プログラマーSEとして『着実に生き残る』方法

      2016/12/20

年功序列や定年みたいなものがなくなって、いつリストラされるかわからない、会社が潰れるかもしれない、いつ職を失っても食っていけるように準備すべきだみたいな話はよく聞きますよね。

プログラマーの場合、そういった失業リスクとは別に「35歳定年説」というものがあります。

この説は今となっては完全に否定されていますが、35歳はまだまだいけるとして、「40代50代になった時に技術の進歩について行けるか?」という懸念は払拭されていません。

そんなことも踏まえて、職業人として着実に生き残る方法を考えてみたいと思います。

2つの生き残り戦略

大きく分けて2つ方法はあります。

1. 時代に合わせて需要のあるスキルを身につける
2. 長く残りそうな技術・業種を選ぶ

1. 時代に合わせて需要のあるスキルを身につける

この方法を取る場合、その都度新しいことを学んでいかなければならず、ついていけるかどうか不安という懸念点がありますが、実際はどうでしょう?

ふつうに考えたら、知識が多いほうが、何かを学ぶ時に楽なはずです。年取れば取るほど知識は増えていくのですから、より学びやすくなるはずです。

なのに年取って新しいことを学べなくなっていくようであれば、それは知識や能力の問題ではなく、学ぶ意欲・モチベーションなどの心の問題です。

年取ったら、だんだん新しいことに興味がなくなっていく、これは十分ありえます。

それともう一つの原因が考えられます。

年取ると頭が固くなってしまって、古い知識にとらわれてしまうということです。

「技術の本質は変わっていない」は不勉強の言い訳?

私が若手社員の頃に仕事をしたベテランエンジニアは「IT技術の本質は変わっていない」とよく言っていました。その人の書いたJavaコードはstaticメソッドばかりでした。いわゆるstaticおじさんですね。

「本質は変わっていない」っていうセリフは年配の人ほどよく言う印象ですが、このセリフがどうも「新しいことを学ばない/理解できない言い訳」になっているような気がします。

いわゆる老害なのかもしれません。もちろん本質は変わっていないというのは確かです、言い訳に使うのはよくないって話です。

ともかくこの問題はその人の姿勢・精神の問題ですよね。学ぶ姿勢、学びたい意欲がある人はモチベーション不足にも頭固くもならないですし、学ばない言い訳もしないですからね。

「自分はどちらのタイプだろう?」と考えてみましょう。

毎日嫌々仕事をしているという人は意欲の低いタイプかもしれません。しかし、それも、学びたい仕事に移れば、180度変わるかもしれません。

誰だって、興味のある仕事をしてたら、自然と学びたい気持ちになります。ですから、誰でもモチベーションの高いエンジニアライフをおくることは可能なんです。

2. 長く残りそうな技術・業種を選ぶ

COBOLという古いプログラミング言語があります。今でも金融システムなどでは使われています。40年前くらいに就職した人はCOBOLだけのスキルで定年退職までいけたわけです。

40年前に比べれば、コンピュータの技術革新のスピードは上がり、かつてのCOBOLのようなこれだけ覚えれば定年まで安泰というものはないように感じられますが、メジャーな技術がそう簡単になくなるとも考えられません。

JavaやPHPは30年後も使われているか?

おそらく30年後も使われていると思います。主流でなくなってる可能性は十分ありますが、全く使われなくなってるということはないと思います。

今ならJavaで就職する先はたくさんありますが、別のものが主流になれば当然求人数はぐんと減ります。

COBOLも主流だった頃は求人がたくさんありましたが、今は求人の絶対数がぐんと減っています。しかし、COBOL技術者数自体も減ってるので、職の見つけやすさは案外変わってないかもしれません。

つまり、需要と供給のバランスが重要なので、需要の多いものを追いかけてもいいし、供給の少ないもの(エンジニア数の少ないもの)を追いかけてもいいと思います。

どっちみち、結果はその時になって分かるものなので、「長く生き残るであろう技術を選び、それしかやらない」っていう選択はリスクの高い賭けだと思います。

なので、職業人として着実に生き残るって意味では、様々な技術・スキルを身につけたほうがいいと思います。

ただし、これは年齢にもよります。

年令による生存戦略の違い

今50歳の人が新しい技術を今から学んでいく必要はないかもしれません。定年まで10年間だから、10年間今の仕事があればいいとの考えからです。

これが「今22歳でこれから就職します」って人なら、いろいろな仕事をやっていくというキャリアプランを考えたほうがいいと思います。

プログラミング言語だけでなく、作るプロダクトの種類も様々なものをやっていったほうがいいでしょう。

Webアプリケーションのサーバーサイドを担当して、PHP → Ruby → Javaのように言語を渡り歩いていくというのもいいですが、もっといいのは、Webのサーバーサイドをやったら、次はWebのクライアント側・フロントエンドエンジニアやってみたり、そこからPhotoshopやIllustratorなどを学んでWebデザインにも精通し、その後スマホアプリ・ゲームの分野へ転身し、その後はAIやIoT・ビックデータもやってみるみたいなキャリアを積めたら、どうなっても生き残れると思います。いろいろなことにチェレンジ出来て楽しいでしょうしね

私の場合、業務システム開発 → Webサービス → スマホゲームと渡り歩いていきたのですが、次はどうしようかなと考えています。

実際、こうして多分野を渡り歩いてみると、「やってやれないことはないな」と思います。

むしろ、問題になるのは能力ではなく意欲の方です。

生き残れるかは『能力」よりも「意欲」による

他分野に移ること自体を目的化することは出来ません。やはり自分が「やってみたい!」と思うことじゃないと学ぶ意欲はわきませんからね。

なので、「これ面白そうだな!」と思うものを見つける、そしてそれにチャレンジする、そして何より、自分に自信を持つ、これがいちばん重要なことです。

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