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プログラマーが残業しないで帰る方法

2014年12月1日に投稿 → に更新 仕事術 アフィリエイトリンクを含みます

定時帰りできて喜ぶ女性

プログラマーって、いつも遅くまで残業して休日出勤も頻繁にあるというイメージがありますが、みんながみんな長時間労働をしているわけではありません。

現に私は10数年プログラマーをやっていますが、そこまで長時間労働をしていません。ふだんは基本定時にあがっています。納期前などで忙しい時は残業しますが、ピーク時でも23時前には帰っています。休日出勤は、ほぼありません。

入ったプロジェクトがたまたま暇なプロジェクトばかりだったというわけでもありません。私以外の人は遅くまで残業していたり休日出勤してるプロジェクトもありましたからね。

自分が残業しない分を他の人がやってくれているという見方もできますが、そうではないと考えています。なぜならば、私は自分なりの方法を意図的に活用することで残業を減らしているからです。

その方法を紹介します!

残業する理由を取り除けばいい

何事にも原因・理由といういものがあります。あなたが残業する理由はなんでしょうか?

多くの場合、以下の3つに集約されます。

  1. 仕事が終わらない
  2. 周りの人が残業してるので帰りにくい
  3. 残業代を稼ぎたい

それでは理由別に対策を考えていきましょう!

理由1. 仕事が終わらない

仕事が終わらない原因を考えてみましょう。

大抵の場合、仕事が多すぎることが原因です。

解決策として以下のようなものが考えられます。

  1. 作業スピードを速くする
  2. 納期を伸ばす
  3. 担当する仕事を減らす

一つ一つ見ていきましょう!

解決策1 作業スピードを速くする

作業のテンポを上げると生産性が上がります。

今まで自分がやっていたスピードよりも少しテンポを上げることを試みます。

PCを使った仕事ならばキーボードをたたくスピードを速くしてみるとそれにつられて思考スピードも上がります。

しゃべる時もゆっくりしゃべるのではなく、ふだんよりも少し速くしゃべるだけで、その他の行動も連動して速くなります。

つまり、テンポを速くすると頭の回転が速くなってすべての行動が速くなるんです。これだけで、生産性がぐんと上がります。

解決策2 納期を延ばす

作業スピードを上げても仕事が終わらないようであれば、納期を延ばす交渉をします。

この方法の欠点は納期を延ばすことができない仕事が多いということです。そこで次の策です。

解決策3 担当する仕事を減らす

納期を延ばすことができない場合、担当してる仕事を減らせないか考えます。

上司やチームリーダーに正直にキャパオーバーで、自分が今担当している仕事は自分一人では締め切りまでに終わらせることはできないと伝えます。

するとまともな会社であれば、他の人に担当を分散させる等の対策が取られます。

他の人の仕事が増えてしまって迷惑だから、こんなことはできないと思うかもしれませんが、他の人も全く余裕がなければ断りますし、逆に自分が他人の仕事を手伝う場合もあるのですから気にすることはありません。

正直にキャパオーバーだと伝えても、ただ「頑張れ!」とか「なんとかしろ!」としか言われない場合もあります。その場合、私だったら転職を考えます。

フリーランスになって仕事を自分で選ぶようになって分かったのですが、いい会社ってたくさんあるんです。いい会社なのに、有名企業でないため、思うように人が採れてない会社がいっぱいあります。

ですから、精神論や根性論で無理な仕事を強いるような職場で仕事をすべきではないと思います。変な話ですが、いい会社がかわいそうだなって思うんです、いい会社なのになんで人採れないんだよって。

理由2. 周りの人が残業してるので帰りにくい

同調圧力の強い日本社会において、周りの人が残業してるのに自分だけ早く帰ると罪悪感を感じてしまいがちです。

この問題は、フォーカスする視点を変えるだけで解決します。

帰ってからやることを用意する

例えば、定時の30分後に人と会う約束があったら帰らざるを得ないので、罪悪感も感じないですよね?

自分だけ帰ることへの罪悪感よりも、待ち合わせに遅れないことに気持ちがフォーカスするからです。

視点を変えると見えるものが変わります。退社してからやるべきことがあると、そのやるべきことに意識がフォーカスします。周りの人を気にしていた時には見えなかったものが見えるようになるんです。

本来、早く帰ることは良いことです。残業代という経費を会社に払わせないから早く帰る社員の方が会社にとってありがたいんです。

職場の人にとっても、あなたが早く帰ることで、早く帰りやすい雰囲気になるので、これまたありがたいことなんです。

それに「時間が有限である」ということを忘れてはいけません。今という瞬間は、今しかありません。今できること、今やりたいことをやるべきです。

理由3. 残業代を稼ぎたい

残業代を稼ぎたい理由は何でしょう?

  • 買いたいものがある
  • なんとなくお金を貯めたい
  • 残業代なしでは暮らせないような贅沢な暮らしをしている

等があるかと思います。

どんな理由であれ、残業してお金を稼ぐのは合理的ではありません。

なぜなら、残業とは時間をお金に変える行為だからです。それよりは、給料の高い会社に転職した方が絶対いいと思います。

同じ仕事をしていても、所属している会社が違うだけ年収が100万円以上違うことは全然あります。

私の場合、新卒で入った会社は無名の零細SIerでした。入社3年目の年収は320万円でした。その次の年転職したら、年収が440万円になったんです。やってる仕事はほとんど同じです。客先常駐で業務システム開発する仕事です。使ってる技術も作るシステムも同じようなものです。

しかし、年収が100万円以上違うんです。残業時間も転職してからのほうが少なくなりました。

私は専門学校卒なので高学歴でもないですし、特別仕事ができるわけでもありません。しかし、転職して年収アップと労働環境の改善ができたのですから、やってみたら案外いけるもんなんです!