プログラマーSEが『後悔しない人生』を生きる方法
「やった後悔より、やらない後悔の方が大きい」って話ありますよね。
「好きな女の子がいたのに、告白できなくて、後になって、もしあの時告白してたら付き合えたかもって後悔する」
みたいなやつです。
ITエンジニアにとっては何が後悔につながるのでしょうか?
今回は「プログラマーSEが後悔しない人生を送る方法」を紹介します。
やりたいのに、やらないでいること
- 興味のある仕事
- 転職
- 使ってみたい技術
- 作ってみたいプロダクト
- やってみたい開発プロセス(アジャイル等)
- やってみたい運用(DevOps等)
- 海外で仕事をする
- やってみたい働き方(フリーランス、リモートワーク、ノマド、コワーキングスペース等)
- 起業する
人によってそれぞれだと思いますが、少し考えてみただけでもこれだけ挙げられます。
では、どうすればそれができるか考えてみましょう。
やってみたい仕事をするには?
一番最初に思いつくことは転職することです。
やりたい仕事ができそうな会社に転職すればいいわけです。
「そりゃ、そうだろうけど、そんなかんたんにはいかないだろ?」
と思われたかもしれませんが、ITエンジニアの転職はとてもかんたんです。
企業側の視点に立つと分かるITエンジニアの採用事情
ITエンジニアのスキルって汎用性があるので、求人と転職希望者のマッチングってとてもかんたんです。
例えば、A社でPHPによるWebサービスを開発してた人はB社でもPHPでWebサービスの開発ができるはずですよね。
使ってるプログラミング言語(PHP)も作るもの(Webサービス)も同じなのでそりゃそうだろって感じです。
これが営業職の場合、全然違ってきます。車の営業をやってた人が保険の営業をうまくやれるかというと判断が難しいものです。
営業成績って営業手順や商品アピールの方法論などのスキル的なものだけでなく、顧客との人間関係にも左右されます。前職では顧客と仲がよく、「あの人はいい人だから買ってあげよう」というような理由で買ってもらえてる場合もあります。だから、採用する側も判断が難しいわけです。
それに対して、ITエンジニアの採用はかんたんです。前職で使っていた技術と自社で使っている技術の差分を見ればいいからです。差分が小さければ、自社でも仕事がうまくできる可能性が高いと判断できます。
「でも、それじゃあ、現職と同じ分野の仕事しかできないじゃん?」って思われたかもしれませんが、そうでもありません。
現職と違う分野の仕事に移る方法
例えば、現職でWebサービス開発をやってる人が、スマホゲーム開発の求人で採用される可能性は大いにあります。
実際、私は業務システム → Webサービス → スマホゲームと多分野を渡り歩いています。
違う分野の仕事へ転職する場合はその分野の技術を独学で予習しておけばいいんです。他分野でも、既存の知識を応用すれば学ぶべき内容は意外と少なかったりします。
私の場合、業務システム開発とWebサービス開発でJavaを使ってきましたが、ゲーム開発ではC#を使っています。JavaとC#は似てる部分が多いのですぐに使いこなせるようになりました。
「今まではWeb系の開発をしてきましたが、ゲーム開発に興味がわき、独学でUnityとC#を学んで、ある程度身についたので、御社に応募させていただきました。」
と言えば、何も準備せずに来た人に比べて受かる可能性は高まります。それに、何も準備せずに受けても受かる場合もあると思います。
技術は入社してから学べばいいって会社もありますからね。