相談: 大学生、Unityを独学で基礎は習得、この後やるべきことは？

読者の方から相談メールをいただきました。

同じような悩みを持っている方向けに回答内容を一部紹介します。

Unityの基礎以降の学習方法

卒業制作でUnityで何らかの作品を作り、本一冊の学習が終わってるとのことなので、Unityの大まかな基礎的知識を既に身につけておられると思います。

そこから先の選択肢としては、

1. ゲームプログラマーとして就職する(社内研修やOJTで学ぶ)
2. プログラミングスクールで学ぶ
3. 動画講座で学ぶ
4. 自作ゲームを作ってネットに公開する（作る過程で足りない知識を学べる)

が考えられます。

大きく分けて

就職してから学ぶ → 1
学んでから就職する → 2,3,4

に分かれます。

学んでから就職するの中で

体系的に学ぶ → 2, 3
自分の興味があることを学ぶ → 4

があります。どちらがいいということはなくて、今の自分がどっちをやりたいかで選べばいいと思います。

私が新しい技術を学ぶ場合も、本を読むなどして体系的に学んでからコードを書き始めることもあるし、作りたいものがあってそれに必要な技術を学んでいく場合もあります。その時々によって変わります。

ゲームエンジニアとして就職したいのであれば、1をやりながらその他の学習を並行でやるのがいいと思います。

大学卒業したばかりとのことで、年齢もお若く、独学でUnityを学ぶ向学心をお持ちのあなたを採用したい会社はたくさんあるはずです。

私の場合、ある程度独学で学んでからゲーム開発の仕事をしましたが、仕事を通して学べたことがたくさんありました。本やWebサイトにはない、現場独自のコードの書き方やテクニックが満載でした。

Googleなどの検索エンジンで

Unity 未経験可

で検索すれば、未経験可でOKの求人が見つかるはずです。とはいえ、Unityの経験はなくていいけどエンジニア経験は必須って求人もあって案外ややこしいです。

転職エージェントに未経験可のUnityエンジニアの求人を探してもらうというのも手です。

1. 未経験の人が利用できる転職エージェントもあります。

2. プログラミングスクール 値段が高いのが少々ネックですが。

3. 動画講座 プログラミングスクールよりずっと安くすみます。

4はUnityでゲームを作って、WebプレイヤーやHTML5に出力してWebサイト上に公開して、求人に応募する際に職務経歴書にURLを書いておけば、「こういうゲームを作るスキルを持ってます！」というアピールになります。私もやりました。あとは、スマホアプリとしてビルドして自分のスマホにインストールして面接のときに見せるっていう手もあります。

なので、ゲームエンジニアになりたいのであれば、１をやりながらその他を並行してやる、
趣味としてゲーム開発を行いたいのであれば4をやっていけばいいと思います。まだ就職先を確定したくないということであればアルバイトでUnityエンジニアをやってみるとかもいいかもしれません。

URLを貼ったものに関しては一例なので、ご自身で、

転職エージェント 未経験可
プログラミングスクール Unity
動画講座 Unity

などを検索してピンときたものを選ばれると良いと思います。

その後

お役に立てたようで何よりです！