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プログラマーSEが40代で転職するならフリーランスがいい理由

2016年8月7日に投稿 → に更新 キャリア アフィリエイトリンクを含みます

フリーランスになって年収アップした男性

「転職したいけど、もう40過ぎてるしなぁ…」
「40代で転職って難しそうだよなぁ…」
「転職できても、給料下がりそう…」

20代30代の転職ってかんたんですけど、40代ってちょっと難しそうですよね。

ITエンジニアの場合、40代でも全然行けるとは思いますけど、それでも20代30代に比べれば苦戦しそうですし、年収が現職よりも下がる可能性は十分あります。

私は現在30代後半なんですけど、40代で転職するなら、どうするかというと、「フリーランス」を選択します。

私は30代前半でフリーランスになったんですけど、一度なってみると、会社員には戻れないなぁと感じるほど良かったんです。

そんなわけで今回は「プログラマーSEが40代で転職するならフリーランスがいい理由」を紹介します。

企業から見た40代転職組を考えてみると…

企業の採用担当者の立場で考えてみましょう。40代転職組ってどう映りますかね?

  • 年取ってる分、扱いが難しい
  • 入ったばかりで社内のことよくわかってないくせに口出ししてきそう
  • 40代だから、そこそこ給料高めに出さなきゃならない

いろいろとネガティブな印象が湧いてきますよね。次は転職する側から考えてみましょう。

40代で転職するのは分が悪い?

一般的に40代の年収は20代の年収よりも高いですが、なぜ高いのでしょうか?

40代の社員の方が20代の社員よりも経験が多い分、高度な知識・能力を持っているからです。

しかし、

  • 40代で転職して入社1年目の人
  • 新卒で入社して5年目の人

とでは、その会社の業務についてどちらがよく知っているでしょうか?後者ですよね。

つまり会社にとっては、40代の転職組よりも、新卒5年目の社員の方が有用なのです。

にも関わらず、40代の転職組を採用する会社というのは、人気のない企業であると考えられます。

人気がない理由が知名度がないというだけであればいいのですが、就業条件が悪いことが理由だとしたらどうでしょう?いわゆるブラック企業で人がすぐ辞めちゃうから40代も採用しているとしたら……?

転職できてもそんな会社では働きたくありませんよね。

しかし、今の会社は辞めたい、どうしたらいいかというと…?

フリーランスなら、高い年収とやりたい仕事を両取りできる!

フリーランスなら上場企業の課長クラスの年収を軽く目指せる

フリーランスって安い仕事でも月50万円くらいはもらえます。

50万円なら50万円 × 12か月 = 年収600万円

40代にしては高くないかもしれないですが、悪くはない数字ですよね。それに初めは50万円でも半年、1年と実績を上げて単価を交渉していけば10万、20万とアップさせることは可能です。

10万アップして60万円になれば、60万円 × 12か月 = 年収720万円、一気に高収入ゾーンに入ります。
20万アップして70万円になれば、70万円 × 12か月 = 年収840万円、上場企業の課長クラスの年収です。

知り合いのフリーランスエンジニアは一つのクライアントに何年もいてひと月の単価が80万円まで行ったそうです。

80万円 × 12か月 = 960万円

この人は30代でマンションを買えました。うらやましいですね。

高収入だけじゃなく、フリーランスにはもう一つ大きな利点があります。

やりたい仕事が選べる

私は会社員時代、業務システム開発の仕事をしていました。客先常駐の派遣みたいな仕事です。自社には自分のデスクはなく、常に顧客企業のオフィスで仕事をしていました。いわゆるSEの仕事です。

フリーランスになって心機一転Webサービスやスマホゲーム開発のプロジェクトに入りました。

社内がすごく自由で楽しい雰囲気にあふれていて仕事がしやすいし、仕事するメンバーも技術力や好奇心旺盛で楽しい人たちでした。

会社員の頃は上司から指定されたプロジェクトに入るしか選択肢がありませんでしたが、フリーランスなら、自分がやりたい仕事を選べます。これ、めっちゃ素晴らしいことです。

とはいえ「フリーランスになるのって難しいんじゃない?」と思われた方もいるかもしれませんが、そんなことないんです。

フリーランス向けエージェントに登録するだけで仕事を紹介してもらえる

ギークスジョブみたいなフリーランスエンジニアに仕事を紹介してくれるエージェントのWebサイトに登録すると、メールが来るので、面談日を設定してエージェントと会います。

自分のスキルや、やりたい仕事の希望等を伝えると、エージェントが条件に合った案件をいくつか紹介してくれるので、その中から気に入った案件を選びます。

あとはエージェントがクライアント企業に連絡して面接日を設定してくれるので面接に行って、話を聞いて双方合意したらプロジェクト参画となります。

転職の面接に比べて落とされることはかなり少ないです。

私は直近の仕事では案件3つ応募して3つともOKとなり、一番条件のいい案件に参画しました = 合格率100%です。転職だと入るのは難しい人気企業でもフリーランスだと参画しやすいのでそういう意味でもいいと思います。

確定申告もかんたん

確定申告って難しそうなイメージがありますが、実際にやってみるとそうでもありませんでした。

Excelのシートに経費と収入を入力していって2月になったら国税庁のWebサイトの確定申告書等作成コーナーってページにって、Excelが出したそれぞれの合計金額を入力すると確定申告書のPDFが出力されるので印刷して封筒に入れて税務署に送るだけです。

あと、そのWebページに所得税の金額が出力されるので、郵便局や銀行でその金額を書いて支払って終わりです。

休みも自由にとれるし、残業も少なくできる

フリーランスの契約って、ひと月の時間契約なんです。

例えば

  • ひと月に140時間以上働いてください、50万円支払います
  • 160時間以上働いた分については残業代のように追加報酬を払います。

みたいな契約が一般的です。

一日8時間 × 20日 = 160時間なので、残業なしでも140時間は優に超えてしまうので、月に何日か休むことができます。もちろん、仕事の進み具合によっては休めない時もありますけどね。それでも現場に迷惑をかけない範囲で休みを取ることができます。

私の場合、大体ひと月140時間程度に収めることを目標にして仕事をしていて、ほとんどの月はそれくらいで収まっています。もちろん、仕事はきちんとやって現場からの評価は良好です。

それに、1か月くらい旅行に行きたいと思った場合にも、フリーランスなら1か月休暇にすることが可能です。

3か月単位で契約する会社が多いので、契約が切れるタイミングで契約更新せず、1か月あるいは好きなだけ休暇を取ることができます。まぁ、休暇中は収入がなくなっちゃいますけどね。

といっても、月50・60万もらっていれば、年に何か月か仕事しなくても生活に困ることはありません。

そんなわけで、フリーランスいいなと思った方は、ギークスジョブなどを見てみてください。サイトから案件の検索もできるので、どんな仕事があるのか見てみるとイメージが広がると思います。

それでも、「やっぱりフリーランスは不安だなぁ」という方は派遣社員になるという手もあります。

派遣社員というと低賃金、派遣切りなどのネガティブなイメージを持たれがちですが、ITエンジニアの派遣社員は給料も高いですし、仕事はフリーランスと同じように選べるので、実はとても良い選択なんです。

かつ、確定申告や健康保険、年金などの税務処理を所属会社がやってくれるので、正社員とフリーランスのいいとこ取りなんです。

なので、フリーランスもいいけど、ちょっと不安だなぁという方は、まず派遣社員になってみるのもいいと思います。

パーソルテクノロジースタッフに登録すれば、かんたんに派遣社員になれるので、ぜひトライしてみて下さい!