プログラマー・SEが成長し続ける方法
「同じような仕事ばっかだしな…」
「このままだと、年取った時やばそうじゃね?」
仕事をする上で「成長する」って2つの意味でとても重要だと思います。
- 成長することで自分自身の価値を上げられる
- 成長すること自体が自分自身の喜びとなる
1は他者に対する利点で、2は自分自身に対する利点です。
成長する意味って1だけを考えがちですが、自分の喜びでもあるんですよね。成長出来る仕事をし、成長してる実感が持てると、とても嬉しいものです。
そういう仕事ができることはとても幸せなことです。
今回は、そんな仕事ができる方法を考えてみたいと思います。
成長に必要な条件はチャレンジ
「成長とは何でしょうか?」
今よりもなんらかの知識や能力がアップすることですよね。
そのためには何が必要かと言うと、今までやっていないことにチャレンジすることです。
逆に言えば、同じことを続けていても、成長は望めないということです。もちろん、同じジャンルの仕事をしていても、以前よりも何か一つでも難しいこと、新しい取り組みがあれば、成長出来ます。
それが、ほとんどなく、今やってる仕事が「あぁ、これ前やったあの仕事と同じだな」という感じだと成長できません。それが、1年2年と続けば、成長して続けている人との差は大きなものとなります。
では、どうすればいいかというと、
定期的に仕事を変える
「同じような仕事の繰り返しだな」と感じてきたら、仕事を変えるべきタイミングです。
会社に配置換えを希望するとか、思い切って転職するとかをすると良いと思います。
こんなことを書いてますが、私も以前は同じような仕事の繰り返しだと感じていながら、
「楽だから、まぁいいか」
と6年半も同じ仕事を続けてしまったことがあります。
まぁ、これはこれで、一つの仕事を続けることで、いろいろな仕事(上流工程やチームリーダーなど)を任せてもらえるようになっていい経験にはなったのですが、エンジニアとしての成長を考えるともっと早く別の仕事に移った方が早く成長出来ただろうなと反省しています。
仕事を変えるって、ちょっと勇気がいるので、躊躇していたのですが、実際にやってみたら、たいしたことなかったんです。
仕事を変える時には、次何をやるかがポイントですが、どう選べば良いかには明確な基準があります。
自分が興味のあるやりたい仕事を選ぶ
「この仕事は将来需要がありそうかな?」
「キャリア的に評価されそうな仕事は何だろうか?」
などと考えるのではなく、
「自分がやりたいか?興味があるか?」
で選ぶべきです。その方が、「成長出来る」からです。
興味がない仕事をしても、嫌々やっている状態なので、好きでやっている人に比べて、成長出来ません。あまり興味がないけど、評価されそうだからと嫌々やってる仕事では自ら能動的に学ぶこと等できませんからね。
それに対して、好きで選んだ分野の仕事であれば、プライベートで本屋に行った時にも、その分野の本に自然と手が伸びますし、ネットサーフィンしてる時にも、気づいたらその分野の記事を読んでいます。
「自分がやりたい仕事、興味のある仕事をする」
これが一番重要です。
興味のある分野は後で変わっても全然OKです。私の場合、元々業務システムやWeb系の仕事をしていたのですが、2年前ゲームの開発に興味がわいて、Unityというゲームエンジンの技術を学びました。それで、ゲームの開発の会社で2案件ほど仕事をしたのですが、途中で興味が薄れてきたので、今は再びWeb系の仕事をしています。
ゲームの技術や仕事を知ることで再びWeb系の仕事に戻った際にも見え方が変わりました。Web系でももっとビジュアルの凝ったものや動きのあるものを作ろうって発想になったんです。
仕事を変えるのは簡単
仕事を変えると言っても、ITエンジニアの仕事の基本は変わりません。業務システムでもWebサービスでもスマホアプリでもゲームでもソフトウェア開発の基本は同じなので、案外かんたんに転身出来るもんなんです。
一度別の分野に転身すると、分野を横断するのに躊躇がなくなります。仕事を変える勇気が持てて、より自由な仕事の仕方が出来るようになるんです。
ですから、「この仕事やってみたいな」というのがある方は、ぜひトライしてみてください!