プログラマーSEが食いっぱぐれる可能性と食いっぱぐれる人の特徴
ITエンジニアの仕事は今後も需要が高く食いっぱぐれることはないだろうと言われています。
私も基本的にそう思ってます。
とはいえ、食いっぱぐれる可能性を考えてみることも有用だと思うんです。
食いっぱぐれる可能性や食いっぱぐれる人を考えてみると自分がそうならないための対策ができますからね。
そんなわけで今回は「食いっぱぐれ対策」です。
プロジェクトをクビになる人はよくいる
ITエンジニアで会社を解雇された人を見たことはないですけど、プロジェクトをクビになる人はよく見ます。
プロジェクトに入ってしばらく仕事したけどダメで、別の人と変えてくれとなるパターンです。
そうなる原因を一言で言うと、
「期待された役割を果たせなかったから」
ってことです。
「勤怠が悪くて遅刻や休みが多い」
って理由で切られるケースもありますが、多くの場合は、役割を果たせなかったことにあります。
「役割」これ、この問題のキーワードです。
期待される役割は少しずつ変わる
キャリアを積むことでだんだんと求められる役割は変わっていきます。
20代の時には、自分に任された仕事をきちんとこなせればよかったのが、30代になったらリーダーシップを発揮して若手の社員の指導もしてほしい
といった感じにです。
40代50代となると
- プロジェクトを仕切ってほしい
- 会社の一部署の運営を任される
といった感じに責任や権限が増えていきます。
もちろん、30代40代50代でも何か自分のタスクの専門性を極めていくような仕事もあります。
そういうスペシャリスト系の仕事では他人をマネジメントすることは求められないかもしれません。
そうではなく、マネージメント的な仕事を求められるようになったら、そこに対応してかなければなりません。
マネージメントはやりたくない?
例えば、チームリーダーをやりながら、自分のタスクも進めてほしいみたいなプレイングマネージャーの仕事を任された場合、自分のタスクだけでなく、メンバーの進捗も気にします。うまく進んでいないようであれば、相談に乗ってあげてうまくいくよう手助けをします。
「おれはマネジメントなんてやりたくない、エンジニア職をやっていきたいんだ」
と思っていても、会社からはマネージメント職を求められたら、やらないと、極端な話、食いっぱぐれます。
あくまで極端な話ですよ。マネージメントやらないから即クビなんてことにはならないでしょうけど、
- 会社が自分に求めている役割
- 自分がやりたい仕事
とのバランスを取ることはとても大事なことです。
そのためにも、今の自分に求められてることと今後求められていくであろうことを見極める必要があります。
自分より少しキャリアが長い人 = 先輩の働き方を見て自分も少ししたら先輩のような仕事をやってくことになるのかなぁっていうふうに見ておけば、早めに手が打てます。
「先輩がマネージャの仕事についたな、次はおれもか」と予想がついたら、
- マネージャ職に興味があれば、必要な知識を勉強するなどの準備をしておく
- マネージャになりたくないなら、上司に自分のキャリアプランを話しておく
と対応していけば、まず食いっぱぐれることはないかと思います。