プログラマー・SEが転職してストレスのない職場へ行く方法
「嫌味な人が多くてうんざり…」
「気難しい人がいて胃が痛い…」
IT業界は仕事が忙しいせいか、人間関係がピリピリしてる職場がよくあります。
時間に追われていると心に余裕がなくなって、
- 言い方がきつくなってしまう
- 責任のなすりつけ合いをしてしまう
という悪循環になってしまいます。といっても、全ての職場がそうではありません。
私はこれまでに、
- 業務システム
- Webサービス
- スマホゲーム
と様々な職場で仕事をしてきました。
ストレスの多い職場もあれば、ストレスがほとんどない気持ちのいい職場もありました。
そんな経験を踏まえて「職場選びのコツ」を紹介します。
激務じゃなくてもストレスはある
IT業界は「労働時間が長いからストレスが多いんだ」と考えられがちですが、そうとも言いきれません。
私が以前仕事をした家電ECサイト開発の職場は定時が過ぎて1時間くらいすると社員の3分の2は帰ってるような残業の少ない職場でしたが、ストレスは多い職場でした。
アンフェアな職場はストレスが多い
チームリーダーがアンフェアな人で
- 自分のミスを棚に上げて、
- 人のミスにはこっぴどくお説教する
人だったんです。
「なんでこんなこともできないんだ?」などという、言ってもしょうがないことをみんながいる前で大声で怒鳴っていました。何の解決にもつながらない無意味なお説教です。
チームリーダー自身も、PMや顧客から厳しいクレームを受けているようで、そのストレスをチームのメンバーにぶつけて解消してるように見えました。
私がお説教を食らうことはなかったので、静観していたのですが、ある日、チームリーダーの指示がいい加減なせいで手戻りが発生して納期の間に合わない事態になってしまいました。「なんで間に合わないんだよ!!!?」と言われたので、
「あなたの指示ミスで手戻りが発生して余計に時間が掛かったからです。あなたはそうやってよくチームのメンバーを非難しているけど、あなたの指示があいまいなせいで生産性が下がってますよ。」
と返答した所、黙り込んでしまいました。チームリーダーは一言返されたくらいで何も言い返せないくらい正当性のないことを言っていたんです。
この一か月後、私は別チームへ移動となりました。PMからは「チームリーダーのAさんについては前々から問題があると思ってるんだけど、今すぐに辞めさせるわけにもいかないのでしばらく様子を見ているんだ」と言われました。まぁ、仕方がないですね。
ということで、ストレスのない職場の条件は「フェアな職場であること」なんです。
フェアな職場は上下関係ではなく役割分担
私が以前参加したスマホゲーム開発のプロジェクトは、とてもフェアで気持ちの良い職場でした。
各チームにはリーダーがいてPMもいるのですが、それが上下関係ではなく、役割の違いだと感じられたのです。その理由はリーダーの人たちの謙虚さにあります。
リーダーがメンバーに仕事をお願いするという態度だったんです。偉そうに威張って指示をするのではなく、
- 「○○をやってもらえますか?」
- 「作業内容はよく分かりましたか?」
という話し方なんです。職場の雰囲気もとても良くて、みんなにこやかな顔で仕事していました。
納期前は夜遅くまで仕事しましたが、不思議とそこまできつく感じないんです。人間関係が良いからなんでしょう。
では、どうやってフェアな職場を見分けるかと言うと…
面接官や、すれ違う社員の『表情』に注目
面接時に面接官や、通路ですれ違う人の表情をよく見てみましょう。
- いきいきとしている人
- 笑顔の人
- 眉間にしわを寄せてる人
- 疲れてる人
意識して観察すると人によって様々な表情をしていることがわかります。
何人かの顔を見たら、「この会社に共通してる表情はなんだろう?」と考えてみるのです。
この会社の人は全般的に
- 忙しそうな顔をしている
- 明るい顔をしている
- しんどそうな顔をしている
などの特徴が見えてきます。
表情の共通点がその会社を表しています。「良い表情してるな!」と思った会社があなたにとってストレスのない会社です!
私の場合、この方法で会社を選ぶようになってから、良い職場に巡り会えるようになりました。ぜひやってみてください!