プログラマーSEが最先端の技術についていけない時にすべきこと
2015年3月4日に投稿 →
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勉強法
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「リアクティブプログラミングって流行りそうだけど、ついていけない…」
「関数型言語流行りそうだけど、全然理解できない…」
プログラマーであれば誰しも最新の技術に精通していたいと思うものですが、全てを追うことは出来ないですし、今の自分には理解できない技術もあります。
私の場合、関数型言語は何度もトライしましたが、使い道が思い浮かばず、マスターできませんでした。
リアクティブプログラミングは今後メインストリームになりそうな気配を感じますが、今の所、使ってみたいと感じていません。
そうやって、何もせずにいるといつの間にか時代から取り残されてしまいます。
そんなわけで「最先端の技術についていけない時にすべきこと」について考えてみます。
Ajaxに乗り遅れたけど、数か月で取り戻せた
以前Ajaxが流行り始めた頃に、私も「これはいいな、メインストリームの技術になるな」と思いつつも、当時やっていた業務系システム開発の仕事では使うことがなく取り組んでいませんでした。
その後、時は経ち、すっかりAjaxが定着しきった2013年にECサイトの改修の仕事をしました。AjaxやJQueryがバリバリに使われているサイトでした。
そこで、私は今までAjaxに取り組んでこなかったつけを感じました。もっと早く取り組んでおけばよかったと。
ですが、やってみると別に難しいことはなく既存のコードを参考にして分からない所は検索して調べていったら、ふつうに仕事が出来たんです。
普及してから学ぶ方が簡単
普及したということは、誰でもわかるレベルにまで落ち着いたということです。
Ajaxも初めのころは直にXMLHttpRequestを操ることによる、ブラウザ間の挙動の違いによるバグ等に苦労したようですが、それが広く普及するにあたってprototype.jsやJQueryのようなブラウザ間の違いを吸収して簡単にAjaxやDOMを扱えるライブラリが生まれたわけです。
ですから、それらがすっかり普及した後から始めれば、簡単に追いつけるんです。
先端を行かなくても仕事は出来る
流行っているものを追いかけないと、時代に取り残され技術者としての価値がなくなってしまうかのように感じられますが、実際はそうではなく普及してから学んでもぜんぜん遅くはありません。
ただ、エンジニアとしては何か一つくらいは先端を追っていきたいので、興味のあるものとかピンときたものは先端を追ってみるのがよいと思います。
あとは、環境って大事で、職場に先端技術に詳しい人がいると仕事の打ち合わせや雑談を通して自然とキャッチアップすることができます。
そういう意味で今いる職場を見渡してみて、ここにいるとやばいなと思うようであれば転職を考えてみてもいいと思います。
私の場合、自分がやってみたい技術を使うために転職して、業務システム → Webサービス → スマホゲーム開発と幅広い業界・技術を経験することができました。
これを読んだあなたもぜひ一歩踏み出してみてください!