プログラマーSEで転職が難しい人と簡単な人の差はコレ!
「正直自分のスキルが他社で通じるのか不安…」
「転職先の職場にうまく溶け込める自信がない…」
転職ってしたことない人にとってはとても不安ですよね。
私もはじめは不安だったんですけど、思いきって転職してみたら「案外いけるな!」と自信を持てました。その後、計3回転職して、その都度年収やスキル・キャリアを伸ばすことができました。
これらの経験から、ITエンジニアの転職はかんたんだと思っています。
求人数自体が多いですし、ITエンジニアのスキルのほとんどは会社が変わっても流用できるものだからです。
とはいえ、人によって転職が難しい人もいます。
今回は「転職が難しい人とかんたんな人の差」を紹介します。
スキル・経歴は見せ方を工夫する
職務経歴書をうまく書ければ書類選考を突破できる
転職の最初の難関は書類選考です。プログラマーSEの書類選考は履歴書よりも職務経歴書で行われます。
学歴よりも、職務経歴です。学歴の場合、学校名を書くだけですが、職務経歴は、ただプロジェクト名と担当工程を書くだけではありません。
自分がアピールしたいことをさりげなく盛り込みます。
例えば以下のような経歴を書くとします。
【システム概要】
家電ECサイトの商品情報表示機能の開発
【担当フェーズ】要件定義、設計、実装、テスト
【チーム人数】10人
【担当業務】要件を分析して設計へ落とし込み、実装、テストをした。
この最後の行に工夫したこと等のアピール内容を入れると良いでしょう。「~テストをした。」に続けて、
などと、工夫したことを書いておくととても良いアピールになります。
転職が難しい人とかんたんな人の差はこういうちょっとした工夫をするかどうかなんです。
受け答えのうまさ
天性のものなのか、経験的に身につけたのかはわかりませんけど、話すのがうまい人っていますよね。
同じスキルレベルの人ならば、話がうまい人の方が面接では有利なんじゃないかと思いますよね?
しかし、話のうまさと面接での受け答えのうまさは別物です。
コツは、読んで字のごとく相手の話を「受けて、答える」ことです。
面接官が質問してきたら、「相手は何を知りたくて、この質問をしてきたのだろう?」と考えてみてください。
基本的に応募者を採用するかを見極めるために質問をしているはずですから、「うちの会社でこの人は活躍できるだろうか?」という思いで質問しています。これがわかると、答えるべき内容が見えてきます。
例えば、「チームリーダーの経験はありますか?」と質問して来たら、「うちの会社に入って、チームリーダーをやってもらいたい」という意識が見えてきます。
ですから、この質問には
「メンバー5人と小規模のチームでしたがリーダーをやったことがあります。初めてだったので勝手が分からなかったので、チームのメンバーとよく話し合って仕事のやり方を決めていったら、とてもうまくいきました。」
あるいは、リーダー経験がない場合は、
「まだありませんが、先輩にすごく尊敬できるチームリーダーがいて、その人のやり方を見習って将来自分もその先輩のようなリーダーになれるよう勉強してます。」
というような答えをすると良いでしょう。
相手が自分にどんなことを期待してるかを理解すれば、どんな質問でも、的確な受け答えができるはずです。
続いて入社後について考えてみましょう。
入社後、早く職場にとけ込めるかの差
「新しい人間感になじむのが苦手」って方は多いかと思います。得意だって人の方が少数派でしょう。
これまた、少し考え方を変えるとかんたんに新しい職場に溶け込めます。
職場は『仕事をする場』であり、『友達を作る場』ではない
↑こう考えるだけでうまくいきます。
よくある間違えを紹介します。新しい職場に入って、早くとけ込みたいあまり、
- ウケを狙って面白いことを言おうと頑張っても全然ウケない…
- 自分を楽しい人間に見せようとして、元気に明るく振る舞っているのに、周囲の人は仲良くしてくれない…
こんなことってありませんでしたか?私はあります。何度か転職するうちに、これが間違いだと気が付きました。
新しい職場では、淡々と仕事すればいいんです。仕事をきちんとこなせば周囲の人はあなたを信頼します。に意識して話しかけなくても、打ち合わせなどで自然とコミュニケーションは発生します。
変に意識して自分を良く見せようとすると、不自然なふるまいをしてしまいがちです。すると、相手も「なんだこの人、変な人だな…」と引いてしまうわけです。
- 会社は仕事をする場所だから基本は仕事に集中する
- 話す時は明るく、にこやかな表情を少し心がける
これくらいで十分です。仕事で信頼を得る前からウケを狙った発言をしてもスベるだけですからね。
これで新しい職場にとけ込めるかの不安もなくなったかと思います。
転職すると仕事も生活も変わって、いろいろなチャンスが広がります。ここで紹介したちょっとした工夫をすれば、あなたもかんたんに転職できるはずです。ぜひトライしてみてください!