システム開発で『炎上』した時に【自分だけ助かる方法】
2015年11月3日に投稿 →
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健康
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「炎上プロジェクト辛すぎる、なんとか逃げ出したい…」
「うちの会社って、炎上案件ばっかでクソ過ぎるな…」
「炎上さえなればエンジニアの仕事って楽しいんだけどなぁ…」
私はこれまでに15年ほどシステム開発の仕事をしています。
炎上プロジェクトに参加したこともありますが、意外とひどい目にはあっていません。
自分だけ助かる秘訣があるんです。くわしく紹介します。
まずは炎上しないための努力をする
皆さんが経験した炎上プロジェクトのことを思い浮かべてみてください。
おそらくそれは、あなたが途中から参加したプロジェクトではないでしょうか?
私の場合、炎上プロジェクトは全て私が途中から参加したものです。はじめから参加したプロジェクトは一つも炎上していません。はじめから参加していれば炎上しないように施策を施せますからね。
炎上しないためのポイントは、
です。
無理なスケジュールは組まない
まずはじめにそのプロジェクトに必要な全タスクを洗い出し多少余裕を持たせたスケジュールを組みます。この時点で納期をはみ出すようであれば、プロジェクトの責任者(上司だったり、顧客)に正直に説明しましょう。
「作業ボリュームに対して納期が短すぎるので間に合わない」と。
まともな組織であれば、
- 納期を延ばす
- 納期を延ばせない場合は、機能を削る/簡素化するなどして工数を減らす
- 人員を追加する
いずれかの対策が取られます。
炎上するプロジェクトって、この当たり前のこと(きちんと作業を洗い出し、日程を組み、無理がないかの確認)をしていないんです。
自分がプロジェクトの初めから入った場合はこのような確認・調整を必ずするので、炎上することなく無事完了できました。
無理なスケジュールを強行する会社はすぐ辞めよう
「作業ボリュームに対して納期が短すぎるので間に合わない」ことを責任者に伝えても、まともな組織でない場合、
「なんとか頑張って納期に間に合わせろ!!!」
と言われます。
読者の方の中にもこんなセリフを言われたことが一度や二度はあるんじゃないでしょうか?
思いっきり精神論です。困りますよね、どうしようもありません。日程的に無理なことは分かっています。無理に強行しても炎上するに決まってます。
こんな時どうすればいいかというと、私なら転職を考えます。
良くなる可能性がない状況で粘っても、嫌な思いをするだけです。
実際転職するかは別にして、転職を選択肢として持つことが重要なんです。
辞める覚悟を持てば正しいことができる!
日本にはつきあい残業という悪しき習慣がありますよね。自分だけ先に帰ると悪い気がして周りに合わせて残業するというものです。
それに、たくさん残業してる人を頑張っていると評価する会社もあります。
しかし、辞める覚悟(選択肢)を持った瞬間から、状況がガラリと変わります。
会社を辞める選択肢があれば、
そんな当たり前の正しい対応ができます。
ですから、正しいことをするためにも辞める覚悟・選択肢を持つことが大切なんです!