プログラマーSEが転職前に必要な『貯金額』は場合による
「なんとなく不安だし、貯金あった方がいい?」
「なくても大丈夫な気もするけど?」
転職したことのない人にとって、転職ってなんか不安ですよね、ホントにうまくいくのかなぁって。
私が初めて転職したのは25歳の時でしたが、400万円貯金がありました。25歳で400万円ってすごいですよね。年収は300万円台でしたが、実家暮らしだったので、毎年100万円くらい貯金できたんです。専門学校卒業してすぐ働き始めたので25歳の時点で4年働いてたので、400万円貯まってたんです。
私はトータル3回転職したことがあるのですが、
貯金が
- 役に立ったケース
- 不要だったケース
とがありました。
そんな経験を踏まえて、「プログラマーSEが転職前に必要な貯金額」を紹介します。
貯金が必要になるケース
1. 会社を辞めてから、転職する場合
失業保険をもらえるのは退職後3か月後なので、3か月間の生活費が要ります。1か月の生活費は人によりますが、実家暮らしなら0円でも大丈夫ですし、一人暮らしなら20万円くらいあれば足りるでしょう。借りてる部屋にもよりますけどね。
2. 転職先が合わず、すぐ辞めた場合
転職先の職場になじめなかったり、ブラック企業だったりした場合、入ってすぐ辞めることになってしまいます。この場合も失業保険をもらえるまでの3か月間の生活費が必要になります。まぁ、これは例外と考えていいでしょう。
私は1, 2ともに経験したことがあります。
転職先を決めずに退職した体験談
私の初めての転職は前述したとおり、25歳の時で、4年半勤めた会社を辞めました。しばらくは仕事せずにのんびりしようかなと思っていました。
ハローワークに行って失業保険をもらう手続きをしました。失業保険をもらうには、毎月一回以上、転職活動をした実績を報告する必要があるとのことなので、月一回転職活動をしました。
ハローワークから紹介された求人に申し込んだら楽勝で受かったので、転職は余裕でできると考え、しばらく休みを満喫することにしました。
その時は実家で暮らしてたので、お金の不安はありませんでしたし、実際大した金額を使っていませんでした。月に10万円も使ってなかったでしょうね。
しかも4か月目からは失業保険が出ますから経済的には全く問題ありませんでした。
ですから、転職先を決めずに退職して、しばらくのんびりするのもありだと思います。
一人暮らしの人は4か月分の生活費を貯金しておけば最低限OKでしょう。
転職先が合わず、2か月半で辞めた経験
31歳の時に転職した話です。
転職先は流通業グループ大手のIT子会社だったのですが、一言でいえばブラック企業だったんです。
- 毎朝「必死で働こう!!」みたいな社訓を暗唱させられる
- 週に一回、セミナールームに集められて社長から「お前らは全然一生懸命仕事をしていない!会社への想いが足りない人間はいずれ辞めてもらう!!」と脅しまがいな講演を2時間聞かされる。
毎朝の社訓の暗唱と毎週2時間の脅迫講演により、社員を洗脳して、働く奴隷にしようとしていると感じた私は2か月半で退職しました。私と同じ日に入社した他部門の社員は1か月で辞めたようでした。
辞めてからは前回同様、失業保険の手続きをして、のんびりと過ごしました。この時は実家を出て、一人暮らししていましたが、貯金もそこそこあったので、しばらく仕事せずに今後のことを考えようと思いました。
ブラック企業での体験が強烈で、気持ちをリセットする必要があったんです。
しばらくして気持ちがリセットできたので、再び転職活動したら無事採用されました。
ですから、転職に失敗してもリカバリーできるので、恐れる必要はないですし、ブラック企業や自分に合わない会社に入ってしまった場合は我慢せずにすぐ辞めた方がいいと思います。
無理して仕事を続けて体を壊したり、うつ病になってしまったら大変ですからね。
転職活動をすると、いろいろな会社や仕事を知ることができて、視野が広がりますし、面接で応募先企業の人と話すことも良い刺激になります!ぜひトライしてみてください!