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プログラマー・SEが転職する際の志望動機の例文3つ

2015年6月3日に投稿 → に更新 面接 アフィリエイトリンクを含みます

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「志望動機って難しいよな、なにが正解なんだろう?」
「志望動機なんて、本音言えば『給料良さそうで仕事楽そうだから』なんだけどな…」

志望動機って難しいですよね、本音をそのまま言ってしまうわけにもいきませんし、かといって教科書通りの内容だと印象に残りません。

私も何を言うべきか迷っていた時期があったのですが、三度の転職を経験した結果、何を話せばいいのか分かってきました。

志望動機の中に、自分のスキル・経歴のアピールとその企業で活躍する姿を入れればいいんです。

ということで、このエッセンスを含んだ「プログラマー・SEが転職する際の志望動機の例文3つ」を紹介します。

志望動機で企業が聞きたい答えとは?

志望動機とは

  • 応募者側から見ると「この会社で働きたい理由」
  • 企業側から見ると「この応募者を雇うべき理由」

です。

よって、

「私を雇うべき理由はこれです!」

と言えればいいんです!

採用担当者は良い人材ならぜひ採用したいわけですが、誰が良い人材なのか判断が難しいんです。

そこで「私はこんなに御社にマッチした良い人材ですよ」と伝わる志望動機を考えます。

例文1. 経歴と応募先企業でやる仕事を結びつける例

前職と同じ業種の企業に転職する場合の例です。

私は前職で、主にWebアプリケーションの実装をやってきました。Webアプリの実装であれば、大抵のことは対応できるスキルを身に付けております。

今後は実装技術のスキルを活かしながら、設計や企画・要件定義などの工程に参加して、実装面での知見を活かした提案をしていけたらと思っています。

御社はシステム開発を企画工程から手がけられているので、最も適した職場だと考え志望しました。

文章で書くと固い表現になりがちなので、実際はもう少し口語調にアレンジするとして、重要なポイントは、

  1. これまでの経歴を説明しつつ、
  2. それを御社でも活かすことができて、
  3. これまで以上の活躍ができるのが御社である

これらを述べていることです。

例文2. 経歴とは違う業種の企業に対して自分のスキルが適用できることをアピールする例

Webアプリの開発をしていた人がスマホゲームの会社に転職するような例です。少し表現の工夫が必要です。

私はこれまでWebアプリケーション開発の仕事をやってきました。

個人的にゲーム開発に興味があり休日などを利用して趣味でゲームを作っています。ゲーム開発は面白くWebアプリよりも情熱を注げると思いました。

ゲーム開発の技術もオブジェクト指向をベースにしてるという点で共通する部分が多いのでこれまでの仕事で得た経験と趣味の開発で得たスキルを活かして御社で仕事をさせてもらえたらと思い応募させていただきました。

心理学には、理由を述べると説得力が増すという理論があります。

理由を述べる効果は絶大!

例えば、コピー機を先に使わせてほしい場合に、

ただ、「コピー機を先に使わせて下さい。」

というよりも

急いでいるので、コピー機を先に使わせて下さい」

と言った方がOKをもらえる確率がずっと上がるそうです。

さらには、

ちょっとコピーしたいので、コピー機を先に使わせて下さい」

と言うだけでも、OKの確率が上がるそうです。

コピー機を使うのはコピーしたいからなのは当たり前ですが、そのような当たり前の理由であっても効き目があるんです。

人間には「~ので」に反応する性質があるということです。

よって、当たり前と思われるものでも志望動機に理由を入れたほうがいいんです!

ですから、

  1. これまでの仕事と応募企業での仕事の関係(共にオブジェクト指向技術を使っている点など)
  2. 応募企業での仕事に対する情熱(ゲーム開発に興味があり趣味で作っているなど)
  3. 1と2を活かして応募企業で活躍できる

というロジックになっています。

未経験からプログラマーになる場合も同様のロジック(趣味や独学で身につけたスキルのアピール)を使えます。

なんにせよ、(自分を雇うべき)理由を述べる、すると説得力が増すということがポイントです。

例文3. その企業への情熱を示す

これは少し例外的な内容ですが、実際使える場面はあります。

私が以前mixiという会社に応募した時のことです。当時のmixiはSNSで大ブレイクしてイケイケの状態でした(その後SNSのmixiは廃れて、スマホゲームのモンスターストライクで復活しました)。

私の場合、前職が業務システム開発で、mixiではWebサービス開発の求人への応募だったので、面接で志望動機を聞かれた際には、例文2のようなロジックでこれまでの経歴を御社でも活かせるという話をしました。

すると、

「これまでの経歴を活かせる会社であれば弊社(mixi)でなくてもいいのではないですか?mixiのサービスがすごく好きとかそういうことはないんですか?」

と聞かれました。

あまりに意外だったので、正直に

「もちろんmixiは好きでよく使っていますが、自分のスキルが活かせそうという点が一番大きいです」

と答えました。

結果は落選でした。仕事に必要なスキルがあるだけではなく「mixiのサービスが大好きであること」が必須条件だったのでしょう。

会社によっては自社サービス、製品に対する思い入れが必須条件である場合もあるということです。

ですから、当時以下のような志望動機を述べていたら受かっていたのかもしれません。

私はmixiを毎日使っていて、日記やコメントを書いて友達がどんどん増えて本当に楽しいなと思っています!

こんな素晴らしいサービスの開発に自分も関われたら嬉しいなと思い応募しました。

私はこれまでにJavaで様々なWebアプリケーションを開発してきました。御社の使用言語はPerlなので違いますが、基本は同じなのですぐに修得してmixiに貢献できるようがんばります!

自分流にアレンジして使って下さい!

いかがだったでしょうか?ロジックさえわかれば、自分流にアレンジして使えると思います。

人は理由を述べられると納得しやすくなります。

「この会社には、どんな理由を述べれば納得するだろうか?

それを考えれば答えが見えてきます。

ぜひ、参考にして転職を成功させてください。