プログラマーSEが転職して『年収500万円』を超えた実体験
「学生時代の友達はもっともらってるのになぁ…」
「30過ぎて年収300万円台っておかしいよな?」
お金が全てではありませんが、給料はできれば高い方が良いですよね。
私が新卒で入社したのは社員数80名の零細システムベンダーでした。4年半勤めて年収は320万円でした。
転職したら一気に100万円以上年収がアップし、その後も順調に年収が増えて20代後半で500万円を突破しました。
ITエンジニアなら20代後半で500万円というのは特別高くもなく誰でも目指せる額だと思います。
私の学歴は専門学校卒ですし、スキルも特別高いわけでもありません。それでも20代で年収500万円を突破できたんです。
その経験談と秘訣を紹介します。
零細システムベンダーは30代でも年収300万円台?
先ほども述べた通り、私が最初に入社した会社は給料が低かったので、30歳の先輩に
「うちの会社給料低すぎませんか?」と聞いてみたら、
「いやぁ、どこもこんなもんだよ」と言われました。
私の場合3年目の年収は320万円でした。(4年目の途中で辞めたので4年目の年収は不明)
1年目にいくらもらっていたか覚えていませんが、300万円だったとすると3年間で20万円しか増えてないわけです。1年に7万円弱増えていったと計算できます。
10年努めると10 × 7万円 = 70万円なので、キャリア10年で年収370万円になる計算です。
30歳でも400万円いかない計算です。もちろん、昇進した年にはもう少し上がるでしょうけど、それでも400万円に届くか届かないかだと予想されます。
このような会社にいては、仕事をがんばる気になれないですよね。
とりあえずの転職活動でも余裕で400万円台へ
先輩に言われた話を確かめるために、とりあえず会社を辞めてみました。しばらく休みたいのと、当時25歳だったので、ブランク期間が多少あってもなんとかなるだろうと思っていました。
失業保険をもらうためにハローワークに行ったら月に一回以上転職活動をした実績がないと給付金が支払われないとのことなので、試しにハローワークから紹介された求人に応募してみた所、面接一回で内定をもらえました。
提示された年収は400万円でした!
面接中にその場で「年収400万円でどう?」と言われました。
そこで、「前職が320万円なので、どうせなら420万円だと100万円アップになってうれしいんですけど?」と聞いてみたら、「ダメ、400万円ならいいよ」とのことでした。
「てきとーに受けた会社で400万円いくなら、もっといい会社あるよな」と考えて、内定を辞退しました。
その後、失業保険をもらいながら、いろいろな会社に応募して最終的に2社から内定をもらいました。
- 中堅のシステムベンダー
- 東証一部上場の大手SIer
会社の規模も提示された年収額も後者の方が高かったので、後者を選びました。年収は100万円アップして420万円になりました。26歳の時です。
東証一部上場企業といっても、2ちゃんねるではFランクに認定されてる会社なので、面接も穏やかで、入るのはかんたんでした。Fランクとはいえ、東証一部上場企業なので給料もいいし、社員食堂や社宅があったりと福利厚生も充実していたので、転職ってしなきゃ損だなって感じですよね。
いい会社では順調に年収が上がる!
転職した年の年収が420万円くらいでその後 → 459万円(27歳) → 510万円(28歳) → 520万円(29歳) → 550万円(30歳)とアップしていきました。
転職してなかったら、327万円(25歳) → 334万円(26歳) → 341万円(27歳) → 348万円(28歳) → 355万円(29歳) → 362万円(30歳)とかだったかもしれません。
こう考えると恐ろしいですよね。
やってる仕事内容は前職とほとんど変わらず、業務システムの受託開発でした。客先常駐でクライアントの企業で仕事をしていました。使ってる技術もサーバーサイドJavaとHTML, css, JavaScriptと全く同じです。
なのに年収は100万円以上違うわけですから、どの会社で働くかはとても重要です。知らないとホント損しますよね。