プログラマーSEの『不眠症・睡眠不足』を防ぐ方法
「夜遅くまで残業してて睡眠不足…」
「もっとぐっすり眠りたい…」
プログラマーって他の職業と比べて、頭を使う比重が高い仕事だと思うんです。
もちろん、頭を使う仕事は他にもありますが、頭を使う相手がコンピュータという仕事はプログラマーだけです。
論理しかないコンピュータを相手に、人間である私たちが対話をして行くのは思いのほか思考力、精神力、集中力を消耗します。
人間関係もいろいろあって、顧客、チームのメンバー、上司・リーダー、他部門のスタッフなどに対して、多かれ少なかれストレスもあります。
それに、PCを長時間使うことで目が疲れたり、同じ姿勢が続くことで、腰に負担が掛かったり、首や肩が凝ったりもします。
そういった疲労や体のダメージを回復するためにも睡眠はとても大切です。不眠症や睡眠不足ではまずいのです。
そんなわけで今回は、「不眠症・睡眠不足を防ぐ方法」を紹介します。
眠れないのはストレスが原因?
- 夜遅くまで仕事をしていて目がさえてしまって眠れない
- 納期に対するプレッシャー
- 仕事がむずかしくてできるか不安
プログラマーの仕事って能力差がはっきり出ます。
- 正しく動くプログラムを作れれば優秀
- 作れなければダメなやつ
これらは心理的プレッシャーになります。
どんな仕事をするにしても多かれ少なかれストレスはあるものです。重要なことはストレスに左右されずにぐっすり眠れる人になることです。
そのためにまずやることは、
睡眠法の基本を押さえる
根本的な不安やストレスをゼロにすることはできませんが、
- 睡眠環境
- 睡眠習慣
を整えることは今すぐできます。
睡眠に関する本を多数読んで、共通していたのは光をコントロールすることです。
暗い方がよく眠れる → 遮光カーテン買うべし
人はメラトニンというホルモンが分泌されることで眠くなります。
メラトニンは光によって分泌量が変化します。基本的にメラトニンは光を浴びることで減少するんです。
ですから、朝起きて眠くても、カーテンを開けて光を浴びれば、目が覚めます。それでも眠気が覚めない時もありますが、少し経てば目が覚めますよね。よって、朝起きるのが苦手な人は目覚めたら光を浴びるといいでしょう。
光を浴びた後15時間後にメラトニンが出始めると言われています。その2時間後(トータル17時間後)にメラトニンがいっぱい出るので、目覚めてから17時間後くらいに眠るのがいいんです。
朝7時に起きたなら17時間後の24時(午前0時)に眠るの良いわけです。ふつうの常識的睡眠時間と合致してますね。
眠る数時間前から光の量を徐々に減らしていきます。寝る前にPCやスマホの画面を見ないようにするだけでも眠りに入りやすくなります。
カーテンを遮光カーテンにして外から入ってくる光を防ぐことも重要です。
都会の暮らしだと、夜でも街頭や向かいの建物の灯りなどが窓から入ってきます。これらの光を遮光カーテンでしっかりと遮断します。
静かな方が眠れる → シリコンの耳栓買うべし
できたら音も静かな方がいいので、夜、外から大きな音が聞こえてくるような環境で暮らしてる場合は、耳栓をするといいと思います。
私も毎日耳栓して寝てます。
私が住んでるマンションは、駅から近く居酒屋なども近くにあるため、よっ払いが大声で話してるのが聞こえてくるため、耳栓をいろいろ試しました。
試した中で一番よかったのは、パティ・バディーズという耳栓です。水泳などで耳に水が入るのを防ぐこともできるシリコン製の耳栓なんですが、音の遮音もかなりしてくれていい感じです。
耳栓をした方がぐっすり眠れる感じがします。目覚めた時に、すごく深い睡眠を得たような感覚がするんです。
ぐっすり眠ることでタフになれる!
ぐっすり眠れるようになると、心と体が十分回復するので、今まで不安やプレッシャーに感じていたことが、それほどでもなく感じられるようになります。
体と心にエネルギーが十分あると、自分のキャパが広がるためでしょう。
ですので、不眠症だったり睡眠不足だという人は、
- 光の量をコントロールする。朝、目覚めたらすぐにカーテンを開けて光を浴びる。夜は、眠る数時間前から光を浴びる量を減らしていく(照明を暗めにする、PCやスマホを見ない)。遮光カーテンで外の光をしっかり遮断する。
- 外がうるさい環境の場合、パティ・バディーズの耳栓をする
をぜひやってみてください!