プログラマーSEが仕事に疲れて転職したい時に考えるべきこと
「身も心も、疲れてやる気がしない、うつ病かな…」
プログラマー・SEの仕事は顧客折衝や納期に追われて忙しい等、ストレスが多く、「もういやだ、会社行きなくない…」ってなりがちです。
私は10年以上、ITエンジニアをやっています。「仕事辞めたい」と思ったことだって何度もあります。
その度に自分なりの考え方で新たな道を探り、今に至ります。
私はこれまでに三度転職しました。仕事の内容も、
- 業務システム開発
- ECサイト開発運営
- スマホゲーム開発
と多分野を経験し、働き方も、
- 正社員
- フリーランス
- クラウドソーシング
といろいろトライしてきました。
これらの経験を踏まえて「仕事に疲れた時に考えるべきこと」を紹介します。
Contents
仕事がしんどい原因を考えてみる
しんどい原因が分からないまま転職しても問題は解決されません。原因次第では転職しなくても解決できる場合もあります。
それでは、よくある仕事がしんどくなる原因を挙げていきます。自分に当てはまるか考えてみてください。
原因1. 長時間労働過ぎる
残業ってどれくらいしてますか?
2ちゃんねるを見ると不幸自慢をするように
- 「今月100時間残業した」
- 「100時間なんてマシな方」
などの書き込みが見られますが、「よくやってられるなぁ…」と思ってしまいます。
私の場合、残業時間がせいぜい60時間を超えるとしんどいなぁと感じます。
基準は人によって違うので40時間でしんどい人もいるでしょうし、もっと少ない人もいるはずです。少ない残業時間で苦痛を感じることは悪いことではありません。自分に合った仕事の仕方ができる職場を見つければいいだけです。
私の経験上、残業の少ない職場もたくさんありました。というか、私が仕事してきた職場のほとんどは残業の少ない職場でした。
健全にプロジェクトを運営すれば、いつも残業しなきゃなんないなんてことにはならないですからね。
原因2. 人間関係が辛い
「チームのメンバーとうまくいってない…」
「顧客対応が苦手…」
「上司がパワハラしてくる…」
人間関係がうまくいかない原因はたくさんあります。一度こじれてしまった関係を改善するのは難しいので、
- なぜこじれてしまったか?
- どうしていればうまくいっていただろうか?
を考えて、次の職場ではうまくやろうと切り替えれた方がいいと思います。
原因3. 仕事がつまらない
同じ仕事をずっと続けていると、初めは面白かった仕事でも、だんだんとつまらなくなってしまいます。飽きるのは仕方がありません。
私は業務システム開発を10年ほどやってからWebサービス開発にキャリアチェンジして、その後、スマホゲーム開発の仕事に移りました。一度キャリアを変えることに慣れたら、次々と新しい分野の仕事へと飛び込んでいけるようになったんです。
今年はクラウドソーシングでWordPressのサイト制作をしています。初めてキャリアチェンジする時はとても怖いものですが、それならば、近い分野の他業種へチャレンジしてみるのが良いと思います。
業務システム → Webサービスへの転身はかんたん
業務システムのWebアプリケーションとWebサービスを開発する技術の基本は同じです。
クライアントサイドはHTML, CSS, JavaScriptで全く同じです。
サーバサイドは会社によって違いますが、Java, PHP, Ruby, Python, C#, node.js, Goなどが使われています。
業務システムでJavaを使った経験があるのであれば、サーバサイドにJavaを採用しているWebサービス企業の仕事であれば、スムーズに入っていけます。
私の場合、
- 業務システム(Java)
- Webサービス(Java)
- スマホゲーム(C#)
- クラウドソーシング(PHP)
という順番で移っていきました。1から2へは言語が同じなのでとてもかんたんでした。
自分に合ったカルチャーの会社で働こう!
業務システムと、Webサービス・スマホゲーム開発とでは、仕事の進め方や会社のカルチャーが違っていて、とても新鮮な驚きがありました。
- 服装が自由
- 開発に使うPCのスペックが高い
- 大型ディスプレイ2枚
- デスクスペースが広い
- イスがメッシュの高級チェア―
総じてエンジニアを大切にしている空気が感じられました。人間関係も上下関係ではなく横の関係でした。マネージャーもエンジニアも対等の関係で、お互いへのリスペクトが感じられました。
ですから、カルチャーの違う会社に転職するのもとても良い選択だと思います!