プログラマーSEとして食っていけるという手応えを感じる瞬間
「それなりにプログラミングが出来るようになってきたけど、これで食っていけるという実感がない…」
などという方は多いかもしれません。
私も就職して開発案件をいくつかこなした後でも「これで食っていける!」という確信は湧きませんでした。
そこから様々な経験、努力をして、今は確信しています。
「ITで食っていける!!」と。
いつから、なにをきっかけにそう思うようになったのかを紹介します。
難しいと思っていたプログラムを完成させた時
「こういうツールあったらいいなぁ、でも作るの難しそうだなぁ、でもやってみれば作れないことはないはずだ」と思って作り始めたプログラムを完成させた時、「やっぱりできた!おれってやっぱプログラマーだわ!」と思いました。
これは仕事ではなく趣味で作ったツールだったのですが、自分で考えたソフトウェアを思った通りに完成できた時、大きな自信が湧きます。
ですから、仕事でなくてもプログラマーとしての自信はつけられます。
独学で新しい技術を習得した時
私は専門学校でC, C++, VB, JavaScriptを習ったのですが、その後就職してJavaを使うようになりました。
Javaは独学で本やWebサイトで学びました。それまでは、「学ぶ」というのは、学校の先生から「教わる」ことだと思っていました。人から教わらずに自分一人で本やWebサイトから学んでものにするという体験により、自分の力で新しい知識を学ぶことが出来るんだという強い自信を持ちました。
自分の力で新しい知識を学ぶことが出来れば、今後新しい技術がいくら出てきてもついていくことが出来ます!
自分で設計したアーキテクチャがうまく機能した時
私の場合、結城浩さんの本でデザインパターンを学んだ時にポリモーフィズムが理解できました。ポリモーフィズムをうまく使えば、開発の生産性を大きく上げられるなと、とても感動しました。
それで、実際の仕事で使ってみようと思い、新規開発のプロジェクトでデザインパターンやポリモーフィズムを駆使したフレームワークを作りました。とてもうまく機能して、チームのメンバーからは「すごく便利だ」、「開発が楽になった」等と絶賛されました。
学習したことを実際に使ってみて、うまく機能させるという体験もまたプログラマーとしての自信を与えてくれるものです。
学んだことを積極的に使ってみましょう!
きれいにコードを書けた時
複雑なロジックをきれいに頭の中で整理して、コンポーネント分割して、流れるようにスラスラとコードを書けることが時々あります。
そんな時に出来上がったコードというのはとびきり美しいものです。そのようなコードは芸術品、アートだと思えるほどです。
そんな美しいコードを書けたときも、「やっぱおれってプログラマーだわ!」と思える瞬間です!
成功体験が自信を作る!
つまりは成功体験を積み重ねるということです。
もちろん失敗から学べることもあります。失敗したら、そこから学び、次は成功させるそんな積み重ねによって気がついたら「おれってプログラマーとして食っていけるわ!」と思えるようになるのだと思います。
結局はプログラマーとして食っていける人というのはプログラミングを続けられる人であり、プログラミングが好きな人なのだと思います。そうやって、続けていく過程で成功体験が積み重なり、自信となり、確信となっていくのだと思います!