エンジニアが難易度の高い仕事に挑戦 or ギブアップの選択基準
私の分野はITではなく、半導体なのですが、ひとりのエンジニアとしてのご意見を伺いたいです。
先週より客先常駐でソニーの関連会社へ派遣されています。
前任者の退職によるその代替で行ってます。
そこでの仕事の難易度が高く、困っています。
仕事内容は、その前任者がやっていたところの設計なのですが、私は設計の経験値が少なく、また周りの人を巻き込みながら、仕事をしていくようなのですが、そのような経験もあまりありません。
この職場で上手く仕事を回すには、どうすれば良いでしょうか?
それとも、もうgive upして、べつの職種を探した方が良いでしょうか?
読者の方から相談メールをいただきました。
同じような悩みを持っている方向けに回答内容を一部紹介します。
この職場で上手く仕事を回すには、どうすれば良いでしょうか?
その仕事の経験値が少ないのであれば、わからないことを周りの人に質問して、協力を得ながら仕事をしていけばいいと思います。どんなに経験がある人でも自分一人で仕事ができるわけではないですからね。
私がやってきたITエンジニアの仕事も、
・業務システム
・Web
・ゲーム
と様々な分野があり、分野を移るごとに初心者に戻ります。当然経験も知識も足りない状態で仕事に入ります。
そんな時に私は、自分で出来るところまで仕事を進めて、壁にぶつかったら、その問題に詳しそうな人に聞く、ヒントを得て、また仕事を進める、これを繰り返すことで仕事をやり遂げています。
こちらの記事が参考になるかと思います。
それが結局のところ「周りの人を巻き込みながら、仕事をしていく」ことにもつながりますよね。
経験がないことをやる時は不安になりますが、新たなスキルを獲得するチャンスでもあります。
誰だって初めは経験がありません。キャリアを重ねるほど、「初めて」の機会が減っていきます。
楽に仕事ができるようになるともとれますが、新たなスキルを獲得するチャンスが減っていくともとれます。
そんな中、「初めての仕事」にチャレンジする機会を得られたのですから、とても幸運だとも言えます。
もうgive upして、べつの職種を探した方が良いでしょうか?
ご自身がその仕事をやってみたいかどうかで決めればいいと思います。その仕事を任されたということはそれをやる能力があると会社は判断しています。
取り組めばきっと出来るはずです。ですから、「あなたがその仕事をやってみたいか?」で決めればいいと思います。
「give up=諦める」という言葉を使っているということは、「(その仕事をやってみたい気持ちはあるけれど)諦めたほうがいいだろうか?」と迷われているのではないかと思われます。
やりたくない仕事に対してgive upとは言いませんからね。
諦めるのは、やってみた後すればいいことです。ですから、出来そうかどうかで迷っておられるのであればチャレンジされた方がいいと思います!