最近のPythonエンジニア求人の傾向と選び方
「Webだけじゃなく、データ解析系のライブラリも充実してるし!」
「Pythonの求人ってPHPやRubyに比べて少ないって聞くけど…?」
Pythonいいですよね。LL言語の雑談してるとRuby派とPython派で分かれたりしますよね。
私はどっちかというとRubyの方が好きですが、Rubyって凝った書き方ができるので、凝り過ぎた分かりにくいコードも書けてしまう問題があります。
一方「Pythonは誰が書いても同じコードになることを目指した言語」だと言われてます。
実際は全く同じになるわけでありませんが、同じようなコードになりやすいのは確かです。チーム開発をする上でコードのメンテナンス性が上がっていいですよね。
日本でのPython求人はPHPやRubyに比べて少ないといわれています。海外に比べて日本ではPythonの普及率が低いんです。これは、エンジニアのライバルが少ないという意味で、逆にチャンスでもあります!
そんなわけで今回は「最近のPythonエンジニア求人の傾向と選び方」を紹介します。
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求人タイプ1. Webサービスのサーバーサイド
調べた所、フレームワークはDjangoを使っている会社が圧倒的に多いようでした。というか、ほとんどの会社がDjangoって感じでした。私が見た範囲では、ですけどね。
Rubyの場合もフレームワークはほぼRuby On Rals一択ですが、PythonもDjango一択みたいですね。ちなみにDjangoはジャンゴって読むそうです。私はずっとドジャンゴだと思ってました(笑)
あと、PythonのバージョンはPython2の会社がまだ多いようです。Python3が出てずいぶん経ちますが、下位互換性やライブラリ・フレームワークの対応状況が原因で3へバージョンアップしてない会社が多いようです。もちろんPython3の会社もありましたけどね。
求人タイプ2. スマホアプリ・ゲームのサーバーサイド
こちらもWebサービスの求人と同じくフレームワークはDjangoで、Pythonのバージョンは2が多めでしたが、Python3の会社もそこそこありました。
Webとスマホのサーバーサイドの違いは、レスポンスがHTMLかJSONかの差だけなので求められるスキルセットはWebサービスのものとだいたい同じと考えていいでしょう。
求人タイプ3. 人工知能・ビックデータ・機械学習・データサイエンティスト
Pythonと言えば、人工知能・データ解析ってイメージもありますよね。実際、求人も多いみたいです。
スマホのニュースアプリGunosyもデータ解析にPythonを使っているようです。
データベースはMySQL、MongoDB、Redshift、RedisでログはFluentd、Amazon Redshift、Amazon Kinesisで収集してるそうです。
Gunosyなんかはまさにデータ解析して、ユーザーにおすすめのWebコンテンツを配信するアプリなので、データ解析がコア機能ですからね。
データ解析ってECサイトのレコメンドエンジンのように付加機能のイメージがあったんですが、今後はGunosyみたくデータ解析がコアバリューのサービスが増えていくんじゃないかと思います。
求人タイプ4. DevOpsエンジニア
OpenStackやCloudStackなどとの連携機能を開発する求人や、AWS上のWebサービスをDevOpsで管理する機能の開発などがありました。
こういうインフラツールの開発も楽しそうですよね。
Pythonは、サーバーサイド以外にもデータ解析やDevOpsなどの仕事があって、改めて面白そうだなと思いました!