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プログラマーSEの転職に英語力は必要か?

2015年7月14日に投稿 → に更新 能力開発 アフィリエイトリンクを含みます

ENGLISHという形のクッキー

「グローバル化して英語必須って言われてるけど、全然実感がない…」
「新しい技術だと英語のページしか見つからない時あって英語力アップしたい…」

転職する際に英語がどれくらい評価されるのかって気になりますよね。

私はこれまでに3回転職して現在フリーランスのエンジニアをしています。その間、相当な回数の面接を受けてきました。

そんな経験を踏まえて、ITエンジニアの転職と英語について書いてみます。

仕事でどれくらい英語を使っているか?

私は15年程エンジニアをやっていますが、その中で英語を話した仕事は一つだけです。

それは、インドでオフショア開発するプロジェクトのマネージメントでした。そのプロジェクトは、既存のプログラムを新しいフレームワークを使用したコードに移行するものでした。移行の手順書を作ってインドのチームに渡せば、ほとんど機械的な作業だけで済むのでオフショアに出すのにちょうどいいだろうという目論見でした。

私は日本にて、日本に来たブリッジSEのインド人とやりとりをしました。通訳がいたので、基本的に私は日本語で話したのですが、直接英語で話す場面もありました。

15年仕事していて、英語を話したのは、この一度だけでした。

グローバル化して英語が必須になると言われていても、ITエンジニアの仕事では未だに英語を話す機会は極めて少ないと考えられます。

英語は話せなくても読めればいい

英語を話す機会は一度きりでしたが、読む機会は頻繁にあります。

UnityやNode.jsのような新しい技術を使った場合、日本語の情報が少なくて、英語の情報を読まなければならない場面が頻発します。

なので、英語を話す力よりも読む力が重要です。

ただ、JavaやPHPを使ってる限りは、ほとんど日本語の情報で事足りたので使用する技術や開発するシステムにもよると思います。

転職で英語力を評価されたことは?

面接で、「英語はどれくらいできますか?調べものとかで英語の情報しかない時があるので、英語が出来る人がいると助かるんですよ」などと言われたことがあります。ただ、これってあくまでオプション的な要素であり、英語力の有無で合否が決まるほど要求されてはいませんでした。

ただ、一度だけ明確に英語力が理由で落とされたことがあります。

それは楽天に応募した際のことでした。

当時、ちょうど楽天が英語を公用語化するというニュースが流れた時でした。
三次面接まで行っていたのですが、TOEICが600点以下の人は全員落選にしましたと連絡が来て、落選になってしまったんです。私のTOEICの得点は485点だったので全然足りてないので仕方ありませんけどね。

とはいえ、私は一人で海外旅行に10回以上行っており、普通の人よりは英語が出来る自負がありましたから悔しい思いをしました。

まぁ、これは例外中の例外的出来事なので、基本的には英語力で落とされることはないと考えてよいと思います。

もちろん、海外とのやりとりが頻発するような職種への応募であればこの限りではありません。

英語力をつけるために、そういった仕事へと転職するのも良い選択だと思います。私の場合、海外旅行でですけど、英語が通じるとパズルを解くような気持ちよさがあります。仕事で英語を使う環境にいれば、それが毎日あって楽しいと思います!