プログラマーSEが大手企業に転職する方法
「会社の業績が不安定すぎる、安定した会社に転職したい!」
そんな方は多いかもしれません。実際、大手企業の方が、仕事も楽で給料も安定してる傾向はあるでしょうからね。
私はこれまでに3回転職して、東証一部上場の大手企業に採用されたことがあります。その時の経験を踏まえて「大手企業に採用されるコツ」を紹介します。
昔ながらの大手企業に転職する方法
謙虚な姿勢をアピールしたら受けが良かったです。
昔ながらの大手企業は、いわゆる古き良きサラリーマン社会なので、素直な人柄が好まれます。ギラギラしてて改善策を鋭く提案するようなタイプよりも、素直に言われたことをやりそうなタイプが好まれます。
大手なので、そんなにがつがつしなくても、儲かりますしね。
自分の能力をアピールする時にも、あくまで謙虚な姿勢を貫きます。大企業の社員は変化は好まないので、今までと同じように仕事をしてくれる人を望んでいる傾向がありますからね。
私が勤めた2社目の会社は社員数5000名の東証一部上場企業でした。良い意味でおだやかな社風で改革者は求めてない感じがしました。
ベンチャー系大手企業に転職する方法
技術力をアピールしたら受けが良かったです。
ベンチャー企業は自社の製品・サービスによって、ビジネスの成否が決まります。技術力のあるエンジニアがいればビジネスの競争力が増します。そのため、技術力のあるエンジニアが優遇されるのです。
自分の技術で御社の製品・サービス向上にこんな貢献ができますということをアピールできればバッチリでしょう!
私の場合、フリーランスエンジニアになってから、ベンチャー大手企業の案件面接を受けた時には、自分の技術力や新しい技術へのチャレンジ精神を強くアピールして採用してもらえました。
大手SIerに転職する方法
上流工程やチームリーダー、マネージメント経験をアピールしたら受けが良かったです。
SIerのビジネスモデルは、エンジニアをクライアント企業に派遣して一人につきいくらという報酬を請求するものです。かんたんに言うと人材派遣です。
ですから、高単価で派遣できる人間を採りたいんです。
プログラマーよりも上流工程のSEやプロジェクトマネージャー、コンサルタントの方が高単価を請求できるので、自分がそのような仕事ができる、あるいはこれからそういう仕事をしていきたいことをアピールするのがいいと思います。
またSIerには、半人前のエンジニアもたくさんいて、そういうエンジニアも客先に派遣して仕事を覚えさせなければなりません。そのような半人前の人材をフォローして仕事を円滑に進められる人が求められています。
よって、
- チームリーダーやマネージメント経験
- 技術的リーダーシップ
- 後輩に技術を教えた経験
などをアピールできると良い評価を得られます。
キャリア不足・スキル不足を補う方法
アピールすべきキャリアやスキルがまだない場合は、「こういったことをやっていきたい」という意志表明するだけでも良いと思います。
私が25歳で転職活動した時には、上流工程やリーダー経験がなかったので、「御社に入ってそういった経験を積んでいきたいです!」とアピールしたら好意的に評価されました。
ちゃんとしたアピールの仕方をすれば、大手企業でも案外入れるものです。私の場合、学歴も専門学校卒ですし、特別技術力が高いわけでも、仕事の経歴が立派なわけでもありません。
それでも、東証一部上場の大手企業に入ることができたんです。大手企業だと社員食堂があったり、保養所とか福利厚生も充実していてやっぱ大手っていいなぁって思いました。
これを読んだあなたもきっとうまくいくはずです!