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ITエンジニアに『おすすめの資格』を資格保持者が紹介

2016年11月29日に投稿 → に更新 勉強法

ITエンジニアって資格がなくても仕事ができます。

よく言われているのが、医師や弁護士は資格がないと、その仕事が出来ないのでこれらの資格は取る価値があるという話です。

それに対して、情報処理技術者試験やベンダー資格などのIT系資格は持ってなくても仕事できるから取らなくていいという意見があります。

さらには、「資格を取っても仕事の役に立たない」とまで言う人もいます。

私はそうは思いません。その理由を紹介します!

資格は取ってみて分かることがある

私は情報処理技術者試験の資格を3つ持ってます。

  • 初級システムアドミニストレータ(現在のITパスポート)
  • 基本情報技術者
  • ソフトウェア開発技術者(現在の応用情報技術者)

これらの資格は情報処理技術者試験の中でかんたんな方の3つです。

もっと高度な部類の試験も受けました。

システムアーキテクト、プロジェクトマネージャー、データベーススペシャリストなどを受けましたが、惜しくも午後Ⅱ試験で落ちてしまいました。

同じ試験を何度も受ければ合格できそうですが、私は知識を増やすために資格試験に挑戦していたので、落ちたら、次は別の試験に挑戦をしました。

ベンダー試験もJavaやDB2、UMLなどの資格を多数持っています。

なぜ、そんなに資格を持っているかというと、以前勤めていた会社で、資格をとると報奨金をもらえる制度があったからなんです。

基本情報技術者試験に受かると3万円、Java試験に受かると5万円もらえる、みたいな制度です。

さて、「IT系の資格なんてとっても意味がない、仕事に役立たない」と言っている人たちは、資格を持っているのでしょうか?

資格を持ってない人の意見は負け惜しみ?

「資格をたくさん取ったけど、意味がなかった、役に立たなかった」というのであればいいのですが、資格を取ったことないのにそう言っているのであれば、聞く価値がありません。

私はたくさん資格を取りましたが、勉強になったし、仕事の役にも経ちました。資格を持っている同僚や先輩に聞いても私と同じ意見でした。

ですから、「資格をとっても意味がない、役に立たない」という人は、資格を持っていない自分を正当化している場合が多いのではないかと思うんです。

続いて、資格を取ってよかったことを紹介します。

資格を取ると体系的な基礎知識が身につく

資格試験のほとんどはそれぞれの試験分野の基礎知識を問うものです。

基礎知識なので直接は役に立たない場合もありますが、仕事をする上での基礎=土台が出来上がります。

家を建てる時に土地を整えたり、土台を作ったりすることを「基礎工事」と言います。この基礎がきちんとできていなと、あとで建物が傾いたり地盤沈下が起きたりします。つまりは基礎って大事なんです。

多くの資格試験を受けると、何度も何度も基礎知識を問われます。違う試験であっても、内容がかぶってる部分は結構あるので、試験勉強の中で何度も何度も基礎知識を復習することになります。

情報処理技術者試験とベンダー資格でも、内容がかぶるものはたくさんあります。何度も何度も勉強すると理解が深まるし、記憶も定着します。

体系的で網羅的な知識を学ぶという意味で資格を取るというのはとてもいいと思います。仕事をする中でも知識は増えていきますが、どうしても、仕事で必要な部分だけを学ぶことになるので断片的になりがちですからね。

基礎知識ががしっかりあると判断に確信が持てる!

「この設計どうしようかな?」と悩んだ際に、「これはセオリーとしてはこうすべきだから、やはり、これで行こう!」などのように知識的な裏付けを持って決断が出来るようになります。

私は10年位、客先常駐の仕事をしていたのですが、顧客に何か説明する時にも資格取得で学んだ知識は役に立ちました。

説明がうまくなる!

顧客はITの専門家ではなく、情報システムを使う側の人たちです。専門家じゃない人たちに「このシステムはこういう理由でこういう設計をします。」というような専門的な説明を彼らに分かるように話さなければなりません。

別のものに例えるとか、説明を簡略化するなどの方法がありますが、基礎知識がしっかりあったほうが、例えるものも浮かびやすいですし、簡略化する際にも思い切って内容を削ったりすることが出来ます。

ですから、役に立たないわけがないんです。これって、学校の勉強も同じです。

思考の潜在性

「学校の勉強は社会に出てから何の役にも立たない」という人がいます。

  • 微分・積分なんて、仕事で使わないじゃん?
  • 縄文時代の知識なんて、使う機会ないじゃん?

とか言いますよね。

しかし、頭を使う訓練になりますし、学んだ知識は思考する際の材料になっています。

人間の思考の多くは無意識に行われていると言われています。自分が認識できていない思考がたくさんあるんです。

直接的に役立つ知識だけ学ぼうとすると、体系的な知識は学べません。

体系的な知識の中には仕事に使わない知識も含まれているからです。

直接役立つことだけ学びたいのであれば、知識は仕事をする中で学ぶしかありません。これだと、潜在的に役立つ体系的な知識が学べないという意味で片手落ちです。

もちろん、実践から学ぶことは重要です。両方のアプローチで学ぶべきだということです。

体系的な知識を勉強して、仕事で使う。仕事で使った技術の周辺知識を学ぶ、その両方をやることによって、力がつくんだと思います。

で、おすすめの資格は?

タイトルに戻って、「ITエンジニアにおすすめの資格は何か?」ですが、その答えは「なんでもいい!」です。

私の場合、資格取得の報奨金目当てで資格を取っていたので、「この資格、自分の仕事と関係ないな」と思うものもたくさんとりました。

ですが、結果的に、それによって、知識が広がり、今まで興味のなかった分野にも興味を持てました。

なので、なにかしらその資格をとりたいモチベーションがあるなら、チャレンジすればいいと思います。

私のように報奨金が出ないと資格を取る気にならないという方はそういう制度のある会社に転職してみるのもいいと思います(笑)