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プログラマーSEが転職して年収が下がる3つのパターン

2016年4月24日に投稿 → に更新 お金 アフィリエイトリンクを含みます

年収が下がって、しょんぼりする男性

「転職したいけど、失敗したくない…」
「転職して年収下がるとか意味わかんないよな…」
「どうしたら年収上がるのかなぁ?」

「年収あげるために転職したのに、かえって年収が下がった」なんてことになったら最悪ですよね。

私はこれまでに三度転職してますが、毎回額面の年収は上がりましたが、2度目の転職の時は、時給計算すると下がっていました。

私の会社歴は以下のような感じです。
→ 小規模システムベンダー(社員80人)
→ 東証一部上場独立系SIer(社員5000人)
→ 大手流通業グループIT子会社(グループ社員50000人)
→ フリーランス(Webサービス、スマホゲーム)

規模も業種も様々な会社で仕事をしてきた経験を踏まえて今回は「プログラマーSEが転職して年収が下がる3つのパターン」を紹介します。

パターン1 すでにそこそこの年収をもらってる

私が最初に入社した会社は小規模システムベンダー(社員80人)でした。この会社に4年半勤めて転職したのですが、最終年収は320万円でした。転職したら年収は425万円になりました。その後、この会社で年収540万円まで行った後、リーマンショックで70万円年収がダウンして、480万円になって、次の会社へ転職しました。

提示された年収額は550万円でしたが、残業代60時間込みの金額なので時給計算するとむしろダウンしていました。この時入社したのが大手流通業グループIT子会社(グループ社員50000人)でした。大手だからといって必ずしも労働時間が短いわけでも、時給が高いわけでもないということですね。

この経験を経て分かったことは、年収は500万円くらいまでは簡単に上がるけれど、そこから先は少し難しくなるということです。ですから、年収が400万円以下の人が転職すれば年収が上がる可能性は高いと思います。

パターン2 焦ってる時に転職する

「時給計算で下の会社になんて入社しなきゃいいじゃん、なんで入社したのよ?」と思われたかもしれません。おっしゃるとおりです。しかし、私は入社してしまいました。

焦っていたからです。

今振り返ってみると、当時は「とにかく70万円ダウンした年収を回復させねば!?」と焦っていて、冷静じゃなかったんです。

焦っていなければ、内定を辞退して転職活動を続けられたはずです。焦るとお金のことだけじゃなく、何事にも誤った判断をしてしまいがちです。

ですから、転職しなければならない状況になる前に、もっと前向きな理由で転職するのが良いと思います。「おれは締め切りが迫ったり、追い詰められてから力を発揮するタイプだ」という人でも、転職は追い詰められる前にした方が良いと思います(笑)

パターン3 職種・業種を変更する

これは必ずしもということではありませんが、例えば業務システム開発を10年やってきた人がスマホゲームの会社に転職した場合、年収が下がる場合があります。

その業界のことを一から学ぶ必要があるからです。同じ業界の経験者よりは年収水準を低くされる場合が多いと考えられます。

私も会社員時代は業務システム開発をしていてフリーランスになってから、Webサービスやスマホゲームのエンジニアに転身したので、希望する報酬額よりも低い単価で仕事を請けることになりました。

それでも、前職よりも景気のいい業界に転職すれば年収が下がらず、むしろ上がるパターンも多いと思います。いったん下がっても将来性のある会社であれば、その後上がっていくはずなので、それほど気にすることはないでしょう。やりたい仕事をするのが一番です!