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システム開発で英語スキルは必要?使う場面と効果的な学習方法

2015年11月9日に投稿 → に更新 仕事術 アフィリエイトリンクを含みます

外国の美女

「グローバル化で英語出来た方が良いっていうけど、実際必要性を感じないんだが…」
「ググって英語のページしか出てこない時に読むくらいしか使う機会ないよな」
「うちの会社は海外出張とかもないから英語いらないと思うんだけど…」

「これからは日本人も英語がしゃべれなきゃダメです!」って話はよく聞きますよね。
「日本は人口が減少していき経済のパイが小さくなるので経済成長するには海外相手にビジネスしていくしかない!」みたいな話です。

この話のポイントって「(日本が)経済成長していくには」ってとこなんです。

国全体のGDPを上げていくにはって話なわけで、「私たち一人ひとりが豊かに暮らしてくためには」って話じゃないんですよ。だから「勝手に言ってろ」なんです。

とはいえ、英語を使える人の方が収入が高いっていう統計データもあるようなので、完全に無視はできませんよね。

私は海外旅行にけっこう行っているので英語はそれなりに勉強してます。TOEICの点数は、なぜか485点でしたけどね(T_T)

それくらいのレベルですが、一人で海外旅行できてます。旅行に必要な単語やフレーズって限られているので、案外かんたんなんです。

仕事もこれと同じように、必要な所にしぼって英語が使えればいいわけです。

そんなわけで、今回は「システム開発に必要な英語スキル」を紹介します。

システム開発で英語を使う場面

楽天みたく社内公用語が英語の会社なら別ですけど、ふつうの日本の会社は基本的に日本語でやりとりするので英語を使う場面は少ないと思われますが、実はけっこう使ってます。

ソースコードの大半は英語

メジャーなプログラミング言語は基本的に英語がベースになっていますから、プログラミング言語自体が英単語を使っています。

例えば、下記のRubyのコード

if today == "03/19"
	send_email '[email protected]', "誕生日おめでとう!プレゼント送ったので楽しみにしてね!"
end

英語圏の人が見たら、Rubyの文法を知らなくても何をやってるか一目瞭然だと思います。
今日が03/19だったら[email protected]に誕生日おめでとうメールを送信する
っていうコードです。ほぼ英語そのものですよね。

私たちプログラマーがコードを書く際には、変数や関数・メソッド等に名前を付けますが、それらの多くも英単語です。ですから、私たちは知らず知らずのうちに毎日英語を使っているんです。

英語を読む機会は結構ある

ソースコードの中にも英単語はたくさんありますが、英語の文章を読む機会もけっこうあります。

技術の調べ物をしていて、その技術についての日本語ページがなくて英語のページしか検索にヒットしない場合ってけっこうありますよね。

英語の技術文書を読むのにネイティブスピーカー並の英語力は必要ありません。調べたいことの答えが分かればいいだけですからね。

中学英語くらいの知識と辞書サイトがあれば十分です。

システム開発で英語を話す機会はあるか?

私は10年以上ITエンジニアをやっていますが、仕事で英語を話したのは一度だけです。

オフショア開発のブリッジSEとの会話です。

古いアプリケーションのコードを新しいフレームワークを使ったコードに移植させるプロジェクトでした。移植作業の大半は、定型的な作業なので、日本で移植のガイドラインを作って、コードの改変は人件費の安いインドで行おうというものでした。

まず私が移植のガイドラインを作って、それを日本語英語両方できるインド人の通訳が英語に翻訳をしました。このほかに技術責任者のインド人も来日しました。

技術責任者のインド人とのコミュニケーションは基本的に通訳を通してやりましたが、ところどころは英語でやりとりをしました。当時は英語を話すこと自体に抵抗感があったので、あまりうまくできませんでしたが、それでもけっこう意思疎通できました。

日本の英語教育はダメだって言われてるけど、案外使えたんですw

オフショア開発で成功した話をあまり聞きませんが、徐々に増えていくんじゃないかと思います。そんな時に英語話せると仕事が捗るし、外国人と話すと常識や慣習の違いを発見できて楽しかったります。

英語を使う機会を増やすには?

一番手軽なのはオンライン英会話だと思います。


↑みたいなやつです。
ネットさえつながる環境ならどこでも英会話レッスンが受けられるのでいいと思います。

本だけで勉強するのはあまりおすすめしません。本気になれないからです。
学校の英語の授業で教科書を読まされた時を思い出してみてください。

「ジス イズ ア ペン(This is a pen)」

みたく読んでたと思います。それだと外国人に全く通じません。本気で外人っぽい発音をする必要がありますが、授業中に外人っぽいテンションで教科書を読んだら、クスクス笑われてしまいますよね。そこが日本の英語教育のダメなとこなんだと思います。

本気になる!これがポイントです。そういう意味で一番いいのは

  • 海外旅行に行く
  • 英会話スクールに通う
  • 外国人の友達を作る

のように外国人と接触する機会を作ることです。ただ、これってなかなかハードルが高いのでオンライン英会話が一番手軽でいいのかなと思います。

英語を使う会社に転職するのもあり?

本気になると言う意味では転職して英語を使う会社に入るのも良いと思います。

外資系企業やオフショア開発をやってる会社、海外支社があるような会社に入れば英語を頻繁に使うことになると思います。

あとは楽天ですよね。私も以前楽天に応募したことがあるのですが、その時は3次面接まで行って落ちてしまいました。求人数は多いので、入社チャンスは多いと思います。