転職先が見つからないプログラマーSEの特徴と解決策
「この会社だ!ってピンとくる会社がないんだよなぁ…」
「面接苦手で何しゃべっていいかわからない…」
私はこれまでに三度転職しましたが、転職活動を始めて、だいたい1~2か月くらいで転職先が決まっています。
内定を蹴って別の会社を探し続ければもっと期間は伸びるのですが、希望する会社から内定をもらえたので毎回これくらいの期間で終わったんです。
希望する会社から内定もらえたと言いましたが、何もかもすべてが満足な最高の会社ってわけではありません。
今の自分にとっての次の一歩としていいかなというものです。この辺のさじ加減がポイントなんです。
そんな経験を踏まえて「転職先が見つからないプログラマーSEの特徴と解決策」を紹介します。
特徴1. 高望みしすぎ
大きな目標を持つことは大切ですが、同時に現実を受け入れることも同じくらい大切です。
例えば、ITコンサルタントになりたいという目標があって、現在は二次請けの業務システム開発の仕事をしてるとします。転職活動でコンサルティングファームに絞って応募をしたとしてうまくいくでしょうか?
内定を一つももらえないかもしれません。大きな目標を達成するには段階を踏む必要があるからです。
現在は二次請けの業務システム開発の仕事をしてるとしたら、次のステップとして元請け企業、あるいはユーザー企業に転職するのが良いと思います。そこで顧客折衝やマネージメントの経験を積んでからコンサルティングファームを受ければきっと内定をもらえる会社が見つかると思います。
こうやって現実を受け入れて、段階を踏むことが大切です。
特徴2. 目標が定まっていない
「なんとなく仕事つまらなくなってきたから転職してみっか」という気持ちだとなかなか内定をもらえないかもしれません。
入社意欲が低いことが面接で伝わってしまうからです。
ですから、まずは目標を定めることが大切です。目標は必ずしも「こんな仕事をしたい」っていうものである必要はありません。
待遇面の目標でもいいんです。「年収を100万円アップさせたい」でもOKです。目標さえ決まれば、応募する会社が決まりますし、熱意が生まれます。
「年収を100万円アップさせたいんだぁぁ!!!」という熱意で面接を受ければ、受かると思います。倫理感的に抵抗を感じるかもしれませんが、会社は仕事をしてお金をもらう場所なのでお金を目的に転職するのは悪いことではありません。
受かるために必要なことは熱意です。熱意が湧く目標なら、なんでもOKです。
特徴3. 自分の良さを十分にアピールできていない
面接とは、応募者の良さと応募先企業の良さを互いに確認し合う場です。
自分の良さが企業に伝わらなければ当然内定はもらえません。伝え方を工夫する必要があります。
自分の経歴やスキルを整理する
「職務経歴書に仕事の経歴を書いたので、整理できてるよ」と思いがちですが、それだけでは不十分です。
それぞれの仕事で
- 自分が何をして、
- 何を学んできたのか
を考えてみましょう。なんとなくのイメージではなく言葉にしてみましょう。
例えば、「私はAプロジェクトで詳細設計と実装、テストを担当した。後輩のB君の仕事を面倒見ながら、自分の仕事をしっかりとやり、共通化できるロジックの提案もした」といった感じです。
すると、自分のスキル・経歴の中で特にアピールすべきポイントが見えてきます。
この例で言うと、この人の強みは、
- 実装の技術力と提案力
- 後輩を支援するリーダーシップ
だと分かります。
説得力のある受け答えをするコツ
経歴から自分の長所を見つけれると、説得力のある受け答えができるようになります。
「私は実装技術とリーダーシップがあります!」と言うよりも「私はAプロジェクトで後輩のB君の仕事を面倒見ながら、自分の仕事をしっかりとやり、共通化できるロジックの提案もしました。ですから、実装技術とリーダーシップには自信があります。」と具体的な経歴を交えて言った方が説得力があります。
そんなわけでぜひ実際に使ってみてください!