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プログラマーSEの転職に『学歴』は必要か実体験を元に検証した

2016年3月29日に投稿 → に更新 キャリア アフィリエイトリンクを含みます

大学の建物

「おれ専門学校卒だけど、転職できるかな…」
「転職は、学歴より”職歴”じゃないの?」
「学歴を重視する会社もありそうだよな…」

「学歴社会は崩れ去った」と言う声もありますが、新卒採用では未だ出身校で選ぶ会社はたくさんあります。

偏差値の高い学校を出ている人の方が仕事ができる可能性が高いと考えるのはあながち間違えとも言えません。受験勉強ができたことは確かですからね。

私は専門学校卒で、3度転職を経験しています。低学歴ながら転職する度に会社のグレードを上げることができました。

ですから、偏差値の高い大学を出ていなくても「転職が可能」なのは確かです。

面接で学歴のことを聞かれることはほとんどありませんでしたが、稀にはありました。そんな経験を紹介します。

むしろ学歴が低い人の方が仕事ができる?

「まさか、そんなわけないだろ!?低学歴者の妄想じゃねーか!?」

と思われたかもしれませんが、実際こういうことはあります。

正確に言うと

同じ会社の社員なら学歴が低い人の方が仕事ができる

ということです。

例えば、野村総研の社員二人がいるとします。Aさんは東京大学卒、Bさんは日本大学卒。

どちらが仕事ができる人だと思いますか?

「東大卒の方が頭いいだろうからAさんのが仕事できるだろ?」と思いがちですが、実社会ではBさんの方が仕事ができたりするんです。

東大卒の人に聞いた話なんですが、野村総研は東大生にとって名前を書けば受かる会社なんだそうです(ホントかは知りませんがそう言ってました)。野村総研といえば、2ちゃんねるのIT企業就職偏差値で常に上位の会社ですが、東大生にとってはかんたんに入れる会社らしいのです。

それに対して日大卒のBさんは、人物として認められなければ入社することができません。「やる気があるとか、根性がありそうとか、努力家である」とかです。

つまり、東大卒のAさんは出身大学分の下駄を履いて受かったのに対して、Bさんは人間力そのもので受かったのです。

ですから、同じ会社の社員であれば、往々にして偏差値の低い大学あるいは専門学校卒の社員の方が仕事ができるという現象が起こるんです。

面接で学歴について聞かれた場面

滅多にないのですが、面接で学歴について聞かれたことがあります。その面接は割とリラックスした雰囲気の面接で話が横道にそれていろいろな雑談をしていました。

すると、「話を聞いていてとても知的な方だと思ったのですが、大学は出られていないのですね?何か理由があるんですか?」と聞かれました。

意外な質問に驚いたのですが、「高校3年生の時に志望校の過去問を見たら、あまりに授業でやっていたものとかけ離れていて、この問題を解けるようになるには相当勉強しなければならない、しかも、試験が終われば、ほとんどを忘れてしまう。だとすれば、大学受験で勉強する分を仕事の勉強に当てた方が絶対いい!そう考えて専門学校でプログラミングを学ぶことにしたんです。」

と答えました。すると、

「たしかにそうですね、私も受験勉強した内容なんて完全に忘れてます(笑)」

と言われました。まぁ、ただの雑談ですね。転職の面接で学歴が決定打になることはほぼないと考えていいでしょう。

求人情報に「大卒以上」って書いてある会社は?

以前、転職エージェントから紹介された求人に「大卒以上」と書かれているものがあったので、「大卒以上って書いてありますけど、応募していいんですか?私専門卒ですけど。」と聞いた所、

「ええ、大丈夫ですよ。書いてあるだけですから」と言われました。

この他にもリクナビNEXTでオファーメッセージが来た企業の求人にも「大卒以上」と書かれていたのですが、「オファーが来たくらいだから応募してOKなはずだよな」と考えて応募した所、書類選考を突破して面接まで行けました。

面接で「大卒以上って書いてありましたけど応募してよかったんでしょうか?」と聞いてみたら「ええ、もちろんです。一応書いてあるだけですから」と言われました。

「じゃあ書くなよ!」って感じですが、まぁ、そういうもんなんでしょうね。

なので、求人票に「大卒以上」って書いてあっても気にせず応募していいと思います。もちろん、ホントに大卒以上しかダメって会社もあるかもしれないですけどね。

なんにせよ、応募することにリスクはないので、じゃんじゃん応募すればいいと思います。