プログラマー・SEは常に人手不足だから転職は楽勝なのか?
プログラマー・SEの求人って、常にたくさんあるように見えますよね。
システム開発の職場はいつも忙しく人手が足りていなく見えます。常に求人があるのも納得がいきます。
- 求人がたくさんあるということは、転職は楽勝?
- 楽勝なら、私も転職してみよっかな?
って思いますよね。
私はこれまでに3回転職したことがあります。それらの経験を元に「実際どうなのか?」を紹介します。
一般的に言われてるエンジニア需要の真実
よく言われているのが、
「プログラマー・SEが不足しているのではなく、優秀なプログラマー・SEが不足している」
という話です。
なので、底辺コピペプログラマーは逆に余っているという意見を2ちゃんねる等でよく目にします。
実際、私がチームリーダーをやっていたプロジェクトで追加要員の面談をしたら、全然プログラムを書けないのにプログラマーを名乗ってる人がいました。ですから、たしかにレベルの低いプログラマーはいるようです。
ただ、ここでいう優秀なプログラマーというのは、ふつうに仕事をこなせるレベルのプログラマーのことです。
別にスーパーハッカーじゃなくていいんです。スーパーハッカーじゃないとできない仕事なんてふつうの会社にはありませんからね。
なので、「おれは優秀じゃないから転職は無理だ」と思う必要はありません。
「ふつうに仕事できている = 優秀」ですからね。
実際、ITエンジニアの転職は楽勝か?
私の実感からすると、
「楽勝とまでは言わないけれど、転職活動すれば採用してくれる企業は必ず見つかる」
と思っています。
3度の転職では毎回、
- 書類を20社くらい応募
- 書類選考を10社くらい通過
- 一次面接を5社くらい通過
- 二次面接を2社通過 = 2社から内定ゲット
というパターンでした。
私の場合、最終的に内定もらえるのは毎回2社なんです、不思議なことに何度転職しても同じ結果だったんです。
前職と同ランクの会社を受ければもっと受かるんでしょうけど、同ランクの会社に転職しても意味がないので、難易度的にギリギリ受かるか受からないかの会社に応募しています。
20社応募して2社内定もらえるわけですから、楽勝とまではいかないけど、楽観的に考えていいと思います。
ITエンジニアが転職しやすい理由
ITエンジニアのスキルは他社に移っても使えます。
A社でPHPを使ったWebアプリケーション開発を経験した人はB社に移っても同言語でWebアプリケーション開発ができます。
つまりは、企業が求めてるスキルとエンジニアのスキルマッチングがしやすいということです。
他の職業だと、ここまでかんたんにはいきません。
例えば、保険の営業をしていた人が、不動産の営業職に転職する場合、同じ「営業」と言っても、必要とされる知識は大きく異なります。
そういう意味でITエンジニアはものすごくつぶしが効く職業と言えます。
経験のない技術を使っている会社への転職でさえも案外いけるもんです。
私の場合、
- 業務システム
- Webサービス
- スマホゲーム
と多分野を渡り歩くことができています。分野が違っても、それまでの経験やスキルは活かせるし、十分やっていけてます。
やっぱり、やりたい仕事をするのが一番です。そして、やりたい仕事って、やろうと思えば、案外できるもんなんです!