は動いているし呼吸は続いています。お尻や背中の筋肉が無意識にバランスをとることで姿勢が維持されています。これらは無意識に行われています。

つまり、潜在意識とは意識できない意識、脳の自動運転モードなんです。

顕在意識は同期処理でシリアル処理、潜在意識は非同期処理でパラレル処理

脳科学や心理学の世界では潜在意識の力は顕在意識の数百倍あるいは数万倍と言われています。桁違いだということです。

コンピュータに例えると顕在意識は同期処理でシリアル処理、潜在意識は非同期処理でパラレルです。

顕在意識はシリアルにしか思考できません。あれをやって、これをやってと順番に考えます。「いや俺は複数の仕事を同時にやってるぞ」というかもしれませんが、それも仕事1を3分やって次に仕事2を5分やるみたく時分割しているだけで、リアルタイムに並列で処理しているわけではありません。

コンピュータのOSのタイムシェアリングシステムと同じようなものです。タイムシェアリングシステムはCPUの使用時間を細かい単位に分けることで同時に複数の処理をしているように見せる仕組みでマルチタスクOSに実装されています。

ですから、顕在意識は同期処理でシリアル処理でタイムシェアリングシステムです。

それに対して、潜在意識は非同期処理で本当の意味でパラレルです。潜在意識は意識できないのでその処理が終わるまで、次の処理を待たせません。心臓を3回動かした後に呼吸を5回してして、その後姿勢の維持をしようなんてやっていたら、死んでしまいます。よって、これらは本当にリアルタイムに並列で動いています。なので、非同期でパラレルなんです。

ですから、処理できるタスクの大きさは圧倒的に非同期でパラレルな潜在意識の方が大きいんです。

潜在思考を活用する方法

前述したように潜在意識は意識できない思考なので、自分ではっきりとコントロールすることは出来ませんが、自分が意図した方向の思考をするように働きかけることは可能です。これは、ひらめきを意図的におこす方法です。

手順は以下のようになります。

  1. 顕在意識上で対象について考える
  2. 考えるのをやめて、潜在意識が思考をする時間を取る
  3. ふとした瞬間にひらめく(リラックスした状態にひらめきやすいと言われている)

ひらめきのメカニズム

まずは顕在意識上で対象のタスクについて考えます。つまり普段通り作業をします。煮詰まってきたら考えるのをやめます。

そして、他の作業をしたり、散歩などをします。その間にも潜在意識は勝手に考え続けます。しばらくして潜在意識で答えが出たら、意識に上がります、「そうかぁ!こうすればいいのかぁ!」と。いわゆる「ひらめき」というやつです。

ひらめきというと、一瞬で思いついたかのように感じられますが、そうではなく、潜在意識が考え続けた結果が意識に上がっているのです。潜在意識の思考は認識できないので、急に一瞬で思いついたように感じるだけなんです。

複数タスクを潜在意識を使って処理する方法

例えば、タスクが3つあるなら

  1. タスク1の作業を始めて、終わりまでやる
  2. タスク2の作業を始めて、終わりまでやる
  3. タスク3の作業を始めて、終わりまでやる

と順にやるのではなく、

  1. タスク1について考える
  2. タスク2について考える
  3. タスク3について考える
  4. タスク1の作業を始めて、終わりまでやる
  5. タスク2の作業を始めて、終わりまでやる
  6. タスク3の作業を始めて、終わりまでやる

とすることによって、タスク1についての潜在思考時間を2, 3の時間に取ることが出来ます。よって、いきなりタスク1を始めて終わりまでやるよりも潜在意識上で考えがまとまった状態で臨めるので作業がスムーズに進む可能性が高くなります。

もちろん、答えが分かっているのなら一気にやってしまって良いので、ケースバイケースで使い分けると良いでしょう。

人生で達成したいことを潜在意識に設定する方法

潜在意識の力は仕事だけでなく人生で達成したいことにも活用できます。

認知科学者の苫米地英人博士が動画で話していた方法を紹介します。

  1. リラックスして目を閉じた状態で額を見る
  2. その状態で潜在意識に考えさせたいタスクを頭の中で列挙していく

すると、列挙したタスクが潜在意識にセットされるそうなんです。

例えば、

  • お金持ちになるには何をしたらいいだろうか?
  • モテるには何をしたらいいだろうか?

などを設定すると潜在意識が勝手に考えてくれて、自分にあった方法を見つけてくれるはずなんです(そうなってほしい!?)。

人生という単位でやってもいいですし、一日の仕事という単位でやってもいいでしょう。

ぜひ仕事の能率と人生の向上に役立てて下さい!